◎オムニバス・ジャパン、新卒採用の応募者110名の個人情報含む書類流出
東北新社(本社:東京都港区)は17日、子会社であるオムニバス・ジャパン(東京都港区、以下同社)の新規学卒者採用にのぞんだ応募者の個人情報110名分がインターネット上に流出したと発表した。発表によると、流出した個人情報は、同社が2005年と2006年に実施した新卒採用に応募した110名分の氏名、年齢、性別、住所、電話番号、メールアドレス、学歴等。ネットで確認されている流出ファイルには、アニメーターやデザイナ―、システムエンジニア、プログラマー志望者らの自己紹介、面接官の内部評価、筆記試験の点数なども含まれていた。同社は採用選考の情報共有を図るため、これらの情報を部署内共有サーバーに一時保管していた。その一部が私物パソコンに保存され社外に持ち出され、当該パソコンのウイルス感染により流出したものとみられる。同社は、該当者に対し個別に連絡してお詫びと経緯説明をしている。
・リリースて[PDFファイル](東北新社)
http://www.c-direct.ne.jp/public/japanese/uj/pdf/10102329/20081017161743.pdf
◎中国三井不動産販売、顧客と取引先約150件分の個人情報を含む携帯電話を紛失
中国三井不動産販売(広島市中区)は16日、同社従業員が顧客と取引先約150件分の個人情報が登録された携帯電話を紛失したと発表した。発表によると9日、当該従業員が広島市内で鞄ごと携帯電話を紛失したという。同社は警察署へ届け出を行い捜索中だが、いまのところ発見には至っていない。該当する顧客と取引先には経緯を説明し、謝罪を行っているという。紛失した携帯電話には、顧客と取引先約150件分の氏名、電話番号が登録されていた。同社は社員教育を徹底し、再発防止に努めるとしている。
・リリース[PDFファイル](中国三井不動産販売)
http://corp.mitsui-hanbai.jp/news/2008/pdf/081016_chugoku.pdf
◎医療法人社団醫光会駒井病院、患者情報364名分流出
医療法人社団醫光会駒井病院(群馬県高崎市)は16日、同病院のリハビリ科職員の私有パソコンから、患者の個人情報が流出したと発表した。発表によると、当該職員が患者情報を保存したUSBメモリーを自宅に持ち帰ったところ、自宅のパソコンがウイルスに感染し、ファイル共有ソフトを介して情報が流出したという。3日夜、大手掲示板「2ちゃんねる」に流出情報が書き込まれ、事態が判明した。流出したのは、2005年1月から2007年55月、2007年11月から2008年9月までの入院患者364名分の氏名、住所、電話番号、病名、リハビリ計画書などの個人情報と、当該職員の研修報告書やリハビリ室内の写真など。
同院によると、すでに該当者やその家族へは連絡済みだという。
・リリース(駒井病院)
http://www2.wind.ne.jp/komai-h/osi01/osi01.html
◎ AT&Tジャパン、同報メールを「TO」で送りアドレス87件流出
ネットワークサービスのAT&Tジャパン(本社:東京都港区)は14日、電子メールの誤送信で顧客87名のメールアドレスが流出したと発表した。同社によると、今月3日に同報メールを送る際、本来ならば「BCC」欄に記載すべきメールアドレスを「TO」欄に記載したため、他の受信者のメールアドレスが見える状態で配信されてしまった。同社では、直ちに該当者に対して事情の説明と謝罪をし、当該メールの削除を依頼。今後は再発防止に向けて、メール配信時の手順の見直しと徹底、個人情報保護教育の強化に努めるとしている
・リリース(AT&Tジャパン)
http://www.jp.att.com/service/spi/sa_101408.htm
◎ 横浜市立小学校、児童31名の情報含む緊急連絡網紛失
神奈川県横浜市は13日、市立上瀬谷小学校(横浜市瀬谷区)の男性教諭(30歳代)が、児童31名の個人情報が入ったカバンを紛失したと発表した。市によると、教諭は10日午後7時に学校を退出した後、大和駅周辺の飲食店で飲食。帰宅時に自宅最寄駅を寝過ごし、湘南台駅で下車後、地下街で寝込んでしまった。翌11日の朝、カバンがなくなっていることに気づき、泉署管内和泉交番に紛失届けを提出。11日から13日にかけて駅や周辺でカバンを探したが見つからなかったため、教諭は13日午前11時25分に学校長へ報告、学校長は、午後0時5分に市教委へ連絡をした。カバンには、担任する児童31名の氏名と電話番号を含む緊急連絡網が入っていた。当該教諭と学校長は、児童宅を訪問して説明と謝罪を行うという。市では、教職員の個人情報にかかわる意識を高め、「個人情報の取り扱いに関するガイド」に基づいた継続的な研修を実施し、再発防止に努めるとしている。
・リリース[PDFファイル](横浜市)
http://www.city.yokohama.jp/ne/news/press/200810/images/phpWoLyCJ.pdf
◎ 損保ジャパン・システムソリューション、就職説明会に訪れた学生の個人情報含むカード16名分紛失
損害保険に係るシステムの開発を行う損保ジャパン・システムソリューション(本部:東京都立川市)は10日、就職説明会の際に学生が提出した、個人情報を含む「訪問カード」16名分を紛失したと発表した。同社によると、5日に開催された「みん就フォーラムin東京」で午前10時と同10時45分に実施した、同社の説明会の際に学生が提出した訪問カード16名分を紛失した。11時30分と午後の説明会で提出されたカードは紛失していないという。これまでに、個人情報の不正使用などの事実は確認されていない。同社は、採用活動における個人情報の安全管理ルールの徹底など、情報の適切な管理に努めて再発防止を図るとしている。
・リリース[PDFファイル](損保ジャパン・システムソリューション)
http://www.sompo-japan-sys.co.jp/data/tokyo_forum_info.pdf
◎ ユニクロ、地下鉄梅田店でクレジットカード売上票の控え333枚紛失
衣料品販売のユニクロ(東京本部:東京都千代田区)は10日、地下鉄梅田店(大阪市北区)において、2008年9月1日から9月30日までのクレジットカード売上票(カード会社控え)の一部が所在不明となり、調査の結果、誤って廃棄した可能性が高いことが判明したと発表した。同社によると、誤廃棄した可能性が高いのは売上票控え333枚で、顧客の署名、氏名、利用カード会社の名称、クレジットカード番号の下3桁を除く部分、購入金額と購入日が記載されている。同社では、同店の従業員が5日に売上票の確認作業を行った際、誤ってこれを廃棄した可能性が高いとみている。また、売上票控えにはカード番号の下3桁とカードの有効期限が表示されていないため、カードが不正に使用される可能性は極めて低いとしている。これまでに、情報が不正利用された事実は確認されていない。同社は、個人情報の取扱いと、その管理保管方法や廃棄方法等について、厳正に取り扱うよう指導を徹底し、再発防止に努めていくとしている。
・リリース(ユニクロ)
http://www.uniqlo.com/jp/corp/pressrelease/2008/10/101018_card.html
◎ 大成建設、299名分のマンション入居者情報含むメモリーを紛失
大成建設(本店:東京都新宿区)は10日、都内の分譲マンション入居者299名分の個人情報を含むメモリーを紛失したと発表した。同社によると4日、同社社員が、同社竣工の東京都中央区の集合住宅で、定期点検補修工事中に、メモリーの入った鞄を盗まれた。メモリーには、都内中央区、品川区、文京区、江東区の分譲マンションに入居している299名の氏名、部屋番号、マンション名や、そのうち86名の電話番号が保存されていた。同社は同日、所轄の警察署に届け出たほか、7日から当該入居者へ個別に事態の報告と謝罪を行っている。また9日、監督官庁の国土交通省に、今回の経緯等を報告した。同社は引き続き盗難物の捜索を行っている。今後は従業員への教育を徹底し、個人情報管理体制の強化と再発防止に努めていくという。
・リリース[PDFファイル](大成建設)
http://www.taisei.co.jp/MungoBlobs/584/926/20081010.pdf
◎名古屋工業大学、学生や卒業生4666名の個人情報を含むUSBメモリー紛失
名古屋工業大学(名古屋市昭和区)は10日、学生や卒業生4666名の個人情報を含むUSBメモリーを紛失したと発表した。発表によると、情報工学科の就職担当教員の下で業務を補助していたアルバイト従事者が、業務終了に伴う引継ぎのための手持ち資料として、学生の就職・進学状況の情報を記したUSBメモリーを8月29日に自宅に持ち帰り、9月5日に外出先で紛失したという。同月7日に警察や利用交通機関に届け出たが発見されていない。当該USBメモリーには、学部生3096名、大学院生1570名、計4666名の個人情報が含まれていた。情報内容は、情報工学関係の学部・大学院生1177名については、氏名、住所、電話番号、メールアドレス、進路(主として企業名)、内定の進捗状況など。その他の学部・大学院生3489名については氏名と学籍番号、学科・専攻名など。これらの情報がネットに流通したり公開されている事実は認められていない。同大は該当者全員に謝罪と事情説明の文書を学長名で発送した。また、今後は再発防止のため、責任体制や規定の整備、流出防止のためのシステム拡張、アルバイトなどを含めた指導の徹底を行うとしている。
・名古屋工業大学
http://www.nitech.ac.jp/
◎ NHK静岡放送局、個人情報を含む書類12枚が御殿場市からの送付過程で所在不明に
NHK静岡放送局(静岡市葵区)は10日、静岡県御殿場市役所から同局宛てに送られた放送受信料免除関係の書類12枚が、送付の過程で所在不明になったことを明らかにした。同局によると、紛失が判明したのは7日。御殿場市内の顧客の氏名と住所が記載された放送受信料免除申請書11枚と、放送受信料免除事由消滅届1枚のあわせて12枚がなくなった。同局と御殿場市では、担当部署の居室や郵送経路など関係するところを調べているが、まだ見つかっていない。該当する顧客には個別に会って謝罪をしたという。同局は、引き続き紛失した書類の調査を行うとともに、再発防止のため、個人情報の取り扱いに注意していくとしている。
・リリース(NHK静岡放送局)
http://www.nhk.or.jp/shizuoka/others/owabi_shizu01.html
・リリース(NHK)
http://www.nhk.or.jp/privacy/oshirase081010.html
◎ 東京マラソン事務局、ボランティア希望者など128名の個人情報入りPC紛失
東京マラソン(主催:日本陸上競技連盟、東京都)の事務局と、同大会ボランティアセンターの管理を行う笹川スポーツ財団(東京都港区)は10日、東京マラソン2009のボランティアを希望したり、問い合わせをした128名の個人情報を含むパソコンを紛失したと発表した。発表によると3日、笹川スポーツ財団の職員がノートPC1台を成田空港第2ターミナル駅発大宮駅行きの成田エクスプレス内に置き忘れ、新宿駅で下車。下車後、ただちに新宿駅に届けたが、大宮駅到着時にはなくなっていた。6日、大宮警察署に遺失物届けを提出し、JR東日本への確認も継続しているがPCは見つかっていない。同財団が事務局に紛失の報告をしたのは10日。PCには、9月24日から10月2日の間に同財団へ届いた、大会ボランティアについての問合わせや申込みのメール34件が保存されていた。メールに含まれていた個人情報は、128名分の氏名、住所、電話番号、勤務先、メールアドレスなど。そのうち103名分については性別、生年、携帯電話番号、職業、資格なども含まれていた。PCにはログイン用のパスワードが設定されている。事務局と財団は、該当者に封書で謝罪した。事務局では、同財団に個人情報管理を徹底するよう厳重に注意した。また、ただちにセキュリティに関する研修等を実施し、個人情報の適正な管理の徹底を図り、再発防止に努めるとしている。・リリース(東京マラソン事務局)
http://www.tokyo42195.org/2009/news/post_9.html
・リリース[PDFファイル](笹川スポーツ財団)
http://www.ssf.or.jp/release081010.pdf