◎香川県信用組合、屋島支店で顧客情報28名分を一時紛失
香川県信用組合(香川県高松市)は12日、屋島支店において顧客情報を一時紛失したと発表した。発表によると、3日午後2時頃、渉外担当者が高松市牟礼町内の公衆電話ボックスに立ち寄り、顧客情報が記載された「定期積金管理票」41枚を置き忘れた。当該管理票は顧客の定期積金の掛け込み状況等を把握する内部資料で、 顧客28名の個人情報が記載されていた。情報内容は、顧客の氏名、住所、生年月日、性別、職業、電話番号(自宅・勤務先)、口座番号、掛金、契約金額など。紛失した定期積金管理票は5日、当該電話ボックスに立ち寄った人が警察署に届け出て、同組合で全て回収した。現時点で、紛失による二次被害は発生していない。同組合は8日、該当顧客全員に個別に連絡し、お詫びをした。同組合は今後、全役職員に対し顧客情報の厳正な取扱いを周知し、管理態勢の強化に努める。
・顧客情報(定期積金管理票)の紛失についてのお詫び[PDF](香川県信用組合)
http://www.kagawaken.shinkumi.jp/kumiai/owabi20100212.pdf
◎インプレスHD、グループ企業の取引先など個人情報19万7907件を含むPC盗難
メディア企業グループのインプレスホールディングス(東京都千代田区)は12日、同社従業員の業務用ノートパソコン1台が盗難にあい、同社と同社グループ企業、業務受託先企業の個人情報19万7907件を紛失したと発表した。発表によると、1月29日、従業員が帰宅途中、当該ノートパソコンが盗まれた。所轄警察署に被害届けを提出したが、現時点では当該パソコンは発見されていない。当該パソコンには、同社グループのコンピューターシステム開発時に利用したデータの一部や、過去の受注情報が保存されていた。データの総件数は22万6317件で、この内に個人情報19万7907件が含まれる。内訳は、同社の取引先743件(個人情報196件含む)、グループ企業の取引先22万3484件(個人情報19万5621件含む)、同社従業員106件、グループ企業従業員1984件、同社グループ会社のインプレスコミュニケーションズが運営するECサービス「インプレスダイレクト」で1999年から2007年に買い物をした顧客12万6110件。個人情報の内容は情報種別によって異なるが、氏名、住所、電話番号、ファックス番号、メールアドレス、会社名、部署名など。取引金融機関の口座番号が含まれる場合もあるが、クレジットカード番号は含まれていない。また、インプレスダイレクトの顧客の場合は、氏名、住所、電話番号、メールアドレスに加え、購入商品や請求金額も含まれる。パソコンにはIDとパスワードを設定しており、11日時点では、情報の不正利用および第三者への流出等の事実は確認されていない。同社は本件に関する相談窓口(電話、電子メール)を設置している。同社は今後、情報管理の徹底、情報セキュリティの教育を強化し、再発防止に努める。
・個人情報を含むパソコンの盗難に関するお知らせ(株式会社インプレスホールディングス)
http://www.impressholdings.com/notice/02_info.htm
・個人情報を含むパソコンの盗難に関するお知らせ(インプレスコミュニケーションズ)http://www.ips.co.jp/information.cfm
・弊社親会社における個人情報を含むパソコンの盗難に関するお知らせ(インプレスR&D)
http://www.impressrd.jp/information/100216
・弊社親会社における個人情報を含むパソコンの盗難に関するお知らせ(エムディエヌコーポレーション)
http://www.mdn.co.jp/di/announce/12269/
・弊社グループ会社における個人情報を含むパソコンの盗難に関するお知らせ(Impress Watch)
http://www.watch.impress.co.jp/oshirase/100212.htm
◎JAびほく、年金受給者情報3976件を記載した帳票を紛失
びほく農業協同組合(以下JAびほく、岡山県高梁市)は12日、年金の受給者情報が含まれた帳票の一部を紛失したと発表した。発表によると、今年1月18日から22日に、農林中央金庫岡山支店による国庫金振込事務検査が行われ、明細表の一部が不明なことが判明した。紛失判明後に調査したが発見に至らなかった。不明となっている明細表の一部に記載されている個人情報数は3976件で、情報内容は氏名、口座番号、年金証書番号。当該明細表は、2007年2月に支店の統廃合と改装が行われた際に廃棄処理している。また、一部は職員がシュレッダーで廃棄している。こうしたことから同JAは情報漏えいの可能性は極めて低いと考えている。現在まで本件の顧客情報の不正使用等の事実は確認されていない。同JAは今後、管理体制強化を進めて再発防止に努める。
・お客様の情報記録の紛失についてお詫びとお知らせ[PDF](びほく農業協同組合)
http://www.ja-bihoku.com/assets/docs/kojinhunsitsuowabi.pdf
◎北海道銀行、顧客情報2万4600件を記載した帳票を紛失
北海道銀行(札幌市中央区)は12日、全店一斉に資料の保管状況調査を行った結果、顧客情報が含まれる資料の一部紛失が判明したと発表した。発表によると、紛失があった支店数は31店、取引件数は2万4600件、紛失帳票の種類は33種類で、記録されている顧客情報は、氏名、口座番号、取引金額、取引日など。紛失帳票の大半は本部から営業店に送付される紙の内部管理資料で、とくに総給振明細表、手形自動入金リスト、同音氏名異動明細表の3帳票で全顧客数の約80%を占める。これらの内部管理資料は、廃棄文書整理時などにおいて保管期限を過ぎた資料に混入するなどして誤廃棄した可能性が高く、外部流出の可能性は極めて低いという。これまでに、当該書類に関し外部からの問合わせや不正利用などの事実は認められていない。同行は今後、顧客情報の管理を徹底していく。
・お客さま情報の紛失について[PDF](北海道銀行)
http://www.hokkaidobank.co.jp/news/pdf/0000756_1.pdf
◎アルフレッサ、健保加入の個人情報1万726名分を含むUSBメモリー盗難
医薬品や医療機器等の卸売販売を行うアルフレッサ(東京都千代田区)は12日、同社社員が顧客の個人情報などを記録したUSBメモリーを紛失したと発表した。発表によると、当該社員は5日、帰宅途中に当該USBメモリーを入れた鞄を紛失した。周辺探索および鉄道会社に問い合わせを行い、警察署へ遺失物届けを提出した。その後、鞄は警察に届けられたが、当該USB メモリーは発見されていない。当該USBメモリーに含まれる個人情報は、取引先である健康保険組合8件の個人斡旋商品購入情報に関連する個人情報1万726名分で、情報内容は氏名、住所、電話番号、会社名、部署名、商品購入情報。現時点では情報が第三者に流出し、二次被害が発生したという事実は確認されていない。同社は該当する健康保険組合に対し、経緯説明とお詫びをしている。個人の顧客に対しては、経緯説明とお詫びを文書で案内する。同社はグループ各社において個人情報管理の再徹底を行い、社員教育とセキュリティ対策を強化し、再発防止に努める。
・個人情報を含むUSB メモリー紛失に係るお詫びとご報告[PDF](アルフレッサ)
http://www.alfresa.co.jp/html/20100212usb.pdf
・子会社における個人情報を含む USB メモリー紛失に係るお詫びとご報告[PDF](アルフレッサホールディングス)
http://eir.eol.co.jp/EIR/View.aspx?template=announcement&sid=4443&code=2784
◎ ソニー銀行、行員がパスワード盗み顧客の口座から3700万円着服
ソニー銀行(本店:東京都千代田区)は10日、同行の元行員が顧客の口座のパスワードを不正に入手し、5人の預金口座から計3700万円を着服していたと発表した。発表によると、昨年10月13日に顧客から「預金残高が少なくなっている」との問い合わせがあり発覚。内部調査の結果、20代の男性行員が2008年9月~2009年8月にかけて顧客の口座のパスワードを使って預金を不正に引き出し、借金の返済に充てていたことが判明した。同行では、この行員を昨年10月15日に懲戒解雇の処分にし、今月8日、警視庁に告訴。被害にあった顧客に対しては、同行が全額弁償したという。今回の不祥事の発生要因となった内部プロセスは、既に見直し・改善を行っており、信頼回復に向け全社員一丸となって取り組むとしている。
・元社員による不祥事件発生について[PDF](ソニー銀行)
http://sonybank.net/pdf/press100210.pdf
◎JALカード、携帯用サイトで他人の会員情報が見える不具合、最大で113名分
ジャルカード(東京都品川区)は11日、同社のケータイサイトの特別ページで、一部顧客の会員情報が、同じページを利用した別の顧客が閲覧できる状態だったと発表した。同社によると、2月1日午前10時00分から8日午前11時40分までの間、「JALカードショッピングマイル・プレミアムオンライン入会キャンペーン」からログインした場合、同じ経路でログインした別人の氏名、カード利用履歴、マイル/ポイント積算履歴、ログインIDが閲覧可能な状態だった。カード番号や有効期限の情報は漏えいしていない。同社では、ケータイサイトからのログインを停止。該当者には個別に謝罪し、状況を説明するという。また、ケータイサイトのシステムを見直し、サイト全般の安全管理を強化して再発を防止するとしている。
・ケータイサイトの不具合による会員情報漏えいのお詫びとお知らせ(ジャルカード)
http://www.jal.co.jp/jalcard/announce/100210/
◎ ワコール、就職活動中の大学生のメールアドレス194件流出
ワコールホールディングス(本社:京都市南区)は10日、就職活動中の学生194名のメールアドレスが流出したと発表した。同社によると、会社説明会の日程を案内するメールを携帯電話宛てに送った際、1月27日に71名、2月1日に119名、同8日に4名、計194名に対し、アドレスをTOに入力して送信した。同社がネット上の情報をチェックした際、この件についての書き込みを見つけ、事態が判明したという。同社は10日、該当者にメールで謝罪し、該当メールの削除を依頼。後日、謝罪の手紙を送るという。9日には、経済産業省に事態を報告している。アドレスの悪用は確認されていない。同社は、メール配信業務の管理体制と、個人情報取り扱いの教育を徹底し、再発防止を図るとしている。
・メールアドレスの不適切な取り扱いについてお詫びとお知らせ(ワコールホールディングス)
http://www.wacoal.jp/top/info/2010/02/100210_2.html
◎パナソニック テクニカルサービス、元社員のPCから顧客情報94名分など流出
電気機械器具のメンテナンス等を行うパナソニック テクニカルサービス(本社:大阪市北区)は9日、同社の社内情報がインターネット上に流出していたと発表した。発表によると、1月22日、外部のネットワーク調査会社から連絡を受けて流出事実が判明した。同社の元社員が所有するパソコン内に当時取扱っていたデータが残っており、そのパソコンがウイルスに感染したことにより流出したという。情報内容は、2005年10月から2007年5月頃までの顧客リスト94名分(顧客氏名、住所、電話番号など含む)、および同社の社員情報1名分。同社によると流出は一時的で、流出期間は2010年1月14日から1月22日の間としている。現時点で情報が第三者に漏えいしたり不正使用された等の事実は確認されていない。同社は当該顧客、社員、関係取引先に経緯説明とお詫びをしている。同社は再発防止に向け、個人情報の保護・保全に努めていく。
・お客様個人情報流出に関するご報告とお詫び(パナソニック テクニカルサービス)
http://panasonic.co.jp/csd/ptse/news/20100209.html
◎パナソニック エレクトロニックデバイス、メール誤送信で取引先のメルアド漏えい
電子デバイス等を製造するパナソニック エレクトロニックデバイス(本社:大阪府門真市)は8日、メール誤送信で取引先のメールアドレス等が漏えいしたと発表した。発表によると、同社の子会社の社員が取引先34名に業務メールを一斉送信する際、宛先設定の操作を誤り、取引先34名の業務用メールアドレスが表示される状態で送信してしまった。漏えいしたのは、取引先30社34名分のメールアドレス、会社名、担当者名。同社は、取引先と本人に対し、担当部門の責任者から事故の詳細報告とお詫びをした。関係省庁にも報告をしている。これまでのところ、漏えいした個人情報が不正に利用された事実は確認されていない。同社は今後、更なる情報セキュリティ強化に取り組むとしている。
・個人情報漏えいのお詫びとご報告(パナソニック エレクトロニックデバイス)
http://panasonic.co.jp/ped/info/100208.htm
◎ 人事院、国家公務員試験合格者のメールアドレス322件流出、1名に誤配信も
人事院は9日、メールアドレスが他の受信者に見える形でメール322通を送信し、同時に誤配信1件が発生していたことを明らかにした。発表によると、8日、2008年と2009年の国家公務員採用Ⅰ種試験合格者322名に事務手続に関する連絡をメールで送った際、誤って宛先をTOに入力して送信した。また、この際、誤ったメールアドレスを入力したため、試験合格者ではない1名にも同メールが配信された。人事院では直ちに謝罪のメールを送信し、当該メールの削除も依頼。誤配信した人には電話でも謝罪した。また、再発防止のため、外部の複数の宛先に情報メールを提供する際には、提供先毎に送付したり、宛先をBCCに入力するよう徹底するとしている。
・個人情報のメールアドレスの流出等について(人事院)
http://www.jinji.go.jp/kisya/1002/kojin21.htm
◎ ゆうちょ銀行那覇支店、3,430名分の顧客情報含む書類盗難
ゆうちょ銀行(本社:東京都千代田区)は8日、那覇支店(沖縄県那覇市)において、顧客3,430名分の情報が記録されている書類の紛失が判明したと発表した。内部調査の結果、1日に判明した。発表によると、紛失したのは、2003年4月から2007年9月の各種手続きに関する保管書類。このうち郵便貯金取扱停止・解除通知書には約3,220名分、訴訟関係書類には約130名分、その他書類には約80名分の顧客について、住所、氏名、生年月日、口座の記号番号、取引金額等が記録されていた。これらの書類は不要書類とともに廃棄された可能性が高く、外部への情報漏洩の懸念は低いという。同行は、顧客情報の管理を強化し、再発防止に努めるとしている。
・お客さま情報の紛失について(ゆうちょ銀行)
http://www.jp-bank.japanpost.jp/aboutus/press/2010/abt_prs_id000501.html
◎モンベルウェブサイト、不正アクセス受けカード情報盗難のおそれ
アウトドア用品のモンベル(本社:大阪市西区)は6日、同社のウェブサイトが不正アクセスを受け、オンラインショップ利用者のクレジットカード情報が盗まれた疑いがあると発表した。同社の発表によると、2009年11月以降にモンベル・オンラインショップを利用した顧客について、クレジットカード情報が盗まれた可能性がある。件数は明らかにされていないが、該当する顧客には、6日にメールで連絡したという。同社は、フリーコールの問い合わせ窓口を設置。調査の経過は随時サイトで報告するという。事態はクレジットカード会社から指摘で発覚。同社はサイトを1月29日に閉鎖して、調査を行っていた。
・お詫びとご報告(mont-bell)
http://www.montbell.jp/
◎ 関西テレビ、個人情報含むUSBメモリーの紛失が2件発生
関西テレビ(本社:大阪市北区)は5日、同社社員2名がそれぞれ個人情報を含むUSBメモリーを社外に持ち出し、紛失していたと発表した。同社によると、このうち1本は第三者が拾って同社に届けたが、もう1本は見つかっていない。このUSBメモリーには、現役選手11名を含むプロ野球関係者102名の氏名と住所が含まれている。同社は、管理と指導を徹底して、情報セキュリティの強化を目指し、再発防止に努めるとしている。
・個人情報が含まれたUSBメモリの紛失について(関西テレビ)
http://www.ktv.co.jp/info/100205.html
◎ 田原本郵便局、約1260名分の顧客情報含む携帯端末機や書類、貯金通帳紛失
郵便局株式会社近畿支社(大阪市中央区)、ゆうちょ銀行(本社:東京都千代田区)、かんぽ生命保険(本社:東京都千代田区)は4日、田原本郵便局(奈良県田原本町)の社員が集金業務従事中に、顧客情報入りの携帯端末機等を紛失したと発表した。発表によると、紛失したのは2日。端末機には顧客約1,260名分の住所、氏名、電話番号、保険証書記号番号、通帳記号番号が含まれているが、ロックされて使用不能な状態。二次被害の可能性は低いという。また、端末機と同時に、顧客23名の住所、氏名等を含む集金先リストと、顧客の通常貯金通帳1冊も紛失している。情報の外部漏えいが疑われる事例は発生していないという。同支社などは、今後、顧客情報の管理を強化し、再発防止に努めるとしている。
・お客さま情報が記録された携帯端末機等の紛失について[PDF](郵便局株式会社近畿支社/ゆうちょ銀行/かんぽ生命保険)
http://www.jp-network.japanpost.jp/notification/pressrelease/2010/document/3001_09_05_910020401.pdf
◎ ヤマゲン証券、顧客のメールアドレス14件流出
ヤマゲン証券(本社:東京都中央区)は3日、顧客のメールアドレス14件が流出したことを発表した。同社によると、3日午前9時頃、同社取り扱いの「アセット・マネジャーズ・チャイナ・ファンドIIトラスト」を預かっている顧客に 1月末の基準価格をメールで連絡する際、誤って宛先に他の顧客のメールアドレスが含まれる状態で送信した。同社では、個人情報が漏えいした顧客に直ちに報告して謝罪し、当該メールの削除を依頼。関係省庁にも報告した。同社は、今回の事態を深く受け止め、再発防止に努めるとしている。
・個人情報漏洩のお詫びとご報告[PDF](ヤマゲン証券)
http://www.yamagen-sec.co.jp/common/pdf/20100203.pdf
◎ くらしの友、10名分の顧客情報含む文書盗難
観光葬祭業のくらしの友(本社:東京都大田区)は2日、顧客10名の個人情報を含む文書を盗まれたと発表した。同社によると、1月28日午前10時頃、営業担当者が横浜市泉区の顧客宅を訪問した際、庭に停めていた原動機付自転車と当該文書の入ったバッグを盗まれた。文書には、横浜市戸塚区と栄区、泉区内に住む顧客10名の氏名、電話番号、取引履歴、契約内容等が記載されていた。営業担当者が直ちに警察に届出を行ったという。同社では、該当する顧客に事情説明と謝罪を行い、関東経済産業局、財団法人日本情報処理開発協会、社団法人全日本冠婚葬祭互助協会にも連絡した。情報の不正使用は報告されていない。同社は、法令順守教育を徹底し、厳格な再発防止策を構築して、個人情報管理システムの体制を強化するとしている。
・お客様情報盗難についてのお詫びとお知らせ[PDF](くらしの友)
http://www.kurashinotomo.jp/kaisha/info/pdf/info_2010_02_owabi.pdf