◎ 岡山県フィルムコミッション連絡協議会、メール誤配信でメルアド1285名分流出
岡山県は12月9日、観光課に事務局を置く岡山県フィルムコミッション連絡協議会において、エキストラ人材バンク登録者1285名に対し、メールアドレスが表示される形でメールを誤配信したと発表した。発表によると、同協議会では同8日午後4時59分に、テレビコマーシャルのエキストラ募集に関するメールを登録者に送信。その後、登録者から指摘があり、事態が発覚した。同局では、登録者に報告と謝罪のメールを送り、当該メールの削除を依頼した。今後は、再発防止のため、メール配信の際の手順およびチェック体制について管理を徹底するとしている。
・エキストラ募集案内の誤配信について(岡山県)
http://www.pref.okayama.jp/soshiki/detail.html?lif_id=84895
・エキストラ募集案内の誤配信について[PDF](岡山県フィルムコミッション連絡協議会)
http://www.pref.okayama.jp/file/open.php?f=/uploaded/life/84895_pdf1.pdf
◎ NTTコム、ファイル誤添付で顧客のメールアドレス3385件流出
エヌ・ティ・ティ・コミュニケーションズ(本社:東京都千代田区)は12月9日、同社が提供する「050あんしんナンバー」において、一部顧客に「【重要】「ユニバーサルサービス制度」の番号単価の変更について」のメールを送った際、誤って他の顧客の情報を含むファイルを添付したと発表した。同社によると、メールを送ったのは9日。誤添付したファイルには、顧客の氏名または会社名とメールアドレスが3385件含まれていた。同社では該当する顧客に謝罪文を送り、添付ファイルの削除を依頼した。また、本件専用の電話番号で問い合わせに対応している。同社は、該当する顧客に対し、お詫びとして12月利用分の基本料を減額するとしている。
・お客さま情報の誤送信に関するお詫びとお知らせ(NTTコミュニケーションズ)
http://www.ntt.com/release/monthNEWS/detail/20101209.html
◎ 東京都中野区、91名分の個人情報含む名簿紛失
東京都中野区は12月8日、教育委員会主催の社会教育事業「いずみ教室」において、区内散策に同行した職員が、同事業の受講者、ボランティアスタッフ合せて91名分の個人情報を含む名簿を鞄ごと紛失したと発表した。発表によると、名簿には氏名、住所、電話番号等が記載されている。紛失に気付いた職員は、付近や立ち寄り先を捜索し、警察に遺失届を提出したが、名簿はまだ発見されていない。教育委員会では、受講者の保護者とボランティアスタッフ全員に対し、電話で事故の概要説明と謝罪を行った。文書での経過説明と謝罪も行うという。同委員会では、今後も名簿の捜索を続けるとともに、再発防止のため、個人情報の管理を徹底するとしている。
・教育委員会職員による個人情報の紛失について(東京都中野区)
http://www.city.tokyo-nakano.lg.jp/dept/653000/d011881.html
◎ 大阪市水道局、個人情報79件を含む書類一時紛失
大阪市水道局は12月8日、同局南部水道工事センター所管の工事施工現場において、工事の請負者が、同4日午後4時過ぎから7日午前10時頃まで、顧客の名字や住宅の敷地形状などの情報を含む「工事設計図面」を一時紛失していたと発表した。同局によると、7日午前9時頃、同図面を4日午後4時30分頃に拾ったという連絡があり、事態が発覚。工事の請負者が4日に南部水道工事センターと東部水道工事センターから同書類を1枚ずつ持ち出し、午後4時過ぎに工事を終えた際、現場に置き忘れていたことがわかった。図面は、拾った人が7日午前10時頃に現場へ届けたという。同局では当該請負者に対し、個人情報の取り扱いについて工事仕様書を遵守すること、持ち出し時には細心の注意を払うこと、関係のない工事図面を持ち出さないことなどを指示した。同局職員についても、個人情報の取り扱いについて、注意指導を徹底するという。
・東部・南部水道工事センターにおける「工事設計図面」の一時紛失について(大阪市水道局)
http://www.city.osaka.lg.jp/hodoshiryo/suido/0000104384.html
◎ 住友林業、携帯電話紛失事故が2件発生、顧客情報計160件を保存
住友林業(本社:東京都千代田区)は12月7日、顧客情報を含む携帯電話の紛失事故が2件発生したと発表した。同社によると、紛失したのは11月16日と12月3日。どちらも夕刻以降の業務時間外に、飲食中の同社社員が紛失した。1台には90名分、もう1台には70名分の顧客情報が含まれている。事態発生後、直ちに携帯電話の利用停止手続きを行い、管轄警察署に紛失の届出をしたが、12月7日の段階では2台とも見つかっていない。該当する顧客には、すでに報告と謝罪を行ったという。同社は再発防止のため、教育や研修を通じて個人情報の保護を励行するとしている。
・お客様情報の紛失事態について(住友林業)
http://sfc.jp/information/news/2010/2010-12-07.html
◎ 静岡市、要支援高齢者1名の個人情報含む書類を紛失
静岡市は12月7日、駿府葵会(静岡市葵区)に運営を委託している「葵区麻機千代田地域包括支援センター」において、同センターの職員が、要支援者1名の個人情報を含むファイルを紛失したと発表した。市によると、紛失したのは要支援者の氏名、住所、契約書、医師意見書の写し、訪問記録、介護保険被保険者証などを含む利用者ファイル。当該ファイルは、職員が11月22日に該当者宅を訪問した際に持参し、事務所に持ち帰ったはずだが、同25日に使おうとしたところ、見つからなかったという。同センターでは、ファイルの捜索を続けたが見つからなかったため、12月1日に市へ報告。以降も、事務所内や該当者宅付近を捜索しているが、ファイルは見つかっていない。市では再発防止のため同センターに対し、個人情報が記載された書類は鍵のかかる書庫に保管する、ファイル管理を徹底し、持ち出し簿を作成するなどの指導を行うとしている。また、地域包括支援センター業務委託契約書の「個人情報の保護に関する取扱い仕様書」を見直し、改善を図るという。
・個人情報等の漏えいについてのお詫び[PDF](静岡市)
http://www.city.shizuoka.jp/000103816.pdf
◎ 仙台銀行、15支店で顧客情報含む書類約3万8500件紛失
仙台銀行(本店:仙台市青葉区)は12月6日、宮城県内の15支店において、顧客情報を含む行内資料の一部を紛失していたと発表した。同行によると、紛失したのはATMで振り込み取引を行った顧客の情報が記載された資料約3万8500件で、2000年9月から2009年8月までのもの。振り込み依頼人と受取人のカナ氏名、電話番号、口座番号、振込金額等の情報が含まれている。9月に苦竹支店と上杉支店において同資料が所在不明となっていることがわかり、全営業店で調査を行ったところ、他の13支店でも紛失していたことが判明した。同行では、資料は誤廃棄した可能性が高く、外部に流出する可能性は極めて低いとみている。外部からの問い合わせ等は発生していない。同行は、同資料の整理方法について見直し、他資料との混入等、誤認が発生しない仕組みを検討するとしている。また、廃棄作業を行う際の確認を厳密にする、行内資料の保管と確認にはネットワークシステムを使い、印刷、保管する資料を出来る限り少なくするなどの再発防止策をとるという。
・お客さま情報の紛失について[PDF](仙台銀行)
http://www.sendaibank.co.jp/sendaibank-cgi/news/news_upfiles/2010/627/0/1206.pdf
◎ 大阪府、個人情報含む書類を同一名字の2名に入れ違えて送付
大阪府は12月6日、福祉部子ども室家庭支援課において、母子寡婦福祉資金貸付に関する書類を互いに入れ違えて2名に誤送付したと発表した。府によると、同課では同1日、同資金の貸付を受け、これを完済した93名に対し、関連書類を送付。これを受け取ったA氏から、書類が他人(B氏)のものだったと申し出があった。B氏に確認した結果、同一名字のA氏とB氏に対し、誤って双方入れ違えて書類を送付していたことが判明したという。書類には、借主、連帯借主、連帯保証人の住所と氏名、資金の種類、借用金額、完済年月日、印鑑証明用の印影等の情報が記載されていた。同課では、A氏とB氏の自宅を訪問して状況の報告と謝罪を行い、連帯借主および連帯保証人分も含めて了解を得て、双方に正しい書類を渡した。同課では通常、2名でダブルチェックしながら封函作業を行っているが、今回は完済者が多かったのでダブルチェックを行っていなかったという。同課は、再発防止のため、今後は常に2名でチェックをしながら封函作業を行うとしている。
・個人情報を含む書類の誤送付について(大阪府)
http://www.pref.osaka.jp/hodo/index.php?site=fumin&pageId=5578
◎ 日本野菜ソムリエ協会、宅配業者が資料請求者宛ての封書167通を紛失
日本野菜ソムリエ協会(本部:東京都渋谷区)は12月6日、事業運営を委託しているフードディスカバリー(本社:東京都渋谷区)において、宅配業者に発送業務を委託した封書の所在が不明となり、資料請求者167名の個人情報が流出した可能性があると発表した。発表によると、紛失が判明したのは11月17日。宅配委託業者の啓文社とヤマト運輸を含め調査を行っているが、封書は見つかっていない。啓文社の調査の結果、紛失した封書176通はまとめて大型の段ボールに入れて出荷されており、他の配送物に紛れ込みやすい状況だったという。情報の不正利用等の事実は確認されていない。同協会は、業務フローや仕事の手順等の緊急点検を行うとともに、業務委託先への指導を含め改善改良に取り組み、再発防止に全力を挙げるとしている。
・発送業務委託先による発送済資料紛失に関するお詫びとお知らせ(日本野菜ソムリエ協会)
http://www.vege-fru.com/news/hp0002/index03770000.html