◎広島県、県立高校2校で考査後の答案用紙を紛失
広島県は12月20日、県立高校2校で答案用紙の紛失があったと発表した。発表によると、紛失が起きたのは、いずれも福山市の福山葦陽高と福山商業高。福山葦陽高では、2年生の「リーディング」の答案用紙1名分1枚を紛失した。10日に同教科の考査を実施し、監督者が答案用紙を回収し枚数を確認後、教務部員に手渡した。教務部員から外国語科の教員が受領し、同日午後に採点時に1枚紛失していることに気付いた。13日に他の答案用紙綴りへの混入を確認したが発見できなかった。14日に該当生徒の保護者に事情を説明し謝罪。17日に該当生徒に対し再テスト実施した。福山商高では、2年生「英語Ⅱ」の答案用紙1名分1枚を紛失した。7日に同教科の考査を実施し、監督者が答案用紙を回収し枚数を確認。このとき受験者数を勘違いし、1枚少ないことに気付かないまま授業担当の教員に手渡したという。14日に採点を終えた教員が1枚不足していることに気付き、捜索をしたが発見できなかった。15日に該当生徒の保護者に事情を説明し謝罪した。
・県立高等学校における答案用紙の紛失について[PDF](広島県)
http://www.pref.hiroshima.lg.jp/kyouiku/hotline/20houdou/22_12/221220touanhunshitu.pdf
◎NTT東日本東京支店、顧客の電話番号1件を無断で他の顧客に伝え流出
NTT東日本東京支店(東京都港区)は12月20日、電話受付業務を委託している電話受付センターで、顧客情報の流出が1件あったと発表した。発表によると、同センターで、顧客の同意を得ずに、携帯電話番号を他の顧客へ伝えていたことが判明した。流出情報は、携帯電話番号1件のみ。同店は当該顧客に、事実を説明しお詫びをしている。流出した顧客情報は廃棄されたことを確認したという。同点は情報管理の強化を図り、信頼回復に全力を挙げて取り組むとしている。
・お客様情報流出のお詫びとお知らせ[PDF](NTT東日本東京支店)
http://www.ntt-east.co.jp/tokyo/release/2010/20101220/oshirase101220.pdf
◎国交省、メール誤送信で関係記者のメルアド36件が流出
国土交通省近畿地方整備局(大阪市中央区)は12月17日、メール誤送信によりメールアドレスが36件流出したと発表した。発表によると、同17日午後2時52分頃、同局内部周知用に作成した「12月17日 記者発表資料について」をメール送信する際に、誤って近畿建設記者クラブ加盟の関係記者のメールアドレス36件を入力し、送信してしまった。送信先のメールアドレス全てが表示された状態での誤送信となった。同局は送信先の36名に報告とお詫びをし、当該メールの削除を依頼した。また、今後メール送信時には複数の人間による確認を実施することとし、情報管理を徹底して再発防止に努めるとしている。
・メールアドレスの誤送信に関するお詫びとお知らせ
http://www.kkr.mlit.go.jp/scripts/kisha-uproad/index.pl?action=search2&type=date&year1=2010&year2=2010&mon1=12&mon2=12&day1=1&day2=31
◎ 土屋ホームトピア、顧客の建物設計図書コピー1件分を紛失
住宅リフォームの企画施工等を行う土屋ホームトピア(本店:北海道札幌市)は2010年12月17日、顧客の個人情報1件を紛失したと発表した。発表によると、同社社員が同12月5日、顧客から預かった建物設計図書のコピー1件分を紛失した。社屋を車両で出発する際の不注意によるものとみられ、社屋内および周辺の捜索、移動経路の再捜索を行ったが、発見に至っていない。警察への届出は紛失当日に行っている。当該個人情報の不正利用等の事実は確認されていない。同社は該当顧客に対し、お詫びと今後の対応への説明を行っている。同社は今後、外出時における車内への重要物の積載確認、常時携帯などの指導を徹底し、再発防止に取り組んでいくとしている。
・お客様個人情報の紛失について(土屋ホームトピア)
http://www.hometopia.jp/information/101217/
◎テクノロジーネットワークス、個人情報98名分を含むノートPC盗難
CATVや電気通信設備のシステム開発、労働者派遣事業などのテクノロジーネットワークス(本社:東京都千代田区)は12月16日、個人情報を含むノートパソコン1台を紛失したと発表した。発表によると、同5日、同社従業員が業務のため移動中に、JR中央線東京駅でノートパソコン1台を置き引きされた。直ちに駅の忘れ物窓口に確認し、丸の内警察署にも遺失物届を提出したが、16日時点で当該パソコンは発見されていない。当該パソコンには、取引先28名、同社グループ70名の個人情報(いずれもメールアドレス)が含まれていた。当該パソコンには、起動時、ログイン時、パワーオン(電源ON)時、ハードディスクにそれぞれパスワードが設定されている。また紛失後、同社サービス用ネットワーク、社内ネットワークへの接続停止措置を実施している。16日時点で個人情報の不正利用等の事実は確認されていない。同社は該当する取引先に電話で事態を説明し、お詫びした。同社は引き続き当該パソコンを捜索すると同時に、情報流出について確認していく。また、管理体制の見直し強化するとともに、社内教育を徹底し、再発防止に努めるとしている。
・個人情報を含むノートパソコンの紛失に関するご報告とお詫びの件(テクノロジーネットワークス)
http://www.tecnetinc.jp/corporate/news_detail.php?dir=10_009&file=101216
◎東京都練馬区、住民税と国保料の訪問収納員が訪問リスト644名分を一時紛失
東京都練馬区は12月16日、区民を個別訪問して住民税と国民健康保険料を徴収している訪問収納員(非常勤の区職員)が訪問リストを紛失したと発表した。発表によると、同14日、区民から、マンション通路に落ちていたとして、644名分の住所と氏名が記載されたリストが区に届けられた。調査の結果、収納員が先月23日に立野町近辺を訪問した際に、訪問宅の玄関先に置き忘れたものであることが判明した。訪問先の確認に使用しているリストで、住所と氏名以外の情報は記載されていない。このリストからの個人情報漏えいによる被害報告は寄せられていない。区は、訪問リスト該当者に個別にお詫びと説明の通知を郵送した。また、訪問収納については、訪問リストの取扱いはじめ個人情報管理を徹底し、収納員のみならず収納担当職員すべてに万全の注意を払うよう指示するとしている。
・区民税・国民健康保険料 収納員 個人情報の紛失について(練馬区)
http://www.city.nerima.tokyo.jp/kurashi/zei/oshirase/20101214_risutoowabi.html
◎大阪市、市立小教諭が児童36名分の氏名や成績など含むUSBメモリを紛失
大阪市は12月15日、市立小の教諭が児童の個人情報が入ったUSBメモリを紛失したと発表した。市によると、教諭は9日に学期末の成績処理をするため、USBメモリを自宅に持ち帰った。この時、個人情報を持出す際に必要な「個人情報持出し返却管理簿」への手続き、およびセキュリティロックの処理は行っていなかった。教諭は帰宅後、鞄の中にUSBメモリが見当たらないため、持ち帰るのを忘れたと思い、翌10日に学校の中を探したが発見できず、校長に報告した。11日~12日に自宅を再度探したが発見できなかった。USBメモリには、学級児童36名分の氏名と2学期の成績一覧表、2学期の学習評価一覧表が含まれていた。校長は13日朝、全教職員にこのことを伝え、全職員で校内を探すとともに、個人情報管理の徹底について改めて指導した。14日夜には該当児童と保護者に対し、家庭訪問をして謝罪した。今後、全保護者に対して説明会等を通じ、謝罪と個人情報管理を厳重に行うことを伝えるとしている。当該教諭は14日夜に警察への遺失物届を出したが、15日現在、見つかっていない。市教育委員会は、管理職および当該教諭に対し厳しく指導し、「個人情報持出し返却管理簿」への記載やセキュリティロックの徹底をはじめ個人情報の更なる意識の向上と再発防止に努めるとしている。
・平野区 加美小学校における個人情報を含むUSBメモリーの紛失について(大阪市)
http://www.city.osaka.lg.jp/hodoshiryo/kyoiku/0000105344.html
◎小野樫山簡易郵便局、窓口来局者映像を記録したビデオの盗難も判明
郵便局社近畿支社とゆうちょ銀行(東京都千代田区)は12月15日、小野樫山簡易郵便局(兵庫県小野市)において、紙幣硬貨入出金機と窓口端末機が盗難にあい、約6万6200名分の顧客情報が持ち去られた事件で、防犯カメラの映像を記録したビデオテープも同時に盗難にあっていたことが判明したと発表した。その後の調査でわかったという。発表によると、新たに判明した盗難物は、今年3月1日から同23日、および今年11月24日から同25日の窓口来局者の映像を記録したビデオテープ1本で、約1600名の顧客の映像が記録されている。現在までに、これらの情報漏えいが関係すると考えられる照会や不正要求などは発生していない。同社は盗難物の捜査に最大限の協力をしていくとしている。
・小野樫山簡易郵便局への局舎侵入事件によるお客さま情報の盗難について(追加)[PDF](郵便局社近畿支社/ゆうちょ銀行)
http://www.jp-network.japanpost.jp/notification/pressrelease/2010/document/3001_09_05_910121501.pdf
◎ぷらんにんぐHERO、メール誤送信でメルマガ登録者のメルアド流出
ホームページの企画制作や運営管理を行う、ぷらんにんぐHERO(福岡市東区)は12月14日、運営する占いポータルサイト「福岡の占い師」のメールマガジン登録者へのメールニュース送信時に、操作を誤り、メールアドレスが流出したと発表した。発表によると、同14日午前11時35分、当該登録者に宛てて、Webサイトのリニューアルに伴う「メールマガジン登録の更新のお願い」をメール配信した。その際に、誤って他の受信者のメールアドレスを表示されてしまう状態で配信してしまった。流出した情報は当該登録者のメールアドレスのみで、その他の情報は流出していない。同社は該当者にメールで事実関係の説明とお詫びをし、誤送信されたメールの削除を依頼した。同社は今後、メール一斉配信に際しての注意事項を周知徹底するとしている。
・「 メールアドレス流出 」 に関するお詫びとお知らせ[PDF](ぷらんにんぐHERO)
http://www.planninghero.com/owabi.pdf