◎ ホーマック、105名分の顧客情報含むファイル盗難
ホームセンターのホーマック(本社:札幌市厚別区)は10月5日、スーパーデポ長苗代店(青森県八戸市)において、105名分の個人情報を含む顧客ファイル1冊が盗まれたと発表した。同社によると1日、同店リフォームカウンター上から、担当者が顧客の入金のため席を外していた午前10時56分頃から同11時10分頃までの間に盗まれた。ファイルには、顧客105名の氏名、住所、電話番号、工事概要を含む工事伝票および同モニタリスト、見積依頼書、見積書が含まれていた。同店では同日、警察へ被害届を提出。該当する顧客に対しては、電話または訪問によって謝罪と報告を行った。個人情報悪用による二次被害等の事実は確認されていないという。同社は、再発防止のため個人情報の管理体制の見直しと徹底を図るとしている。
・「お客様情報の盗難」に関するお詫びとお知らせ[PDF](ホーマック)
http://www.homac.co.jp/company/pdf/pdf_101005.pdf
◎大阪ガス、メーターの取付け・取外し業務の委託先が顧客情報を紛失
大阪ガス(本社:大阪市中央区)は10月5日、業務委託先で、顧客情報の紛失があったと発表した。発表によると、同月2日夜、ガスメーターの取付け・取外し業務の委託先である泉鋼管工事(本社:泉佐野市)の担当者が、オーダー(業務指示書)の工事会社保管分を鞄に入れ、車で帰宅した。その途上、別件で駐車場に停めて車から離れたところ、車の窓ガラスが割られ、車内に置いた鞄が盗まれた。紛失したオーダーは作業を行う工事会社に指示書として発行される紙帳票で、顧客の氏名、住所、ガスの使用番号が記載されている。同社は翌3日早朝に泉鋼管工事より事態の連絡を受け、警察署に届け出るとともに、駐車場周辺を捜索したが、現時点で発見に至っていない。これまでに紛失した顧客情報が外部に流出し利用された事実は確認されていない。同社は4日から該当顧客を個別に訪問し、事情説明とお詫びをしている。同社は今後、業務委託先を含め再発の防止に努めていくとしている。
・お客さま情報が記載された書類の紛失について(大阪ガス)
http://www.osakagas.co.jp/company/press/pr_2010/1191295_2408.html
◎ブロードリーフ、取引先等の個人情報を含む業務用携帯電話を2件紛失
業界向けパッケージソフトの開発・販売等を行うブロードリーフ(本社:東京都品川区)は10月4日、従業員が会社貸与の業務用携帯電話を紛失したと発表した。発表によると、紛失事故は2件起きており、1件は9月7日深夜、もう1件は9月12日未明に、それぞれ従業員の不注意により発生した。先の紛失事故では131件(東海地方の取引先104件、同社従業員27件)の個人情報が、後の紛失事故では200件(中国地方の取引先および同社従業員の合算)の個人情報が、それぞれ紛失した携帯電話に登録されていた。情報内容は、氏名と電話番号で、一部にメールアドレスも含まれる。これらの携帯電話には、セキュリティロック機能が設定されていた。また、万一拾得されても情報が漏えいしないように、紛失確認後ただちに対策を講じている。現時点において、情報が不正に使用された事実は報告されていない。同社は今後、社内における社員教育を徹底し、再発防止に全力をあげて取組んでいくとしている。
・社員による携帯電話紛失のお詫びとお知らせ(ブロードリーフ)
http://www.broadleaf.co.jp/company/info/20101004.html
◎大阪市、教育委員会事務局で休職中の教師等の個人情報を含むUSBメモリー紛失
大阪市は10月4日、教育委員会事務局の非常勤嘱託職員が、教師等の個人情報を含むUSBメモリーを紛失したと発表した。発表によると、うつ病などの病気休職者の復職支援事業、および講師面接業務を担当している同事務局教務部の非常勤嘱託職員が、担当する教諭の個人情報等が保存されているUSBメモリーを紛失した。紛失時期は9月16日以降で、紛失に気付いたのは10月1日だった。同職員は、主業務である復職支援事業については教育センターで、講師面接については月5日程度、本庁舎の教育委員会事務局で行っていた。業務を滞りなく行えるように、情報の移動にUSBメモリーを使用していた。9月16日に当該USBメモリーを使い、帰宅時に鞄の中のファスナーのあるポケットへ入れた。その後、10月1日にUSBメモリーを使用しようと鞄の中を探したが見つからなかった。職場や自宅などをくまなく探したが、現在のところ見つかっていない。USBメモリーには、教諭等85名分の氏名、性別、生年月日、学校名、担当教科、休職期間、復職日などを記載した一覧が記録されている。うち、現在休職中の39名分については、現住所、経歴、病状、休職歴・休職期間などが記載された休職者個別データとなっている。市は今後、関係先に謝罪と報告を行うとともに、当該担当業務における個人情報のUSBメモリーでの持ち出し禁止を徹底する。あわせて、担当業務の改善を行い、個人情報保護の意識向上と管理の徹底を図り、再発防止に努めるとしている。
・教育委員会事務局における個人情報を含むUSBメモリーの紛失について(大阪市)
http://www.city.osaka.lg.jp/hodoshiryo/kyoiku/0000096106.html
◎大阪府高槻市、49世帯の個人情報を含む国勢調査の世帯一覧表が盗難
大阪府は10月4日、高槻市において国勢調査の世帯一覧表が盗難にあったと発表した。発表によると、10月1日午後零時頃、調査員が午前中の調査票回収業務を終えて帰宅し、調査書類を確認したところ、調査世帯一覧、調査区要図、住宅地図が、それらをまとめたバインダーごとなくなっていることに気づいた。調査世帯一覧には49世帯の名字など個人情報が記載されていた。調査員は、移動に使用した車両、自宅内および調査区周辺道路を探したが見つからず、10月2日、国勢調査高槻市実施本部に連絡。その指示に基づいて再度調査区周辺道路等を探したが、やはり見つからなかったため、警察署へ紛失届けを提出した。10月3日、調査員と市職員が該当の49世帯を訪問し、事故の経過説明と謝罪を行った。府は4日、調査関係書類の取扱いについて、調査員に対し改めて注意喚起を行うよう、府内全市町村に通知した。
・平成22年国勢調査にかかる調査関係書類の紛失について(大阪府)
http://www.pref.osaka.jp/hodo/index.php?site=fumin&pageId=4995
◎NHK大阪放送局、受信料関連業務の委託事業者が受信料の帳票1件を紛失
NHK(日本放送協会、東京都渋谷区)は10月4日、大阪放送局管内で放送受信料の契約・収納業務を委託している法人事業者が、放送受信料の帳票を紛失したと発表した。発表によると、9月30日、大阪府大阪市において放送受信料の帳票1件を紛失した。紛失した帳票には、顧客の氏名、住所、口座番号、電話番号が記載されている。警察へ紛失届を提出するとともに、紛失したと思われる周辺の調査を実施したが、発見に至っていない。該当顧客には直接会ってお詫びと説明をし、理解を得たという。NHKは今後、指導を徹底し、個人情報の取り扱いにいっそう注意していくとしている。
・個人情報を含んだ帳票の紛失について(NHK)
http://www.nhk.or.jp/privacy/oshirase101004.html
◎任天堂、「カンファレンス2010」の来場者1200名分の名刺を紛失
家庭用レジャー機器の製造・販売を行う任天堂(本社:京都市南区)は10月1日、同社開催の「任天堂カンファレンス2010」に来場した業界関係者1200名分の名刺を紛失したと発表した。発表によると、「任天堂カンファレンス2010」は9月29日、マスコミ、証券アナリスト、流通、その他業界関係者を招いて開催された。来場者の確認のために受付で受け取った約1200名分の名刺を本社へ移動中、紛失したという。同社は現在、調査探索を行っている。また、迷惑をかける可能性があることから、来場者に個別に紛失の説明を行っている。同社は今後、再発防止に向けて管理を徹底していくとしている。
・任天堂カンファレンス2010 ご来場者様の名刺の紛失について(任天堂)
http://www.nintendo.co.jp/info/101001/index.html
◎シンビョウシステムズ、通知メールの誤送信で顧客のメールアドレス流出
ゲームサイト「SYMBIO GAME」を運営するシンビョウシステムズ(大阪市浪速区)は10月1日、顧客へのメール配信を誤り、宛先メールアドレスが流出したと発表した。発表によると、9月30日午後5時30分頃、同社が運営するオンラインゲーム「モナトエスプリ」のオープンβに関する通知メールを、同社社員が顧客に一斉配信した。その際、配信先全てのメールアドレスを表示した状態で配信してしまった。流出した情報は、サービス利用を目的とした会員、および同社ホームページ等を通じてゲームに関する問合せの対応を行った顧客のメールアドレスと氏名で、その他の情報は流出していない。同社はメール配信後に誤操作に気づき、配信先の全てに対し事情説明とお詫びのメールを送った。現時点では情報の不正使用などの事実は確認されていない。再発防止策として、メール一斉配信時に、個々のメールアドレスを表示しない状態で配信することを改めて周知徹底する。また、役職員に対する個人情報保護教育を徹底していくとしている。
・個人情報の流出に関するお詫びとお知らせ(シンビョウシステムズ)
http://www.monatoesprit.jp/html/News/news_view.asp?Idx=52&search=&searchstring=&page=
◎習志野市立小、全児童473名分の個人情報を記載した児童名簿が盗難
千葉県習志野市は10月1日、市立谷津南小学校で児童名簿の盗難があったと発表した。発表によると、9月30日午前11時頃、養護教諭が保健室の机の上に置いてあったファイルを開いたところ、中に綴じてあった児童名簿がなくなっていることに気づいた。各学級担任に確認するとともに、全職員で校内を捜索したが発見できなかった。10月1日午後5時15分に警察署に被害届を提出した。盗難にあったのは児童名簿16枚で、全児童473名分の氏名、生年月日、性別・続柄、保護者名、現住所、自宅電話番号・緊急連絡先、校内兄弟関係が記載されている。同小は10月1日午後8時、臨時の保護者会を開催して説明を行い、10月4日には全家庭に文書を配布した。市教育委員会は臨時校長会を開催し、各校長に対し、情報管理の徹底について指示した。
・習志野市立谷津南小学校における児童名簿の盗難について(習志野市)
http://www.city.narashino.chiba.jp/kyoiku/oshirase/yatuminamishoumeibotonan/index.html