◎東海大学、学生の個人情報含む教員のノートPCが盗難
東海大学(神奈川県平塚市)は14日、同学の教員が学生の個人情報を含むノートPCを盗難により紛失したと発表した。発表によると、12日、同教員が駅のコインロッカーにノートPCを預け、戻ってみるとなくなっていた。ただちに警察へ盗難届けを提出したが、現時点では発見されていない。当該PCに保存されている学生の個人情報が流出して不正使用されたり被害が発生したという事実は確認されていない。同学は該当する学生に対し、事情説明とお詫びを行うとともに、教職員に対して情報機器の管理と個人情報保護について周知徹底し、再発防止に努めるとしている。
・リリース(東海大学)
http://www.u-tokai.ac.jp/TKDCMS/News/Detail.aspx?code=news&id=2389
◎山形大学生活協同組合、1万3807名分の個人情報含むUSBメモリー紛失
山形大学生活協同組合(山形県山形市)は13日、組合員などのべ1万3807名分の個人情報を記録したUSBメモリーを紛失したと発表した。発表によると、紛失は同学の理事宛てに郵送された匿名の手紙で判明した。USBメモリーの管理が甘く、紛失しても気がつかない実態があったという。紛失した個人情報の内訳は、2002年から2005年まで5年間の卒業予定組合員9422名分、1998~2004年のレンタル布団利用者396名分、LPガス利用者(現在と過去)2489名分、売掛利用の教職員と生協職員974名分、仲介物件賃貸者335名分、2002年~2008年に勤務したパート職員187名分。情報内容は、氏名と入学・卒業予定年だけものから、氏名、住所、電話番号、生年月日、実家の住所や電話番号まで含むものまで対象によって異なる。同組合は山形警察署に遺失物届けを提出したが、現在のところ回収には至っていない。いまのところ個人情報の二次的な被害については確認されていない。同組合は、今回の事態の最大の要因は、個人情報の取り扱いがずさんであったこととし、とくに作業後のデータを消去せず蓄積させていたことが被害拡大につながったとしている。同組合は対象者に、お詫びと流出した可能性のある個人情報の項目を郵送する。また。至急「個人情報保護基準」を策定し、再発防止対策を完了するとしている。
・リリース(山形大学生活協同組合)
http://www.yamagata.u-coop.or.jp/
◎早稲田総研インターナショナル、メール誤送信でメルアド357件流出
早稲田総研インターナショナル(東京都新宿区)は12日、セミナー開催の案内メールを誤送信し、メールアドレス357件が流出したと発表した。発表によると、同社社員が11日午後3時1分、開催セミナーに関する連絡事項を顧客宛てにメール送信した。このとき、送信先メールアドレス357件について、BCCにて送信するべきところ、誤ってTOで送信したため、他者のメールアドレスが受信者全員に見える形で送信されてしまった。流出情報には、メールアドレス以外の個人情報は含まれていない。送信直後に気づき、ただちにメール受信者全員にお詫びと当該メールの削除を依頼した。
同社は今後、システム的対応や社員への注意喚起等を含め個人情報保護に努めるとしている。
・リリース(早稲田総研インターナショナル)
http://www.w-int.jp/2009/03/post-7.html
◎京都社会保険事務局、同僚2人の記録を興味本位で閲覧した調査官を減給処分
京都社会保険事務局(京都市下京区)は11日、社会保険に関する記録を業務外目的で閲覧したとして、同局運営課業務管理室の調査官を同日付で減給処分にしたと発表した。発表によると、同調査官は昨年12月26日、同僚2人の記録を興味本位で閲覧した。処分内容は減給3月。また、調査官の監督者に対しては、同局運営課業務管理室長に対して厳重注意(文書)、同局長および運営課長に対して厳重注意(口頭)の処分を行った。同局は、個人情報保護研修を実施するなど職員意識の啓発を行うとともに、管理・監視を徹底するなど再発防止に努めていくとしている。
・リリース[PDFファイル](京都社会保険事務局)
http://www.sia.go.jp/~kyoto/pdf/zimusyori210311.pdf
◎但馬信用金庫、顧客情報を記載した資料1件をFAX誤送信
但馬信用金庫(兵庫県豊岡市)は11日、顧客情報を記載した資料1件を誤操作で他の金融機関にFAX誤送信したと発表した。発表によると、顧客から営業店に依頼があった事柄を調査するため、本部に預金元帳を請求したところ、本部から請求店へFAX送信する際に、職員の操作ミスで「同報」操作を行ってしまい、送付すべき営業店以外にもFAXが送信された。FAXに記載されていた情報内容は、顧客氏名、口座番号、定期預金残高、取引店舗名。誤送信先は金融機関で、即日、送信資料を全て回収することができた。漏えいした顧客には通知・説明をした。同行は全従業員に対しFAX操作の再周知を行うなど、再発防止に向けて全力をあげて取組むとしている。
・リリース[PDFファイル](但馬信用金庫)
http://www.tanshin.co.jp/a/pdf/owabi-fax.pdf
◎ネッツトヨタ東京、顧客情報212名分を含む業務用PCを紛失
TOYOTA車の販売・リース等を行うネッツトヨタ東京(東京都港区)は9日、顧客情報212名分を含む業務用PCを紛失したと発表した。発表によると、保存されていた顧客情報は212名分で、情報内容は顧客氏名、住所、電話番号、車両情報(車両登録番号)。同社は以前からパソコンからの情報漏えいに備え、暗号化、二重パスワード管理などの安全対策を講じてきており、今回の盗難に際しても顧客情報の漏えいはないと確信しているという。同社は今後、これまで以上に顧客情報保護を徹底していくとしている。
・リリース(ネッツトヨタ東京)
http://www.netz-toyota-tokyo.co.jp/09_0309_info.pdf
◎ ジューテック、顧客や社員の個人情報66件を登録した携帯電話紛失
住宅建材のジューテック(本社:東京都港区)は9日、顧客や社員の個人情報66件が登録された社用携帯電話を紛失したと発表した。同社によると、同社社員が5日と6日に東京都と浜松市へ出張し、自宅に戻った後、会社貸与の携帯電話を紛失したことに気付いたという。紛失判明後、ただちに携帯電話の利用停止措置をとり、9日には警察へ紛失届を提出したが、まだ見つかっていない。携帯電話には、顧客36件の氏名と電話番号および、同社社員30名の氏名と電話番号が登録されていた。情報が外部に流出した事実は確認されていないという。同社は、該当する顧客に個別に通知して謝罪。今後、個人情報の管理を徹底し、再発防止に努めるとしている。
・リリース[PDFファイル](ジューテック)
http://www.jutec.jp/jutec/press/pdf/2009pdf/h21_0309.pdf