◎ヤマダ電機、顧客から修理を依頼されたUSBメモリ1個を紛失
家庭電化製品の販売と修理を行うヤマダ電機(本社:群馬県高崎市)は2月2日、同社テックランド札幌本店において、顧客から修理を依頼されたUSBフラッシュメモリ1個を紛失したと発表した。
発表によると、USBフラッシュメモリをパソコンに挿入しても認識されなくなったとして顧客から修理を依頼され、同フラッシュメモリ1個を預かったが、その後同店内にて紛失した。顧客によると、同フラッシュメモリには、車検証の写し約50枚分、見積書約10枚分、請求書約10枚分のデータが記録されていた。店内の捜索を続けているが、現時点では見つかっていない。監督官庁である経済産業省へは1日付で報告している。
同店では同フラッシュメモリを預かった時点で、パソコンに挿入しても認識しないことを確認している。このため、情報が取り出されて流出したり悪用される危険性は極めて低いとみている。同社は従業員の指導・教育を強化して社内ルールの徹底を図り、再発防止に全力を尽くすとしている。
・テックランド札幌本店修理品紛失に関するご報告[PDF](ヤマダ電機)
http://www.yamada-denki.jp/information/pdf/100202.pdf
◎東京ケーブルネットワーク、顧客情報109件を含む業務用携帯電話を紛失
有線放送事業の東京ケーブルネットワーク(東京都文京区)は2月1日、同社従業員が会社貸与の携帯電話を紛失したと発表した。
発表によると、紛失したのは1月13日で、携帯電話には、顧客の氏名と電話番号を含むメールが109件残されていた。該当顧客には個別に連絡し、お詫びと事情説明を行っている。警察署へ届出て捜索を継続しているが、現時点では発見されていない。紛失した個人情報に基づく被害は確認されていない。同社は厳正な個人情報の管理を徹底し、再発防止に努めていくとしている。
・社用携帯電話紛失に関するご報告とお詫び(東京ケーブルネットワーク)
http://www.tcn-catv.co.jp/content/view/952/88/
◎石巻赤十字病院、廃棄カルテが搬送中に国道上に落下、12冊を回収
石巻赤十字病院(宮城県石巻市)は2月1日、カルテ廃棄の作業中に、その一部が道路上に落下する事故が発生したと発表した。
発表によると、同院はカルテを10年間保管し(法令義務は最低5年間)、最終来院日から10年経過したカルテを廃棄(焼却処分)している。これに基づき、年明けから1999年分のカルテを廃棄する作業を行っていた。委託業者が廃棄カルテをトラックに積んで処分場へ向かう1月26日午前11時過ぎ、委託業者が廃棄カルテを処分場まで搬送する途中、トラック荷台が荷崩れし一部のカルテが道路上に落下した。
場所は国道45号線蛇田付近で、目撃者の通報を受け、同院の職員が現場に急行。委託業者と共に走行経路を捜索し、落下した12冊のカルテはすべて回収された。しかし、落下から回収までの間、第三者の目に触れる可能性があったという。
同院は今後、カルテの管理と廃棄方法を見直し、再発することがないよう努めていくとしている。
・カルテ廃棄にかかる事故について(石巻赤十字病院)
http://www.ishinomaki.jrc.or.jp/
◎日本公認会計士協会、四国会会員の個人情報がWebで閲覧可能に
日本公認会計士協会(東京都千代田区)は2月1日、同協会四国会の会員住所録のPDFファイルが四国会のWebサイトで閲覧可能になっていたことを明らかにした。
当該PDFファイルに掲載されていたのは、2009年6月30日時点で同協会四国会に所属していた会員と準会員合計179名分の氏名、生年月日、住所など。2009年7月21日に四国会のWebサイトに手違いにより掲載され、2010年1月8日まで閲覧可能な状態となっていた。同月5日に協会が知るところとなり、削除。8日には一般からの閲覧は不能となった。現在までのところ、閲覧可能だった個人情報が不正利用された事実は確認されていない。
・日本公認会計士協会からのご報告(日本公認会計士協会)
http://www.hp.jicpa.or.jp/specialized_field/post_1274.html
◎大阪市、市税事務所が書類を2件誤送付し、3名の個人情報が流出
大阪市は1月29日、弁天町市税事務所で個人情報の流出事故が2件あったことを明らかにした。
1件は納税者から連絡があり1月12日に判明したもので、昨年12月17日付けで届いた封書の中に、別人の納付書2通、さらに別人の未納額明細書1通が同封されていた。当該書類には氏名、住所、税額等が記載されており、2名の個人情報が漏えいした。
もう1件は1月18日に納税者から連絡があり判明したもので、昨年10月2日付けで届いたた封書の中に、別人の納付書(1通)が同封されていた。当該書類には氏名、住所、税額等が記載されていた。
いずれも、誤送付した書類は返却され、該当者には説明と謝罪をしている。市は今後、再発防止に努めていくとしている。
・弁天町市税事務所における書類送付時の個人情報の流出について(大阪市)
http://www.city.osaka.lg.jp/zaisei/page/0000067186.html
◎パナソニック、パソコンサポート部署でメール誤送信、顧客のメアド2件流出
パナソニック(本社:大阪府門真市)は1月27日、パソコンサポート業務に従事する同社社員が顧客へのメール送信を誤り、顧客のメールアドレス2件が流出したと発表した。
発表によると、1月10日、社員がパソコンに関する問合せメールを顧客に送信した際、メールアドレス入力を誤り、他の顧客へ誤って送信した。このメールには、顧客2名のメールアドレスが含まれていた。当該顧客2名にはお詫びと報告をし、また誤送信した顧客には当該メールの廃棄を依頼した。また、関係省庁へ報告した。
同社は今後、再発防止に真摯に取り組むとしている。
・個人情報漏洩に関するお詫びとご報告(パナソニック)
http://askpc.panasonic.co.jp/info/info20100127.html
◎アニプレックス、顧客からのイベント応募はがき1783通を誤廃棄
TVアニメなどを制作・提供するアニプレックス(東京都千代田区)は1月27日、イベント応募者の応募はがきを誤って廃棄したと発表した。
発表によると、誤廃棄したのは、「黒執事」DVD第7巻、第8巻購入者を対象とした1月31日実施予定のイベントの応募はがきの一部。1月19日に当選はがきを顧客に発送した後の22日、応募した複数の顧客から当選に関する問い合わせがあり調査を開始。その結果、26日、応募はがきの管理業務を委託している会社で、応募はがきのの一部、1783通が誤って廃棄(溶解処分)されていたことがわかった。当該はがきには氏名と住所が記載されていた。
同社は該当する顧客に対し、再応募の手続きをアナウンスしている。また今後、同様の事故を起こすことがないよう、具体的な再発防止策を定め、厳重かつ適正な管理を徹底していく。
・お客様情報誤廃棄に関するお詫びとお知らせ(アニプレックス)
http://www.kuroshitsuji.tv/news/information.html
◎国連WFP協会:募金者の個人情報が閲覧可能に
国連WFP協会(横浜市西区)は1月27日、ホームページ上で実施致している「イーバンク・マンスリー募金」に登録した募金者情報の一部が、インターネットからアクセス可能な状態にあったことを明らかにした。
原因は同協会が発注しているシステム会社の不手際で、先月21日に発覚し、同日のうちに問題点を修復。アクセス不可能にする処置がとられた。閲覧可能だった個人情報は、2008年1月11日から2009年12月27日までの期間、同協会のホームページから同募金に登録した人のうち65件で、個人情報の内容は、氏名、住所、電話番号、メールアドレス、口座番号など。閲覧可能だった期間は、2008年1月11日から2010年1月21日まで。
アクセス履歴調査では、一部情報へのアクセスが2件確認されたが、今のところ当該情報が不正利用されたという事実は確認されていない。
・個人情報流出に関するお詫びとお知らせ[PDF](国連WFP協会)
http://www.wfp.or.jp/kyokai/pdf/JAWFP_statement_20100127.pdf
◎アルビオン、販売店店頭で顧客情報4063件を含む業務用ノートPC盗難
化粧品の製造と販売を行うアルビオン(本社:東京都中央区)は1月25日、広島支店管轄のショップ店頭で、顧客情報を記録した業務用ノートパソコンが盗難にあったと発表した。
発表によると、1月5日午後6時ごろ、同社広島支店管轄の「森の朝きらら」店で、顧客情報4063件を記載したノートパソコンが盗まれた。情報内容は、氏名、生年月日、住所、電話番号、メールアドレス、購入履歴。当日警察に連絡をし、8日に盗難届けを提出。監督官庁の経産省に報告した。現在までのところ、不正使用は確認されていない。該当顧客には書面で謝罪と説明をしている。
同社は今後、監査の実施や個人情報管理体制の強化を図り、再発防止に努めていくとしている。
・お客様情報の紛失に関するお詫び(アルビオン)
http://www.albion.co.jp/important_information.html
◎唐津信用金庫、渉外係が車上荒しで顧客情報30件を記載した書類を紛失
唐津信用金庫は1月15日、渉外係が鞄を盗まれ、顧客情報を記載した書類を紛失したと発表した。
発表によると、昨年12月30日午後、同金庫町田支店の渉外担当者が自家用車で渉外活動中、車を離れた20分程の間に、施錠ドアをこじ開けられ、中にあった渉外鞄を盗まれた。ただちに所轄警察署に通報し、同日付で被害届けを提出した。盗まれた鞄には、顧客の氏名、口座番号、残高等を記載した普通預金通帳1冊、定期積金証書2枚、定期預金証書1枚、定期積金集金カード12枚、受取証綴り1冊(使用数15枚)、お届け金受領書綴り1冊(使用数15枚)、他に入金伝票等5枚が入っていた。記載されていた顧客情報は30人分(件数は51件)だった。
現在までのところ不正使用や2次被害等は発生していない。同庫は該当顧客に事実関係の説明とお詫びをしている。また、全職員に対し渉外活動時の鞄等の管理や顧客情報の管理について再徹底を図り、再発防止に全力を挙げるとしている。
・お客様情報の盗難による紛失について[PDF](唐津信用金庫)
http://www.karashin.co.jp/kouhyou.pdf
◎北海道電気保安協会、定期調査中の車上荒らしで顧客情報183件を盗難紛失
電気設備の保安確保を支援する公益法人の北海道電気保安協会(本部:札幌市中央区)は1月15日、定期調査中に車上荒らしにあい、顧客情報183件を紛失したと発表した。
発表によると、1月14日午前、石狩市内での定期調査中に、施錠中の当協会車両が車上荒らしにあった。盗まれた顧客情報は「お客さま電気設備定期調査記録表」10枚で、183件の顧客情報が記載されていた。協会は該当顧客を訪ね、説明とお詫びをした。
・定期調査中の車上荒らしによる盗難事故について(北海道電気保安協会)
http://www.snowman.ne.jp/hochan/oshirase/oshirase/20100115-tounanjiko/20100115-tounanjiko.htm