◎中兵庫信用金庫、顧客情報7名を含む書類4件を紛失
中兵庫信用金庫(兵庫県丹波市)は22日、顧客7名の個人情報が記載された「金銭消費貸借証書」などの書類4件を紛失したと発表した。発表によると、紛失した書類は営業店の金庫室に保管されていたが、現物照合したところ紛失が判明した。他の書類にまぎれてシュレッダーか焼却処理によって廃棄された可能性が高いという。紛失した書類は、1991年3月契約の「カードローン申込書」、2000年4月契約の「教育ローン取引契約書」、2004年4月と2005年10月契約の「金銭消費貸借証書」の4件で、顧客7名分の氏名、住所、生年月日などの個人情報が記載されていた。同金庫は該当顧客に対し、状況説明とお詫びをした。同金庫は今後、個人情報が記載された書類の取り扱いについて全職員に改めて注意喚起し、再発防止に努めるとしている。
・リリース[PDFファイル](中兵庫信用金庫)
http://www.nakashin.co.jp/contents/pdf/news/00000071.pdf
◎高島屋、横浜店学校制服売場で「承り伝票」123名分を紛失
高島屋(本社:大阪市中央区)は22日、同社横浜店(横浜市西区)の6階学校制服売り場で顧客123名分の「承り伝票」を紛失したと発表した。発表によると、紛失が判明したのは、2008年12月13日から2009年1月12日までに夏服を購入した顧客25名分と、2009年1月27日から同3月9日までにコートを購入した顧客98名分の「承り伝票」。伝票には、顧客の氏名、住所、性別、電話番号、学校名などの個人情報が記載されていた。また、7名の顧客についてはクレジットカード番号も記載されていた。同社は該当顧客に個別に経緯の説明と謝罪を行った。同社は今後、管理体制を強化し、全社をあげて再発防止を徹底していくとしている。また、本件についての問い合わせ窓口を設置して対応にあたる。
・リリース(高島屋)
http://www.takashimaya.co.jp/about/excuse/090522/index.html
◎ 兵庫県東播磨生活創造センター、メルマガの誤送信でアドレス81件流出
兵庫県東播磨生活創造センター(兵庫県加古川市)は5月21日、メールマガジンの誤送信で登録者のメールアドレスと氏名81名分が流出したと発表した。同センターによると、5月19日午後3時過ぎ、同センターの指定管理者「シーズ加古川」の職員がメールマガジンの登録者81名にイベント情報を配信する際に、本来ならばメールアドレスを非表示にすべきところを、誤って表示した状態で送信してしまった。夜になって誤送信に気付き、全員に対して謝罪のメールを送信。翌20日には、電話番号が把握できた19名に電話で謝罪したという。センターでは今後、メール送信時に複数の職員によるチェック体制をとるとともに、メールを同時に個別送信できるソフトを導入するなどして再発防止に努めるとしている。
・リリース[PDFファイル](兵庫県)
http://web.pref.hyogo.jp/contents/000127660.pdf
◎三菱UFJ証券、顧客情報約5万人分の不正持ち出し事件で経過報告
三菱UFJ証券(本社:東京都千代田区)は20日、同社の元社員が顧客情報約5万人分を不正に持ち出し事件で、その後の取り組みと経過説明を行った。発表によると、顧客情報の流出が確認された名簿業者および勧誘業者に対し、同社代理人弁護士から「違法に流出した名簿を利用した営業活動の中止と名簿の転売、転用等を行わないように」との警告文を送付し、名簿の回収と今後利用しないとの誓約を取り付ける対応を進めている。名簿の流出先は現在95社に及んでいるが、流出名簿を使った勧誘を行う業者は減っているという。顧客に対しては、専用の問合わせ窓口(フリーダイヤル)を設けて相談や問合わせに対応しているほか、専用ホームページを立ち上げて同社の取組み状況や業者への対処方法などの紹介を行っている。執拗な勧誘に対しては、顧客から弁護士への委任が得られれば代理人として業者への対応を行う。情報が流出した顧客には「おわびのしるし」として、ギフト券を送付する。現在、調査委員会の最終報告に基づいた抜本的再発防止策の策定を進めており、策定後に改めて報告するとしている。
・リリース(三菱UFJ証券)<br>
http://www.sc.mufg.jp/company/inform/apology/press0520.html<br><br>
◎岐阜県、県立高教諭が生徒の個人情報275名分を含むPCを車上荒しで盗難
岐阜県は20日、多治見市内の県立高校の教諭が、車上荒らしにより、生徒の個人情報275名分を含むパソコンを車上荒しで盗まれたと発表した。発表によると、19日午後10時頃、同教諭は丹羽郡大口町のファミリーレストランの駐車場に駐車し、30分後に戻ったところ、運転者側の窓ガラスが割られ、手提げ鞄が盗まれていた。鞄には、今年度3年生275名分の名簿(クラス、出席番号、氏名を記載)を記録した個人所有のパソコンが入っていた。当該パソコンには、起動時に指紋認証を必要とするセキュリティが講じられていた。現在のところ、個人情報の流出は確認されていない。同校は生徒および保護者への文書による事情説明と謝罪を行い、再発防止に関する取組みを徹底する。また、県教育委員会は、教頭会および校長会で情報管理に関する再徹底を行うとともに、処分に関する検討を実施する。
・リリース[PDFファイル](岐阜県)
http://www.pref.gifu.lg.jp/contents/news/release/H21/z00000247/files/H210520_haifu.pdf
◎静岡県立焼津高、生徒の個人情報183名分を保存したUSBメモリ紛失
静岡県は20日、県立焼津水産高校の教諭が、県の教員採用試験に関する資料および生徒の個人情報を記録したUSBメモリーを紛失したと発表した。発表によると、同教諭は、教員採用試験の資料を保存したUSBメモリーと、生徒の成績などを保存したUSBメモリーの2個を筆入れ入れに入れ、これを持って10日に開催された部活動の大会会場に参加。14日にUSBメモリーを使用しようとして筆入れの紛失に気づき、大会会場校に問い合わせた。筆入れは保管されていたが、中身を確認するとUSBメモリー2個は入っていなかった。USBメモリーには、2010年度静岡県教員採用選考試験(高等学校教員)の問題に関する資料と、同教諭が授業を担当していた、2007年度と2008年度の2、3年生183名分の、1学期から3学期までの成績と定期試験の点数が保存されていた。同校は19日に該当生徒に対し校長と当該教諭から事情説明と謝罪を行い、保護者に謝罪文を配布した。2007年度3年生および2008年度3年生については、謝罪文書を送付し、電話等で連絡をとる。また、2010年度教員採用選考試験については試験問題を差し替えた上で予定通り実施する。県は、事故を防げなかった原因を調査するとともに、個人情報管理に万全を期すよう指導を徹底していく。
・リリース(静岡県)
http://www2.pref.shizuoka.jp/all/kisha09.nsf/9f1acbc926670f74492568010000c977/6c611260873172c5492575bc0025a2b8?OpenDocument
◎仙台市、高齢者自立支援サービス事業委託先が個人情報記載の書類を紛失
仙台市は20日、高齢者自立支援サービス事業の委託先が個人情報を記載した書類を紛失したと発表した。発表によると、14日午後3時15分頃、「仙台市高齢者食の自立支援サービス事業」を委託している三藤(仙台市若林区)の配送員が、青葉区花壇のサービス提供先でファイルを落とした際に、個人別サービス確認票が綴じ具から外れ、強風により飛散紛失してしまった。すぐに周辺を探したものの、当日は7人分が発見できず、翌日に2人分の同票を発見した。残り5人分の同票はまだ発見できていない。同票には、氏名、住所、電話番号、利用者の関係者7人分の氏名・電話番号等が記載されていた。利用者に対しては当該事業者が訪問してお詫びと説明を行い、同市からもお詫びと説明の電話連絡を行った。関係者については、本市からお詫びと説明の電話連絡を行っている。また同市は当該事業者に対し、個人情報の取扱いの重要性や事故時の対応について厳重に指導した。当該事業者以外の委託事業者に対しても、個人情報の適切な取扱いについての周知徹底を図る。・リリース[PDFファイル](仙台市)
http://www.city.sendai.jp/soumu/kouhou/houdou/09/0520funsitu.pdf
◎ セディナ、委託先がOMCカードの会員情報2万6481件分を含むUSBメモリーを一時紛失
カード会社のセディナ(本店:名古屋市中区、今年4月にカード3社が合併)は19日、同社とチューリッヒ保険(本社:東京都新宿区)が保険のテレマーケティング業務を委託しているトランスコスモス(東京都渋谷区)において、従業員がUSBメモリーを一時紛失し、その中にセディナの顧客情報2万6481件分が含まれていたと発表した。3社の発表によると、従業員は12日に社内規定に反して同メモリーを持ち出し、帰宅途中に紛失した。メモリーは紛失直後に第三者が拾い、13日にセディナへ連絡。同日、回収されている。メモリーには、OMCカード会員2万6481名の氏名、住所、電話番号、性別、生年月日等が保存されており、うち1万6483名はチューリッヒ保険の既契約者。クレジットカード番号は含まれていない。セディナでは、顧客情報が流出、流用されることはないとみている。また、該当顧客には、直接連絡をとって謝罪するという。セディナは、委託先とともに再発防止策を徹底するとしている。トランスコスモスでは、USBメモリーの使用をやめ、顧客情報の取り扱い者を限定するなどの再発防止策を実施するとしている。
・リリース(セディナ)
http://www.cedyna.co.jp/info/20090519.html
・リリース(チューリッヒ保険)
http://www.zurich.co.jp/aboutus/news/release/pr090519.html
・リリース[PDFファイル](トランスコスモス)
http://www.trans-cosmos.co.jp/ir/200905/0519.pdf
◎福島県郡山市、市立中の元生徒や保護者ら約900名分の個人情報流出
福島県郡山市の市立中学の元生徒や保護者らの個人情報約900名分がインターネット上に流出していたことが明らかになった。発表によると、流出したのは2001年~2003年度に在籍していた生徒とその保護者、PTA役員などの個人情報。氏名や電話番号などのほか、生徒の成績や保護者の職業、生活保護受給の有無なども含まれていたという。市教委には3月に匿名電話で通報があり、その後4月に文科省から連絡を受けて流出事態が判明した。調査の結果、当該校に勤めていた男性教師が作成したものであることがわかったが、流出の経緯は明らかになっていない。市教委は14日、臨時小中学校長会議を召集し、ファイル交換ソフトの使用状況調査や個人情報管理の徹底を指導。19日には該当する生徒の保護者説明会を開いて謝罪した。
・福島県郡山市
http://www.city.koriyama.fukushima.jp/index.html
◎ 都立高校3校、過去の「生徒指導要録」の紛失が判明
東京都教育庁は19日、生徒指導要録の一部が所在不明と判明し、調査を続けていた都立高校3校について、要録は誤廃棄されたのではなく、学校内で紛失していた可能性が高いと発表した。今回の発表は4月30日の発表の続報。紛失した要録は、小岩高校では1993年度卒業生1クラス41名分、駒場高校では1993年度卒業生1クラス41名分と1998年度卒業生1クラス41名分の計82名分、新宿山吹高校通信制では1996年度と1998年度の卒業生2名分と、1996年度から2000年度までの退学者6名分で計8名分。同庁では3校に対し、要録の保管や廃棄等、管理体制の強化を早急に図るよう指導した。再発防止策や今度の対応については、前回の発表通りに実施していくとしている。
・リリース(東京都教育委員会)
http://www.kyoiku.metro.tokyo.jp/press/pr090519.htm
・リリース[PDFファイル](都立小岩高等学校)
http://www.koiwa-h.metro.tokyo.jp/zen/zen-kyoumu/h21youroku_zai.pdf
http://www.koiwa-h.metro.tokyo.jp/zen/zen-kyoumu/h21youroku_sotu.pdf
・リリース[PDFファイル](都立駒場高校)
http://www.komaba-h.metro.tokyo.jp/apology.pdf
◎ 福岡市消防局、メール誤送信で市民サポーター100名のメルアド流出
福岡市消防局は18日、メールの誤送信により、「応急手当市民サポーター」100名のメールアドレスが漏えいしたと発表した。同局によると、「BCC」で送信すべきメールを「TO」で送信したため、メール受信を希望していたサポーター100名に、それぞれ100名分のメールアドレスが伝わってしまった。メールを発信したのは15日午前11時40分で、同日午後6時20分頃、メールを受信したサポーターからの電話で事実が判明した。同局では、該当者へ速やかに謝罪した。また今後、再発防止のため、電子メール送信の際にはメールアドレスと送信方法を確認するよう徹底するとともに、職場研修を通じて個人情報取り扱いの重要性を周知徹底するとしている。
・リリース[PDFファイル](福岡市消防局)
http://119.city.fukuoka.lg.jp/top/2009518mailgosouin.pdf
◎NTT東日本山形支店、委託先が顧客42先の情報含む書類を別顧客にFAX誤送信
NTT東日本山形支店(山形県山形市本)は18日、委託先が顧客42先の情報含む書類を別顧客に誤ってFAXを送信したと発表した。発表によると15日、同社の業務を委託している工事会社が、顧客情報を含む工事関連情報が記載された書類を、誤って別のお客様にFAX送信してしまった。流出した工事関連情報は、顧客42件分(法人顧客5件、個人顧客37件)の電話番号、工事内容等が記載されていた。同社は、誤送信先の顧客に説明とお詫びを行って誤送付書類を回収。流出した工事関連情報に電話番号等が記載されていた顧客に対しては、個別に事情説明とお詫びを行うという。また、今後このような事態が生じないよう、情報管理の強化を図るとしている。
・リリース(NTT東日本山形支店)
http://www.ntt-east.co.jp/yamagata/new/090515fax_miss.html