◎中ノ郷信用組合、職員が集金途中に顧客情報1385件含む端末機を一時紛失
中ノ郷信用組合(本店:東京都墨田区)は1月7日、職員が顧客情報が入った渉外支援PDA端末機を一時紛失したと発表した。発表によると、2010年12月27日午後3時25分頃、営業職員がバイクで集金途中、営業用カバンに収納していた同端末機を紛失した。端末機には、東京都墨田区京島・押上、および近郊の法人を含む1385件の顧客情報(氏名または会社名、電話番号、生年月日または会社設立年月日、顧客の預金・融資に関する情報)が入力されていた。ただちに警察に届出るとともに、集金先や周辺路上を捜索したが発見できなかった。ところが、翌28日午前10時20分頃、警察に当該端末機が届けられ、回収することができた。端末機は暗証番号を入力しなければ操作できず、データには高度な暗号化処理が施されており、顧客情報が漏えいする懸念は極めて少ないという。同合は改めて管理体制の見直しや役職員の意識向上を図り、顧客情報の管理強化に取り組んでいくとしている。
・お客様情報の紛失について[PDF](中ノ郷信用組合)
http://www.nakanogou.shinkumi.co.jp/pdf/oshirase.pdf
◎こども盆栽、顧客や関係者の個人情報608件を含むノートパソコン紛失
子どもの職労体験に関する事業を行っている特定非営利活動法人のこども盆栽(大阪市中央区)は1月7日、個人情報を含むノートパソコンを紛失したと発表した。発表によると、同社社員が1月4日、会社所有のノートパソコン等が入った鞄を出勤途中に紛失した。当該パソコンには、同社の企画イベント「こどものまちミニ大阪2007」「ミニ大阪2008」に参加した顧客383件、2009年に年賀状を送付した関係者225件の住所、氏名、電話番号、性別等が保存されていた。紛失発覚後、関連各所への届け出や問合せを行ったが、発見されなかった。紛失発覚後、同社は該当パソコンから同社のデータベースへのアクセスを遮断した。また。関連各所への届け出や問合せ、現場周辺の捜索等を継続して行っている。当該パソコンにはパスワード管理等のセキュリティが施されており、現在のところ情報が不正に利用されたという報告はない。同社データベースにアクセスした形跡もない。同社は、情報管理体制の見直しと改善、全従業員に対する教育の再徹底を行い、再発防止に努めていくとしている。
・個人情報を含むノートパソコンの紛失に係わるお詫びとご報告(こども盆栽)
http://www.cobon.jp/news/doc/news_032.php
◎北門信用金庫、解約済暗証番号届など顧客情報1047件を含む書類紛失
北門信用金庫(本店:北海道滝川市)は1月7日、顧客情報を含む一部書類を紛失したと発表した。発表によると、紛失したのは2000年度から2003年度分の解約済の暗証番号届および附属書類1047件で、顧客氏名、住所、電話番号、顧客番号、口座番号、暗証番号が記載されていた。内部調査の結果、正しい保存期限がくる前に誤廃棄した可能性が高いことがわかった。関連する問合わせや不正利用等の事実もないことから、個人情報の外部流出、漏えい等の可能性は極めて低いという。同金庫は本店以外の店舗についても同様な事例がないか調査中で、結果は別途公表する。同金庫は顧客情報管理の徹底を図り、役職員一丸となって再発防止に取組むとしている。
・お客さま情報の紛失について(北門信用金庫)
http://www.shinkin.co.jp/hokumon/jyouho_funshitu.pdf
◎ いまじんと白揚、顧客情報含む書類盗難
書籍、ゲーム、CD等の小売、卸売等を行ういまじん(本社:愛知県豊山町)と、同社子会社で同じく書籍、ゲーム、CD等の小売、卸売等を行う白揚(本社:三重県四日市市)は1月7日、商品等の配送を委託している業者のトラックが荒らされ、商品、金券類とともに、顧客の個人情報が記載された書類を盗まれたと発表した。発表によると、盗まれたのは4日で、盗まれたもののうち個人情報を含んでいたのは、2010年12月1日から同31日までに4つの店舗で「トイ・ワイド友の会」に入会した顧客の入会申込書控え(会員名、住所、電話番号等記載)、2店舗分のクレジットカード伝票控え(10月利用分または12月利用分)、いまじん中川戸田店の10月1日から31日までの中古物品買取承諾書(氏名、住所、連絡先、生年月日、身元確認用の情報等記載)。2社は、問い合わせ用の電話窓口を設置したほか、該当する顧客に対し、情報の不正利用への注意を呼びかけている。2社は今後、個人情報が記載された書類については運送会社に輸送を頼まず、自社で配送と回収を行う。また、個人情報保護に関して管理体制の整備、強化、徹底に取組むとしている。
・盗難事件に伴う個人情報の流出事故に関するお詫びとお知らせ(いまじん/白揚)
http://www.imagine-group.jp/news/2011/01/09_0900.php
◎ NHK水戸放送局、放送受信料の帳票1枚を紛失
NHKは1月7日、水戸放送局(茨城県水戸市)において、放送受信料の帳票1枚を紛失したと発表した。発表によると、紛失が判明したのは2010年12月28日で、水戸放送局の営業部居室内で紛失したという。帳票には、顧客の氏名、住所、電話番号、口座番号が記載されている。同局では警察に紛失届を提出するとともに、該当顧客を訪問して謝罪と説明を行った。NHKでは、再発防止のため、指導を徹底するとしている。
・お知らせとお詫び(NHK)
http://www.nhk.or.jp/privacy/oshirase110107.html
◎ 神奈川県立産業技術短大、入学予定者の提出書類1件を紛失
神奈川県は1月6日、県立産業技術大学(横浜市旭区)が、入学予定者が提出した書類1名分を紛失したと発表した。県によると、紛失したのは、入学意思確認書、入学金収入済証明書、住民票の写しで、氏名、住所、電話番号、生年月日等の情報を含んでいる。同校学生課が、2010年12月10日に入学予定者本人から書類を受け取り、内容を確認して入学手続完了通知を公布。その後、受け取った書類を他の入学予定者のものと合わせて箱に入れ、学生課内のロッカーに施錠して保管していた。その後、同12月13日から17日にかけて書類確認作業を行い、今年1月5日に郵便物発送のため書類を参照しようとしたところ、当該書類が見あたらなかったという。同校では、入学予定者と保護者に連絡をとり、説明と謝罪を行うとしている。また今後、再発防止に向け、個人情報の含まれる重要書類について管理を徹底するという。
・個人情報の紛失について(神奈川県)
http://www.pref.kanagawa.jp/press/1101/009/index.html
◎ 高島屋、おせちの受注伝票3名分を紛失
百貨店の高島屋(本社:大阪市中央区)は1月6日、玉川店(東京都世田谷区)において、おせち料理の受注伝票3名分を紛失したと発表した。発表によると、当該伝票には顧客の氏名、住所、電話番号、クレジット口座番号、品名と金額等が記載されている。同社では、関係官庁へ事態を届け出た。該当する顧客には、個別に説明と謝罪を行うとしている。6日の時点で、第三者に情報が流出した事実は確認されていない。同社では、管理体制を強化して再発防止を徹底するという。
・玉川店:おせち料理「受注伝票」紛失についてのお詫びとお知らせ(高島屋玉川店)
http://www.takashimaya.co.jp/about/excuse/110106/
◎アイエスエイ、従業員が帰宅途中に個人情報含むノートパソコン紛失
海外および国内教育研修や留学、e-ラーニング、学校経営コンサルティングを行うアイエスエイ(本社:東京都港区)は2011年1月、個人情報を含むノートパソコンを紛失したと発表した。発表によると、2010年12月29日、同社の従業員が帰宅途中、駅にてノートパソコン1台を置き忘れた。乗車後すぐに気がつき、直ちに駅の忘れ物窓口に確認、警察署に遺失物届けを提出したが、発表時点で発見されていない。当該パソコンにはパスワード設定がされており、ハードディスクに個人情報に該当するデータはファイルとして保存されていない。しかし、残っているメール履歴から、次の個人情報が残っていることが判明している。同社のプログラムを担当する外部スタッフ150名の氏名、携帯電話番号、住所、メールアドレス、同社のプログラム参加者6名分の個人情報、および関係会社の担当者のメールアドレス。該当者や関係各署に対し、同社はただちに報告とお詫びをした。現時点で不正使用等の事実、二次被害等が発生した事実は確認されていない。同社は引き続き情報収集を行う。また、個人情報取扱い規則および細則の徹底を全社員に周知し、情報機器の管理を徹底する。
・ノートパソコン紛失による個人情報漏洩に関するご報告とお詫び[PDF](アイエスエイ)
http://www.isa.co.jp/images_top/Gorenraku_201101.pdf
◎ 大阪市阿倍野区、個人情報含む生活保護法医療券1名分を誤送付
大阪市は1月5日、阿倍野区保健福祉センターにおいて、生活保護法医療券1名分を誤送付したと発表した。市によると、12月15日に吹田市のA歯科クリニックから電話で、2010年11月分と12月分の医療券送付依頼があったが、担当者が聞き取った所在地を失念。生活保護システムで大阪市内の歯科を検索したところ、類似した名称のB歯科医院が表示されたため、B歯科医院へ医療券を送付したという。12月27日にA歯科クリニックから問い合わせがあったため、事態が発覚した。該当者に対しては、事態発覚時には転居していたことと、高齢であることから、電話でケアマネージャーを通じて説明と謝罪をしたという。また誤送付先のB歯科医院には文書で謝罪を行い、医療券の廃棄を依頼。1月4日、当該医療券を廃棄したとの連絡があったという。市では、名称や所在地の復唱、電話番号や担当者名の確認を怠り、また医療機関の所在地が大阪市内であるとの先入観を持っていたことが、本件の原因だとしている。また今後、生活保護担当全員が本事案の情報を共有し、個人情報の重要性を再認識するとともに、マニュアルに基づく取扱いを徹底して、再発防止に取り組むという。
・大阪市阿倍野区保健福祉センターにおける生活保護法医療券の誤送付について(大阪市)
http://www.city.osaka.lg.jp/hodoshiryo/abeno/0000107170.html
◎静岡市、誤送信で「大学生&市長トークライブ」参加学生15名のメルアド流出
静岡市は1月5日、メールの誤送信で、15名分のメールアドレスが流出したと発表した。発表によると、同日午前10時36分、市が実施した「大学生&市長トークライブ」参加大学生に対し、トークライブの実施報告を市のホームページに掲載したことを伝えるメールを送信した。この時、メールアドレスをBCC欄に入力せず、通常のメールアドレス入力欄に入力したため、全てのアドレスが受信者全員に見える状態で送信されてしまった。10時45分、送信したメール15件のうち1件がエラーとなったため、先に送ったメールを確認し、送信ミスを知るところとなった。10時49分、該当する全学生に、お詫びとアドレス削除を依頼するメールを送信した。市は今後、多数宛てにメールを一斉送信する場合は必ずBCCを使用し、入力時および送信確認画面を複数人で確認する。その旨の注意書きを職員のパソコンに貼り付けて注意を喚起する。また、課内職員に対し「情報セキュリティ業務実施手順」による、個人情報取扱いの順守を再指導するとしている。
・個人情報等漏えいについてのお詫び[PDF](静岡市)
http://www.city.shizuoka.jp/000105334.pdf
◎横浜市青葉区、老人保健高額医療費支給決定通知書1件を誤送付
横浜市は1月4日、青葉区において老人保健高額医療費支給決定通知書1件を誤送付したと発表した。発表によると、2010年12月中旬 、青葉区福祉保健センター保険年金課で送付した老人保健高額医療費支給決定通知書の中に、別人の支給決定通知書が同封されていた。そのことを伝える手紙が1月4日、区役所に届き、発覚した。調査したところ、Aさんの親族に送った封筒の中に、Bさん分の支給決定通知書が同封されていたことが判明した。手紙はAさんの親族から送られたもので、誤って同封されたBさん分の支給決定通知書も同封されていた。区は同日の午後、Aさんの親族と連絡をとり、お詫びと事情説明をしている。Bさんにも連絡がとれ次第、お詫びと事情説明をする。漏えいした個人情報は、氏名、住所、振込先金融機関名、支店名、口座名義人、支給決定金額。区は、書類等を送るときはダブルチェックを行っており、今回もその手順を実施したが誤送付を起こしてしまった。区は今後さらにチェックの徹底化を図ると共に課内に周知し、研修等を行い再発防止に努めるとしている。
・青葉区における老人保健高額医療費支給決定通知書の誤送付について(横浜市)
http://www.city.yokohama.lg.jp/aoba/25houdou/index2008-01.html