◎大京リアルド、チラシ配布中に板橋区の分譲マンション所有者リスト盗難
不動産関連業の大京リアルド(本社:東京都渋谷区)は9月30日、池袋営業店の従業員が営業活動中に鞄の盗難にあい、顧客情報を記載した資料を紛失したと発表した。発表によると、盗難があったのは9月20日、東京都板橋区内。同従業員は自転車を使用して数棟の分譲マンションにチラシの配布を行っていたが、午後4時頃、自転車から離れたわずかな隙に、自転車にのせていた鞄がなくなっていた。従業員はただちに志村警察署蓮根交番に紛失届を提出した。盗まれた鞄の中には、板橋区内の一部の分譲マンションの所有者リスト等が入っていた。記載項目のほとんどは一般公開情報だが、一部に同社が顧客から直接聞いた電話番号等が含まれており、その数は最大76件だという。同社は監督官庁に報告するとともに、紛失データの特定を進め、該当者に対して個別のお詫びと報告を行っている。現在までのところ、当該情報紛失による被害等は確認されていない。同社は今後、個人情報保護に関する従業員の認識強化に取り組んでいくとしている。
・盗難被害によるお客さま情報の紛失について[PDF](大京リアルド)
http://www.daikyo-realdo.co.jp/information/20090930.pdf
◎ 神奈川県、中央児童相談所で障害児約50名分の個人情報入りメモリー紛失
神奈川県は9月30日、県中央児童相談所(藤沢市)で障害児の氏名や相談内容、家族構成、児童の生育歴など、約50名分の個人情報を含むUSBメモリーを紛失したと発表した。発表によると、障害児担当の職員が9月27日、事務処理のため当該USBメモリを使用しようとしたところ、保管キャビネットにないことに気付いた。当該職員は24日に使用した後、キャビネットに保管したと記憶しているが定かでなく、事務所内や自宅などを捜索したが発見できず、30日に本庁に届け出た。今後は、該当者に対し謝罪と事情説明を行い、保管方法の徹底を図るなどして再発防止に努めるとしている。
・USBメモリ(個人情報記録)の紛失について(神奈川県)
http://www.pref.kanagawa.jp/press/0909/105/index.html
◎ 総務省四国総合通信局、メールの誤送信でメルアド13件流出
総務省四国総合通信局は30日、メールの誤送信で13名のアドレスが流出したと発表した。発表によると、9月29日夕方、管内の情報通信分野の研究者ら13名に対し事務連絡メールを一斉送信した際、メールアドレスが他の受信者に見える形で送信してしまった。同局では関係者に報告し謝罪するととともに、当該メールの削除を依頼。再発防止に向けて、個人情報の厳重かつ適正な管理を徹底するとしている。
・個人情報の誤送信について(総務省四国総合通信局)
http://www.soumu.go.jp/soutsu/shikoku/press/2009press/200909/2009093002.html
◎コーンズ ドッドウェル、顧客情報を含む業務用パソコンを紛失
エレクトロニクス・産業機材関連機器等のコーンズ ドッドウェル(本社:東京都渋谷区)は9月29日、社員が帰宅途中に顧客情報を含む業務用パソコンを紛失したと発表した。発表によると、紛失したのは9月18日夜、大阪市西区江戸堀1丁目付近。ただちに警察署に紛失届を提出し、捜索を続けているが、現時点では発見に至っていない。紛失パソコンには同社の取引先の顧客情報が入っていた。情報内容は、会社名、所属、氏名、電話番号など。同パソコンには、ユーザーIDおよびログインパスワードの設定をしている。現時点では、顧客情報などの不正使用の事実は報告されていない。同社は今後、再発防止に全力をあげて取り組むとしている。
・お詫びとお知らせ:お取引様情報が流出した可能性について(コーンズ ドッドウェル)
http://www.cornes-dodwell.co.jp/news_events/news/2009/detail/news_090929
◎文化放送キャリアゲート、元従業員が求職者情報1471件を持出し一部を不正使用
有料職業紹介事業の文化放送キャリアゲート(本社:東京都港区)は9月29日、退職した元従業員2名が社内規定に反して同社の保有する求職者情報(以下顧客情報)を持ち出し、その一部を不正使用したと発表した。発表によると、9月10日、同社はメールログ調査により、元従業員2名が2009年8月に顧客情報を持ち出した履歴を確認。監督官庁への連絡や警察への相談を行うと共に、元従業員が現在在籍している人材紹介会社に対し「不正競争防止法」等を根拠に、持ち出された顧客情報の不正使用の差し止め返還を求めた。人材紹介会社は社内調査を行い、不正持ち出しと不正使用を認めたという。持ち出された顧客情報は1471件で、内容は氏名、住所、電話番号、学歴、職歴など。これまで29名の顧客について不正使用が確認されている。同社は当該の人材派遣会社に対し、これ以上の顧客情報の不正使用の停止等を求めている。元従業員2名に対しては「不正競争防止法」「不正アクセス禁止法」違反による刑事告訴を準備しているという。該当顧客に対しては個別に連絡をしている。また、同社従業員に対して個人情報の取り扱いに関する教育・研修を行うなど再発防止対策を進めるとしている。
・お客様情報の持ち出し事故に関するご報告とお詫び[PDF](文化放送キャリアゲート)
http://www.careergate.co.jp/pdf/document090929.pdf
◎ NTT東日本東京支店、30名分の顧客情報を含む書類紛失
NTT東日本東京支店は9月29日、販売業務などの委託先で9月24日、顧客情報を含む書類を紛失していたことが判明したとと発表した。発表によると、紛失した書類には個人の顧客30名の氏名、契約番号、設置場所の住所などが記載されていた。該当者に対し、9月25日より個別に事情説明と謝罪を行っており、これまでのところ、情報の不正利用などは確認されていないという。同支店では、顧客情報の取り扱いに一層の注意を払い、再発防止に努めるとしている。
・お客様情報流出のお詫びとお知らせ(NTT東日本東京支店)
http://www.ntt-east.co.jp/tokyo/release/2009/20090929/oshirase090929.html
◎ mediba「とくする情報」、システムの不具合で他の会員情報が閲覧可能に
携帯サイトの企画・運営を手掛けるmediba(東京都港区)は28日、同社のau携帯電話向け無料情報サイト「とくする情報」に新規に会員登録をした顧客の登録情報が、他の登録者に閲覧可能な事態が発生したと発表した。発表によると、閲覧可能だったのは9月16日深夜から翌日深夜にかけて、同サイトに新規に登録した1507名のうちの15名の登録情報で、ニックネームと携帯メールアドレス、および顧客が任意で登録した氏名、住所、電話番号、生年月日、性別、PCメールアドレスが含まれる。同サイトのシステムに不具合があり、一定の条件下で特定の会員番号に繰り返し会員登録が行われる状況が発生したため、新規に登録した一部顧客の登録情報が、次に会員登録を行った顧客に閲覧された可能性があったという。閲覧された可能性のある15名は特定できず、最大で67名が閲覧した可能性がある。同社では、9月18日に状況を把握し、同日深夜までにプログラムを修正。これまでのところ、登録情報が不正使用された事実は確認していないという。
・「とくする情報」における登録情報の閲覧に関するお詫びとお知らせ[PDF](mediba)
http://www.mediba.jp/news/files/news090928.pdf
◎ 大東建託、車上荒らしで42名分の顧客情報を記載した書類盗難
総合建設と不動産取引の大東建託(本社:東京都港区)は9月28日、車上荒らしで顧客42名の住所や氏名などが記載された書類が盗まれたと発表した。発表によると、福岡県内で8月2日、同社社員が車を駐車し離れた間に、車内にあった書類が盗難にあった。警察への届け出、国土交通省への報告とともに、該当者には事情説明と謝罪を済ませており、これまでのところ二次被害は発生していないという。同社は、顧客情報の取扱いに関する運用ルールを見直すなどして、再発防止に努めるとしている。
・お客様情報の漏洩についてのお知らせ(大東建託)
http://www.kentaku.co.jp/ir/news/2009/0928.html
◎ 千葉県、介護保険事業者ら9705名分の個人情報入りメモリー紛失
千葉県は28日、介護保険サービス事業者など計9705名分の個人情報が入ったUSBメモリーを紛失したと発表した。発表によると、紛失したメモリーには、介護保険サービス事業者の代表者2337名分、事業所の管理者7290名分の自宅住所、生年月日、電話番号を記載した一覧表が、暗号化しないまま記録。このほか、介護保険業務に関する資料が暗号化された状態で多数記録されており、その中には6名の氏名や住所、所得状況などを含む介護保険料に関する不服審査請求に関する資料や、72名の氏名、住所、生年月日、役職を含む研修関係資料も含まれている。保険指導課の職員が9月25日、出張先で業務に使用するために上司の許可を得て当該メモリーを持ち帰り、友人と会食後に自宅に帰宅。翌朝、紛失に気付き探したが見つからず、警察等に遺失物届を出した。
県では、該当者に対し経緯を説明し謝罪するといい、再発防止に向けて情報管理の徹底を図るとしている。
・介護保険サービス事業者等の個人情報の紛失(千葉県)
http://www.pref.chiba.lg.jp/syozoku/c_hoken/kaigo/jigyo/kojinjouhoufunshitu/kojinjouhoufunshitu_index.html
◎ デジタルダイレクト、通販サイト不正アクセスで調査報告
デジタルダイレクト(東京都中央区)が運営する2つの通販サイト「saQwa(サクワ) ネットショッピング」と「fun style shopping(ファンスタイルショッピング)」が不正アクセスを受け、両サイトを利用した顧客のクレジットカード情報などが流出した問題で、同社は25日、セキュリティ専門会社による最終調査結果報告を発表した。発表によると、両サイトの利用者のべ16万1845名のうち、クレジットカード情報の流出が5万2196件、メールアドレスの流出が15万783件確認された。この他に、ユーザーID、ログインパスワード、氏名、性別、生年月日、電話番号、住所の一部の流出も確認されているが、データが不規則でばらばらに盗みとられているため、どのメールアドレスに関係するデータが流出したのかは特定できなかった。また、すべてのログデータを解析調査した結果、不正アクセスが昨年7月から断続的に行われ、個人情報が盗み取られていたことも確認。接続元のIPアドレスは、中国、韓国、香港、ベトナム、アメリカ、シンガポールのほか、一部日本のものもあったという。
・当社通販サイト顧客情報への不正アクセスに伴う個人情報流出についての調査報告(デジタルダイレクト)
http://www.digitaldirect.co.jp/info/index.html
◎ 埼玉県社会福祉協議会、13名分の受験申込書紛失
埼玉県社会福祉協議会は25日、介護支援専門員(ケアマネージャー)実務研修受講試験の申込書など13名分を紛失したと発表した。発表によると、17日夜、県社協職員が受験申込書数を確認した際に、書留で受け付けた件数と申込書数に違いがあることに気付き、24日まで捜索。書留記録などから13人を特定できたが、申込書は発見できなかった。申込書は、氏名、住所、電話番号などが記載されており、書留のみで受付。郵便配達員が立会い書留の件数を確認した後、書類の持ち出しや担当者以外の入室を禁止した専用の部屋に持ち込み審査を行っており、紛失原因は不明。試験は10月25日に予定されており、県社協では、紛失した13名を直接訪問して謝罪し、必要な書類の再提出を依頼するという。
・介護支援専門員実務研修受講試験の受験申込書の紛失について(埼玉県)
http://prosv.pref.saitama.lg.jp/scripts/news/news.cgi?mode=ref&yy=2009&mm=9&seq=158
◎ 大阪市消防局、淀川消防署で高齢者調査票など一時紛失
大阪市は25日、淀川消防署の特別救助隊員が淀川区内の高齢者調査票などを一時紛失したと発表した。発表によると、紛失したのは高齢者調査票7名分と、防火訪問予定リスト26名分などで、氏名、住所、性別、生年月日、家族構成などが記載されていた。24日午後、当該隊員が管内の高齢者に火災予防を呼びかけるための家庭訪問を終了し車に乗り込む際、これら資料をとじた画板を車のステップに置いたまま乗車し、走行中に落下したらしい。30分後に拾得者から電話連絡があり、署員が出向いて全て回収。調査票とリストに記載されていた該当者には、事情を説明し謝罪した。消防局では今後、職員に対して研修を実施するなど指導の徹底を図り、再発防止に努めるとしている。
・淀川区内高齢者調査に係る個人データの一時紛失について(大阪市)
http://www.city.osaka.lg.jp/hodoshiryo/shobo/0000053525.html
◎西京銀行、山口支店で顧客情報1万2000件を記載した伝票綴りを紛失
西京銀行(山口県周南市)は24日、山口支店で顧客情報1万2000件を記載した伝票綴りを紛失したと発表した。発表によると、紛失したのは同支店に保管していた2006年9月分と2008年5月分の伝票綴りで、顧客の氏名、住所、口座番号、取引金額等が記載されていた。過去の取引を確認するため書庫内の伝票を調べていて、当該伝票綴りの所在不明が明らかになった。内部調査の結果、保管期間を経過した書類に混入するなどして誤廃棄した可能性が高く、外部に流出した可能性は極めて低いという。これまでに本件に関するとみられる問合わせ等はない。同行は再発防止に向け、顧客の情報管理を徹底していくとしている。
・お客さま情報の紛失について[PDF](西京銀行)
http://www.saikyobank.co.jp/information/pressrelease/pdf/090924.pdf
◎野田市、生活保護世帯119人の個人情報記載書類を盗難紛失
千葉県野田市は21日、生活保護世帯119人の個人情報を記載した書類を紛失したと発表した。発表によると、18日、社会福祉課の職員が自宅に帰る途中、立ち寄ったスーパーで車上荒らしにあい、当該書類を入れた鞄ごと持ち去られた。盗まれた書類に記載されていた情報は、生活保護世帯119人の氏名、住所、電話番号等。担当課は警察に被害届を出すとともに、該当者すべてに事情説明とお詫びをした。市は、全管理職に対し直接聞き取り調査を実施し、個人情報保護に対する各課での実態を検証し、必要な対策を至急講じるとしている。
・不祥事に対し深くお詫びいたします ~個人情報の漏えいについて~(野田市)
http://www.city.noda.chiba.jp/osirase/osirase20090921.html