◎原弘産、子会社で920名分の個人情報入りUSBメモリー紛失
不動産業、建設業、環境事業、高齢者介護事業などを展開する原弘産(山口県下関市)は19日、子会社の従業員が、920名分の個人情報を記録したUSBメモリーを紛失したと発表した。発表によると3日、同従業員が電車で移動中に、当該メモリーを収納した鞄を紛失した。当該メモリーには、顧客920名分の個人情報(氏名、住所、電話番号、家族構成)が記録されていた。鉄道会社および警察への届出を行ったが、現在発見には至っていない。現時点では顧客情報の不正使用の事実は確認されていないが、第三者が鞄を拾得した場合、顧客情報が流出する可能性がある。同社は該当顧客に対し、順次電話連絡等にて事実関係の報告、今後の対応及び謝罪を実施した。また、監督官庁である東京都へ紛失内容を報告した。同社は今後、USBメモリーの社外持ち出し禁止の徹底、USBメモリーのパスワードロックの設定、全従業員への個人情報管理の徹底を目的とした教育の実施を行い、再発防止に努める。
・リリース[PDFファイル](原弘産)
http://www.harakosan.co.jp/top_page/getPdf/wid/50/id/314
◎ 広島信用金庫、安芸中野支店で顧客情報1,169件を記載した書類紛失
広島信用金庫(本店:広島市中区)は2008年12月22日、安芸中野支店(広島市安芸区)において、顧客情報が記載された書類を紛失していたと発表した。同金庫によると、紛失したのは、顧客の氏名、住所、生年月日、電話番号、勤務先等が記録された本人確認記録書で、2003年4月1日から2005年3月31日までの間に同支店で作成した939件分と、2004年4月1日から2005年2月18日までに瀬野支店で作成した230件分。瀬野支店は2005年2月18日に廃店し、安芸中野支店に統合されている。口座番号や取引残高等、取引内容に関する情報は含まれていないという。紛失は、安芸中野支店で金庫内保管書類の確認を行った際に判明。同金庫では、内部調査の結果、2005年9月頃に誤って廃棄した可能性が高いため、外部へ情報が漏えいする可能性は極めて低いとみている。また、これまでに本件に関する外部からの問い合わせや、不正要求等は発生していないという。同金庫では、該当する顧客に経緯を説明する文書を送付し、専用の問い合わせ窓口を設けた。今後は再発防止のため、職員の意識向上を図り、顧客情報の管理の強化や取り扱いの厳正化に努めるとしている。・リリース[PDFファイル](広島信用金庫)
http://www.hiroshin.co.jp/news/pdf/osirase-1222.pdf
◎ヨネックス、723名分の顧客情報を含むパソコン紛失
スポーツ用品の製造販売とゴルフ場運営を行うヨネックス(東京都文京区)は22日、顧客情報723名分を含むパソコンを紛失したと発表した。発表によると、16日午前6時30分頃、奈良県生駒市内にて、出張中の同社営業員が業務用パソコンを紛失した。盗難の可能性が高いため、ただちに警察署に届けを提出したが、現時点で発見されていない。紛失パソコンには、同社ゴルフクラブに係わる10月~11月のフェアに応募した180名の顧客の住所、氏名、電話番号。および同社ゴルフのレンタルクラブサービスに申込んだ543名の顧客の氏名、住所、電話番号、携帯番号、FAX番号、メールアドレス、生年月日、勤務先名と住所、電話番号などが記録されていた。紛失パソコンはセキュリティ対策として、データが暗号化され、ユーザーIDとログインパスワードが設定されている。現時点では顧客情報が不正使用された事実は報告されていない。同社は該当顧客に文書を送付した。また、今後は社員教育を再徹底し、再発防止に全力をあげて取組むとしている。
・リリース(ヨネックス)
http://www.yonex.co.jp/info007.html
◎パナソニック健康保険組合、HPから問い合わせた80名分の個人情報が閲覧可能に
パナソニック(旧松下電器産業)グループ143社が加入するパナソニック健康保険組合(大阪府守口市)は19日、同健保ホームページの「お問い合わせ窓口」から問い合わせを行った80名の個人情報を含む記録が、今月1日から18日までの間、インターネット上で閲覧できる状態になっていたと発表した。原因は、1日にホームページの当該窓口の設定を変更した際、誤ってデータを閲覧可能な状態にしていたことによる。該当データは、ただちに閲覧できない状態に対策した。また、該当者には、ただちに事情を説明してお詫びをし、関係省庁へも報告した。同健保は、再発防止に向けて、職員に対する情報セキュリティ教育や管理体制の見直しを行っていくとしている。
・リリース(パナソニック健康保険組)
http://www.mhio.panasonic.co.jp/oshirase/owabi_20091219.htm
◎長野県飯島町、お知らせメールの誤送信でアドレス流出
長野県飯島町は18日、町政情報やイベント、防犯・防災情報などをメールで知らせる「いいちゃんメール」の誤送信で、登録アドレスの一部が流出したと発表した。「いいちゃんメール」はこれまで、ケーブルテレビのエコーシティー・駒ヶ岳(長野県駒ヶ根市)の協賛でビットユニオン(同)が提供する配信サービスを利用して運営していたが、配信システムが不正アクセス受け改ざんされ、8日付の配信メールに不正なリンクが書き込まれる問題が生じた。町では配信システムの利用を取り止め庁舎内から配信するようにしたところ、15日の配信時に操作を誤り一部の登録者のメールアドレスが表示される状態で配信してしまった。町では該当者に対し謝罪するとともに、配信メールの削除を依頼。今後は技術の熟達を深め再発防止に努めるとしている。
・飯島町のリリース2件
http://www.town.iijima.nagano.jp/cgi-bin/form-open.cgi?kgb0601&20081218141225
http://www.town.iijima.nagano.jp/cgi-bin/form-open.cgi?kgb0601&20081211142553
◎ アイ・キュー、MLの管理ミスで外部から投稿可能に~返信メール6通も配送
人材総合サービス「クイック」の子会社で、転職情報サイト「人材バンクネット」を運営するアイ・キュー(本社:東京都港区)は18日、人材バンクネットのメールマガジン購読者に無関係の中国語のメールが誤配信され、当該メールに対して返信した6名の問い合わせメールも他の会員に配送されたと発表した。同社がメールマガジンの配送に使用していたメーリングリストシステムは、特定のメールアドレス宛に投稿すると承認なしで配送されるようになっていた。投稿用のアドレスは非公開だったが、そのひとうがメールマガジンのヘッダ情報に挿入されており、今月16日に何者かが当該アドレス宛に中国語のメールを投稿。購読者の一部4万1989名に対して当該メールを配送してしまった。当該おメールの差出人には投稿用のアドレスが記載されていたため、それに返信した講読者6名のメールアドレスと氏名が記載された問い合わせメールも誤配送された。同社は誤配信の経緯を説明して謝罪するとともに、受信したメールの削除を依頼。システムを点検し、人材バンクネットに登録されている会員情報に対する不正アクセスや漏えいの痕跡がないことを確認したとしている。
・人材バンクネットのリリース3件
http://www.jinzai-bank.net/edit/info.cfm?disp=if030000809
http://www.jinzai-bank.net/edit/info.cfm?disp=if030000810
http://www.jinzai-bank.net/edit/info.cfm?disp=if030000811
・リリース(アイ・キュー)
http://www.iqiq.co.jp/news/2008/12/post_38.html
・リリース [PDFファイル](クイック)
http://919.jp/downloads/news2/jbn_kojinjoho_08.12.18.pdf
◎横須賀市上下水道局水道施設課、利用者50戸分の水道管路基本図を紛失
神奈川県横須賀市は18日、上下水道局水道施設課で、利用者50戸分の個人情報が記載された水道管路基本図(以下基本図)を紛失したと発表した。発表によると、16日に同課の職員が工事予定区域の基本図を持って現地調査に行った際に、ファイルに入れて持ち歩いていた他の地区の基本図1枚を紛失した。当該基本図には、50戸分の水道使用者の氏名、地番、水道メーターの設置位置が記載されていた。17日に現場付近を捜索したが、発見できなかった。18日から、紛失した基本図に記載されている顧客全員に対してのお詫びを開始した。本件は個人情報管理の甘さが事故の原因となったとし、同課は今後、職員に対し、現地調査時における個人情報の適正な管理を徹底するとしている。。
・リリース(横須賀市)
http://www.yokosuka-benri.jp/db/nagekomi/n100002891.html
◎玉野市、中学生徒90名分の個人情報含むSDカードが車上荒らしで盗難
岡山県玉野市は17日、市内の中学に勤務する教員が生徒の個人情報を含むSDカードを車上荒らしで盗まれたと発表した。14日に同市の玉原運動公園の駐車場で、教員の自家用車の窓ガラスが割られ、当該カードが入った鞄を盗まれたという。カードには、全校生徒90名分の氏名、成績などが含まれていた。同市は個人情報の管理が適切でなかったとし、今後は2度とこのようなことが起きないように、管理の徹底を図り、信頼の回復に努めるとしている。
・リリース(玉野市)
http://www.city.tamano.okayama.jp/webapps/www/info/detail.jsp?id=4006
◎JR西日本、33駅で約15万枚のクレジットカード売上票を紛失
JR西日本(大阪市北区)は16日、同社の全駅で売上票の保管状況を点検した結果、33駅で約15万枚のクレジットカード売上票を紛失していることが判明したと発表した。売上票に記載されている顧客情報は、氏名(署名)、カード会社略称、カード番号(2005年10月1日以降のものは下3桁が***表示)、有効期限(2005年10月1日以降のものは非表示)、取引金額など。同社は、各駅で保存期限を過ぎた帳票類の廃棄作業を行った際に、誤って一緒に廃棄処分したものと推定している。廃棄処分は確実に行われているので、個人情報が漏えいする可能性は極めて低いという。当該売上票の記載情報が不正利用されたという事実は確認されていない。同社は再発防止のため、帳票類の保管・廃棄法などについて厳正な取扱いを指導徹底していくとしている。
・リリース(JR西日本)
http://www.westjr.co.jp/news/newslist/article/1174032_799.html
◎筑後信用金庫、顧客277名分の個人情報を記載した伝票綴り紛失
筑後信用金庫(福岡県久留米市)は11日、顧客277名分の個人情報を記載した伝票綴りを紛失したと発表した。旧立花支店(2006年に八女支店へ統合)で、2004年8月26、27日に取り扱った2日分の伝票綴りで、記載されている顧客数は推定で277名。顧客情報の内容は伝票によって異なるが、氏名、住所、電話番号、生年月日、口座番号、届印など。調査の結果、保管期限が来た書類の廃棄処分を行った際に、誤って一緒に焼却した可能性が高く、外部流出の懸念は極めて低いという。本件に関する問合わせや外部からの照会等はない。同庫は今後、廃棄時の確認を徹底し、顧客情報の管理態勢を強化して再発防止に全力で取り組むとしている。
・リリース(筑後信用金庫)
http://www.shinkin.co.jp/chikugo/
◎ジェイコムウェスト、顧客1世帯分の情報を含む書類盗難
ケーブルテレビ事業のジェイコムウエスト(本社:大阪市中央区)は10日、顧客1世帯分の個人情報を含む書類が盗まれたことを発表した。同社によると5日、業務中の営業担当者が、営業用の原動機付自転車をトランク内に顧客1世帯分の加入申込書類を入れた状態で大阪市東住吉区内の歩道に駐車しておいたところ、この原動機付自転車を盗まれた。発生当日に警察署へ被害届を提出し、現在も捜索中だが、書類も原動機付自転車も見つかっていないという。加入申込書には、顧客の氏名、住所、電話番号、口座番号が記載されている。同社は、該当する顧客に事実を報告し、訪問して謝罪した。また、再発防止に努めるとしている。
・リリース[PDFファイル](ジェイコムウェスト)
http://www.jcom.co.jp/jcom/kansai/topics/whatsnew/_22473.html
◎ドットコモディティ、60名分のメールアドレスと名前が食い違い誤送信
オンラインで商品先物取引受託業を行うドットコモディティ(東京都渋谷区)は16日、60名分のメールアドレスと名前が食い違った状態で誤送信したと発表した。発表によると、同社は15日21時過ぎ、顧客に対し、商品取引に関するアンケートを電子メールで送信した。その際に事業譲渡を受けて取引が始まった顧客には、宛先に顧客の名前を記載して送信したが、うち60名は宛先の名前が誤った状態で送信されてしまった。原因について社内調査を行った結果、事業譲渡に伴うデータ統合作業で、約70名の顧客については処理の一部を手入力で行っており、このときメールアドレスを誤入力したことが判明した。現在、修正作業は完了しているという。同社は顧客にお詫びをするとともに、全社をあげて防止策に努めていくとしている。
・リリース(ドットコモディティ)
http://www.commodity.co.jp/news/release/20081216a.html
◎足立区の特養人ホーム「プレミア扇」、Googleマップで利用者情報92名分流出
社会福祉法人白寿会(東京都足立区)は16日、特別養護老人ホームプ「プレミア扇」、および老人デイサービスセンター「プレミア扇」を利用した92名分の個人情報がGoogleマップ経由でインターネット上に流出したと発表した。発表によると、流出したのは、2007年9月13日から2008年7月9日にかけて、同施設のショートステイならびにデイサービスを利用した人のうち92名分の氏名と住所。送迎時の利用を目的として、氏名と住所をインターネットの地図検索機能サービスであるGoogleマップに登録したが、このとき設定を適切に行わなかったため、一般に公開されてしまった。2007年9月13日から2008年12月8日までの間、当該個人情報は外部より閲覧可能な状態になっていた。12月8日に、事実の確認をし、当該情報の削除を行った。同会は、該当する92名とその家族に個別に説明とお詫び、被害状況の確認をするとしている。また、原因究明と再発防止に向けて、業務や内部体制、情報システムの見直しを図り、職員への周知徹底に努めるとしている。
・リリース[PDFファイル](社会福祉法人白寿会)
http://www.100.or.jp/pdf/001.pdf
◎旭化成ホームズ、退職社員が顧客情報285件を持ち出しDM送付
住宅やマンション、リフォーム事業などを展開する旭化成ホームズ(本店:東京都新宿区)は15日、退職した元社員が285件の顧客情報を持ち出してDM送付などに使用したと発表した。発表によると、今年11月30日付で同社を退職した元社員が、在職時に担当・管理していた顧客情報285件を退職時に持ち出し、その宛先に、新たな就職先名による挨拶状を郵送した。今月5日、該当挨拶状を受領した顧客からの連絡で事態が発覚した。流失した情報は、当該元社員が担当した同社建物所有者の氏名、住所、電話番号の個人情報56件。同じく担当していた見込み顧客の氏名、住所、電話番号の個人情報229件。同社は、該当する285件の顧客に対し、事情説明と謝罪を個別に行う。また、元社員の転職先企業へも通知し、該当個人情報を利用しないよう確認をする。今後は、社内教育の徹底により、再発防止の徹底に努めるとしている。
・リリース[PDFファイル](旭化成)
http://www.asahi-kasei.co.jp/j-koho/20081215.pdf
◎大阪信用金庫、顧客情報276件を記載した伝票綴を紛失
大阪信用金庫(大阪市天王寺区)は15日、顧客情報276件を記載した伝票綴を紛失したと発表した。事務処理適正化のために行っている営業店の臨店検査で判明したもので、10月に上福島支店で、11月に東湊支店で、それぞれ伝票綴1冊の紛失が明らかになった。記載されていた顧客件数は、上福島支店110名分、東湊支店166名分、合わせて276件で、情報内容は、氏名、住所、生年月日、電話番号、口座番号、取引金額など。内部調査の結果、誤廃棄した可能性が高く、外部への情報漏洩の懸念は極めて低いという。現時点では本件に関する外部からの問合せ等の問題は発生していない。同庫は今後、再発防止に努めていくとしている。
・リリース(大阪信用金庫)
http://www.shinkin.co.jp/osaka/about/news/news201215.html