◎ NTT東日本山形支店、工事関連情報29件を別の顧客にFAX誤送信
NTT東日本山形支店(山形県山形市)は24日、委託先の工事会社が顧客情報を記載した工事関連書類を誤って別の顧客にFAXで送ったと発表した。発表によると、誤送信した工事関連書類は法人7件と個人22件で、顧客名、電話番号、工事内容などが含まれていた。今月17日に誤って送付したことが判明し、誤送信先に事情を説明して謝罪するとともに書類をすべて回収。流出してしまった顧客に対しても、個別に事故の説明と謝罪を行っているという。同支店は、再発防止に向けて情報管理の強化を図り信頼回復に取り組むとしている。
・リリース[PDFファイル](NTT東日本)
http://www.ntt-east.co.jp/yamagata/new/090324fax.pdf
◎ 国際システム、不正アクセス受け製品紹介サイトから個人情報流出のおそれ
システム開発や管理運営などを行う日本ユニシスグループの国際システム(沖縄県那覇市)は24日、同社の製品紹介用ホームページが不正アクセスを受けたと発表した。発表によると、16日午前11時頃、「らくらく」と「じんじん」のサーバー機に何者かがネットワークを通じて不正侵入した形跡が確認され、製品紹介サービスを全て停止した。当該サーバ機器には、2005年1月以前にサービスを利用した顧客の個人情報が残っていたが、これまでのところ顧客情報の不正利用などは報告されていないという。同社は、該当者に事情の説明と謝罪を行うとともに、事故についての調査を進めており、状況が分かり次第、随時報告するとしている。
・リリース[PDFファイル](国際システム)
http://www.isd.co.jp/pdf/090324information.pdf
◎東邦液化ガス、2907件分の顧客情報を記載した預金口座振替届出書控え等を誤廃棄
東邦液化ガス(本社:愛知県名古屋市)は3月23日、四日市市などの北勢地域の顧客2907件分の個人情報を記載した預金口座振替届出書の控えや社内資料を誤廃棄したと発表した。発表によると、同14日、同社北勢営業所で事務机などの入れ替え作業を行った際、当該資料を保管していた袖机を誤って廃棄してしまったことが、同18日に判明した。同社によると、誤廃棄した書類は廃棄処分業者で圧縮・切断のうえ溶解処理を行っているため、情報漏えいや外部流出の可能性はないという。誤廃棄したのは、預金口座振替届出書(氏名、住所、口座番号、金融機関名等を記載)の控え897件分、ガスの開栓・閉栓情報の帳票(氏名、住所、電話番号等を記載)1426件分、、ガス使用量などが記載されたリスト(氏名、住所、電話番号等)584件分。同社は顧客情報の管理を厳格に行うなど、再発防止に努めるとしている。
・リリース(東邦液化ガス)
http://www.tohoekika.jp/company/oshirase.html#o_07
◎ ロイヤルホスト、福岡の店舗でポイントカードの入会申込書217名分を紛失
ファミリーレストラン「ロイヤルホスト春日店」(福岡県春日市)を運営するロイヤル西日本は23日、同店の顧客217名分のポイントカードの入会申込書を紛失したと発表した。発表によると、紛失したのは同店で2月4日から2月26日の間にホスピタリティーポイントカードに入会した顧客の入会申込書で、氏名、住所、性別、電話番号、生年月日、会員番号が記載されていた。同店で受領後、本部で確認するまでの間に紛失したものとみられ、調査を行ったが発見できず、該当者を特定することもできないため、心当たりのある人はカードを持参の上、同店従業員に申し出るよう呼び掛けている。
・リリース[PDFファイル](ロイヤル西日本)
http://www.royalhost.jp/information/release_090323.pdf
◎ 富国生命保険、長野県保険医協会の会員リスト1347名分を紛失
富国生命保険相互会社は19日、松本支社(長野県松本市)で長野県保険医協会の会員リスト1347名分を紛失したと発表した。発表によると、昨年4月、団体定期保険の普及のために同協会から会員リストを預かった。今月12日、リストを返却しようとしたところ紛失していることが判明した。リストには、同協会の会員1347名のタカナ氏名、勤務先住所、名称などが記載されていた。社内調査の結果、誤ってシュレッダー廃棄した可能性が高く、外部へ流出した可能性は低いという。同社は、該当者に対し詫び状の送付と事情説明を進めており、今後は再発防止に向けて管理体制を強化し、顧客情報の管理を徹底するとしている。
・リリース[PDFファイル](富国生命保険)
http://www.fukoku-life.co.jp/news/download/20090319.pdf
◎神奈川県茅ヶ崎市、法人4社と個人9名分の税納付済通知書を紛失
神奈川県茅ヶ崎市は19日、市税の納付済通知書16件を紛失したと発表した。通知書には、氏名と通知書番号、納付額が記載されていた。発表によると、紛失したのは2月18日に三井住友銀行が収納した法人4社と個人9名分の通知書。市の収納代理金融機関として同行が納められた市税と通知書を受け取り、2月20日に同行の東京公金センターが市の指定金融機関である横浜銀行茅ヶ崎支店に通知書を郵送したが、同支店で受領が確認できず所在不明となった。市は三井住友銀行に控えてあった通知書の原符を用いて納付済みの事務処理を行うとともに、今月18日までに該当者に対して事情の説明と謝罪を行った。今後は、金融機関間での受け渡しを確実にするため、郵送の場合はすべて書留郵便で行うこととしている。
・リリース(茅ヶ崎市)
http://www.city.chigasaki.kanagawa.jp/newsection/hishokouhou/houdou/090319/noufusumifunshitsu.html
◎フリーセル、社員が帰宅途中にJR山手線で個人情報含むPC紛失
ポータルサイト事業等を行うフリーセル(本社:東京都渋谷区)は18日、社員が帰宅途中に個人情報を含むパソコンを紛失したと発表した。発表によると、同社社員が15日、帰宅の際に携帯していた会社貸与のパソコンを紛失したことに気付いした。ただちにJR山手線の駅員に紛失物の確認をすると共に、16日午前中に警察へ紛失届を提出したが、まだ発見されていない。紛失パソコンには、得意先の会社名、住所、代表者氏名、電話番号、メールアドレス、メール履歴、および同社社員のメールアドレス、メール履歴が含まれていた。当該パソコンには、ユーザIDおよびログインパスワードが施されており、現時点では情報の不正使用等は確認されていない。同社は今回の原因は社用パソコンの持ち出しであるとして、今後、個人情報管理の徹底を図り、全社をあげて再発防止に努めるとしている。
・リリース(フリーセル)
http://www.freesale.co.jp/company/news/pressrelease/pc.html
◎住宅金融支援機構、書類誤送付と紛失、メール誤送信など事故3件を発表
住宅金融支援機構(本店:東京都文京区)は18日、書類誤送付と紛失、メール誤送信など個人情報紛失事故3件を発表した。発表によると、顧客情報が記載された書類の誤送付は、宛先を間違えたもの2件(個人2名分)、封筒と送付する書類を間違えたもの1件(個人2名分)で、誤送付した書類は速やかに回収した。電子メールの誤送信は1件(個人4名分:勤務先、名字)で、送信先に削除を依頼した。顧客情報を記載した書類の紛失は1件(個人2名分)で、誤廃棄した可能性が高く、情報が外部へ流出する懸念は極めて低いという。これらの事故の関係者にはすべて事情説明とお詫びをしている。同機構は、組織全体での点検活動等を通じ再発防止に努めていくとしている。
・リリース(住宅金融支援機構)
http://www.jhf.go.jp/topics/h20/topics_20090318a.html
◎横浜市、利用者情報を記載した施設利用申込書1400件の紛失放置が判明
横浜市は18日、利用者情報を記載した施設利用申込書1400件を紛失し放置していたことが判明したと発表した。発表によると、横浜地域職業訓練センターの施設利用申込書が紛失しているとの投書が9日、広聴相談課に届いた。雇用創出課の職業訓練担当係長に事実確認をしたところ、2006年度及び2007年度の施設利用申込書が所在不明となっているることがわかった。所在不明書類の件数は、2006年度が672件、2007年度が728件。記載されている個人情報は、利用者の住所、氏名(法人は名称、代表者氏名)、運営責任者氏名、連絡先電話番号、利用日など。当該書類が所在不明であることは、2008年4月に同課の職業訓練担当職員が気づき、担当係長に報告。同係長は、前年度まで訓練センターの運営業務を委託していた横浜市勤労福祉財団に問合せたが、財団事務所内に見当たらないとの報告を受けた。7月頃まで書類の整理・捜索を行ったが見つからないまま、「外部に流出することはない」と考えて報告しなかったという。同係長が上司に報告したのは、広聴相談課から投書に関する質問を受けた翌日の10日だった。その後7日間、雇用創出課と財団が捜索したが、発見できなかった。市は、住所・連絡先など利用者の特定ができるものについて、事実報告と謝罪をする。また、書類の引継ぎや問題が発生した場合の上司への報告など連絡体制について周知徹底し、書類や個人情報管理について職員研修を行うなど再発防止に努めるとしている。
・リリース(横浜市)
http://www.city.yokohama.jp/me/keizai/happyou/h20/210318.html
◎八十二銀行、ローン契約者への送付書類590件に別顧客の「取引照合表」混入
八十二銀行(長野県長野市)は17日、590名の顧客に郵送した「カードローンお取引照合表」に、他の顧客宛ての照合表を混入させ、誤郵送していたと発表した。発表によると、12日、照合表を受取った複数の顧客より取引店に対し、他の顧客の照合表が混入している旨の連絡があった。印刷・封入・発送処理を委託していた日本IBMに職員を急派するなどして調査を進めた結果、日本IBMから再委託していた外部会社において、封入機の操作担当者が設定を誤ったことにより誤封入され、そのまま発送されたことが判明した。誤封入により混入した照合表には、氏名、住所、カードローン口座番号、カードローン取引履歴等が記載されている。原因等が判明した13日以降、誤郵送した590名の顧客(自身の照合表に加え、他の顧客の照合表の一部が混入)を営業店担当者が個別に訪問し、謝罪と事情説明のうえ、他の顧客の照合表の回収を進めた。16日現在で499 件(84.6%)終了し、590名の内210 名の顧客については開封前に郵便物を回収することができたという。同行は、外部委託先に対する監督不行き届きによるものとし、今後は委託先も含め顧客情報の厳格な取扱を徹底し、再発防止に努めていくとしている。
・リリース(八十二銀行)
http://www.82bank.co.jp/
◎FM小田原、元パーソナリティがリスナーの個人情報を持ち出しDM送付
FM小田原(神奈川県小田原市)は17日、プレゼントに応募したリスナー2名の個人情報が元パーソナリティにより不正使用されたと発表した。発表によると、昨年12月、同社ウェブサイトの問合わせフォームより、番組プレゼントに応募した際に記載した住所宛てに、同社とは無関係のイベントのダイレクトメールが送信されてきたという情報が寄せられた。事実確認と調査を行った結果、番組を担当していた元パーソナリティがプレゼントの応募用紙(メール/FAX)に記載されていた個人情報を不正に持ち出し、ダイレクトメールを送付していたことが判明。同社は該当するリスナーに、昨年12月中に「お詫びとお知らせ」の連絡をした。その後、番組関係者への報告、再発防止策の実施が完了し、中止していた番組プレゼント募集を再開したという。同社は現在、個人情報を含むデータは閲覧者を限定し、番組に寄せられたメールやFAXは放送終了後に速やかに処理している。また、番組の全関係者に対してデータの所持状況等を確認し、所持の場合は削除させ、個人情報に関する誓約書を取り交わした。今後はさらにセキュリティ対策を徹底し、再発防止に努めるとしている。
・リリース[PDFファイル](FM小田原)
http://fm-odawara.com/pressrelease/2009/2009vol4.pdf
◎鳥取県、県営住宅入居者243世帯分の個人情報や家賃滞納記録を含むUSBメモリー紛失
鳥取県は16日、行政監察監建設事業評価室の職員が、県営住宅入居者243世帯分の個人情報を含むUSBメモリーを紛失したと発表した。発表によると、11日に同職員が米子に出張した際、当該USBメモリーを入れたセカンドバッグを紛失。昼ごろに気づいて米子駅に届け出、同夕には米子警察署米子駅前派出所へ届け出たが、まだ発見されていない。USBメモリーに保存されていた個人情報の内容は、2007年3月時点の入居者(世帯主)の氏名、入居年月日、号室、家賃額。および滞納金管理状況の記録として、2006年3月から2007年3月までの間に滞納金があった入居者情報も含まれる。現時点では、個人情報が外部に流失したという情報はない。県は13日夜から14日にかけて、該当する県営住宅入居者に対し、訪問によるお詫びと説明を行った。県外に転出している該当者には今後も継続して実施する予定だという。県では記録媒体の持ち出しを原則禁止とし、持ち出す場合には所属長の許可が必要としているが、十分に認識されていなかったとして研修等により改めて徹底する。県は本年度、情報政策課において「USBフラッシュメモリ取扱要領(案)」を作成し、運用開始に向け準備を進めてきたところだという。
・リリース(鳥取県)
http://db.pref.tottori.jp/pressrelease.nsf/webview/A499FDD8BC26E1334925757B000BFDCE?OpenDocument
◎ 東京観光財団、求人応募者5名分の履歴書紛失
東京の観光やコンベンションの振興を行っている東京観光財団(東京都文京区)は16日、同財団の職員が求人応募者5名の履歴書の写しを紛失したと発表した。発表によると、12日午後6時頃、面接の準備のために履歴書の写しを持ち帰った職員が帰宅途中のJR線の電車内に、履歴書の写しを入れた鞄を置き忘れた。30分後に帰宅し置き忘れに気付いてJRに問い合わせるなどしたが、これまでのところ発見できていない。履歴書の写しには、応募者の氏名、現住所、電話番号、写真、学歴・職歴、免許・資格、志望動機が記載されていた。財団は該当者に対し事情を説明して謝罪。警察に遺失物届を提出するとともに、紛失書類の捜索を続けており、今後は財団職員に対する個人情報管理の徹底を図り再発防止に努めるとしている。
・リリース[PDFファイル](東京観光財団)
http://www.tcvb.or.jp/japanese/lostandfound.pdf