◎テクノ・ホルティ園芸専門学校、卒業生の個人情報含むパソコン盗難
テクノ・ホルティ園芸専門学校を運営する学校法人伊東学園(埼玉県行田市)は2月4日、卒業生の個人情報を含む同校教員所有のパソコンが盗まれたと発表した。発表によると、昨年12月8日午後7時頃から7時30分頃の間、教員が自家用車に置いていた私有パソコン1台が盗難被害にあった。警察には被害届を提出したが、現時点で発見されていない。当該パソコンに記録されていた個人情報は、第1期生から第21期生まで2004名分の卒業生の個人情報(入学年度、氏名、実家住所、第1期から第13期生の卒業証書番号)、および2004年度から2010年度までの授業・見学等の写真データ約1万点。現時点では、これらの個人情報流出や不正使用された事実は確認されていない。同校は該当卒業生に対しては、お詫びと状況説明のための文書を送付した。在学生に対しては、校内の掲示並びにクラスルームを通じて状況を説明した。同校は今後、再発防止に向けて万全の対策を講じていくとしている。
・卒業生の個人情報を含むパソコンの盗難について(テクノ・ホルティ園芸専門学校)
http://www.ito.ac.jp/topic/topic.php?id=0490
◎全国健康保険協会京都支部、個人情報1万1268件を含むUSBメモリ紛失
全国健康保険協会京都支部(京都市中京区)は2月4日、柔道整復に関する療養費支給申請(2011年1月申請分)のデータが収録されたUSBメモリを紛失したと発表した。発表によると、当該USBメモリは京都府柔道整復師会から同支部に持ち込まれたもので、担当グループが支部内作業室に保管していた。1月18日、所在不明であることが判明し、支部内を職員全員で探したが、発見に至らなかった。第三者が無断で事務室内へ入室することは、セキュリティシステムによりできないため、現在も職員からの事情聴取、支部内の捜索が続いている。収録されていた情報は、CSVファイル形式で1万1268件。情報内容は、京都府柔道整復師会会員の柔道整復師名、柔道整復師登録記号番号、2011年1月申請分の施術受療者名(受診者名)、費用額、請求額、本人・家族の別。加入者自身に関するデータは、氏名、被保険者本人か家族かの別、費用額で、その他の個人情報は含まれていない。個人情報が流出したとの情報は現在のところ寄せられていない。同支部は京都府柔道整復師会へ説明とお詫びを行った。警察への届出も行っている。同支部は、職員全員に今回の経緯を周知し、個人情報の適正管理に努めるよう強く指示した。また、USBメモリによるデータ提出は協会内の正規の取扱い方法ではないため、必ず正規の方法に依ることを徹底する。協会本部は、他の都道府県支部に対しても同様の対応をとるとしている。
・個人情報の紛失について[PDF](全国健康保険協会京都支部)
http://www.kyoukaikenpo.or.jp/resources/content/62331/20110204-165739.pdf
・個人情報の紛失について(全国健康保険協会)
http://www.kyoukaikenpo.or.jp/13,62331,97,154.html
◎全国中小企業中央会、「組合運営」科目の受験者101名分の解答用紙を紛失
中小企業の組織化を推進する全国中小企業団体中央会(東京都中央区)は2月4日、同会が昨年12月5日に実施した「中小企業組合検定試験」の解答用紙のうち、101名分を紛失したと発表した。発表によると、紛失したのは、「中小企業組合検定試験」の「組合運営」科目を受験した310名分の解答用紙のうち101名分。紛失発覚後、発見に向けて最大限の努力をしたが、現時点までに発見できず、紛失原因も明らかになっていない。何らかの要因で廃棄されたものと推測せざるを得ないという。同会は、受験者310名全員を「合格」とすることを決定し、全員に対してその決定を含む事情説明とお詫びをした。受験者全員に対して、組合運営についての理解向上に役立つ教材を無償提供する。また、引き続き事実関係の精査を進め、関係職員への厳正な処分を実施する。再発防止対策としては、検定試験実施作業の全項目について作業内容チェックリストを整備し、記録・確認する。すべての作業を必ず複数の職員で実施することを遵守するとしている。
・平成22年度中小企業組合検定試験の解答用紙紛失について[PDF](全国中小企業団体中央会)
http://www2.chuokai.or.jp/hotinfo/20110204.pdf
◎トーエネック、顧客情報を含む会社貸与の携帯電話が従業員宅で窃盗被害
電気及び電気通信工事のトーエネック(名古屋市中区)は2月4日、顧客情報を含む会社貸与の携帯電話が盗難にあったと発表した。発表によると、2月3日未明、半田市内にある同社従業員の自宅に窃盗侵入があった。午前5時頃に起床して窃盗に気づいた社員は110番通報し、警察の現場検証に立ち会った。被害状況を確認したところ、会社貸与の携帯電話が入った私物のバックがなくなっていた。従業員は被害届を警察に提出した。盗まれた携帯電話には、顧客329件の社名、個人名、電話番号、および同社従業員76件の個人名、電話番号が収録されていた。現在、これらの情報漏えいによる被害の申し出はない。同社は、該当顧客に対し、順次説明と謝罪をしている。また今後、情報保護の重要性について意識高揚を図り、いっそうの厳重管理を徹底していく。再発防止策として、携帯電話の電話帳内へ登録した個人データを容易に検索・確認できないよう暗証番号でロックする、また自宅で保管する場合も身近で携帯することを徹底するとしている。
・会社貸与携帯電話の盗難について(トーエネック)
http://www.toenec.co.jp/news/2011/post-128.php
◎グルーポン・ジャパン、個人情報を含む業務用ノートパソコン紛失
共同購入型クーポンサイト「GROUPON」を運営するグルーポン・ジャパン(本社:東京都渋谷区)は2月4日、個人情報を含むノートパソコンを紛失したと発表した。発表によると、1月29日午後7時20分頃、同社の従業員がバスで移動中、業務用ノートパソコンが入ったバッグを紛失した。バス会社の遺失物センター、および警察に紛失届を提出し、確認作業を行っているが、発表時点では発見されていない。当該ノートパソコンには、取引先企業の店舗情報等、関係先との打ち合わせ記録、およびメールの送受信記録が保存されていた。メール本文中に顧客の氏名、電話番号が26件含まれていたこと、取引先企業の店舗情報が155件含まれていたことが確認されている。当該ノートパソコンにはパスワードなど一定のセキュリティが施されている。同社は代表取締役CEOを長とする対策本部を設置し、該当顧客や取引先企業に対する対応などに努めている。同社は今後、セキュリティ体制の強化、セキュリティ教育の実施など、情報管理を徹底していくとしている。
・個人情報を含むノートパソコンの紛失に関するご報告とお詫び(グルーポン・ジャパン)
http://info.groupon.jp/topics/20110204-581.html
◎東京都環境局 メール誤送信でボランティア団体代表者17名のメルアド流出
東京都環境局(東京都新宿区)は2月4日、都が指定する保全地域で活動するボランティア団体の代表者(17名)あてに催しの開催連絡メールを送信する際に、BCCで送信すべきところを宛先で送信し、メールアドレスが流出したと発表した。発表によると、同日午後1時39分にメールの一斉送信を行い、午後2時に同局職員が、個人情報が表示されていることを確認。2時5分に誤送信した17団体の代表に対し、お詫びとメールの削除を依頼するメールを送信した。さらに午後4時まで、17団体の代表に対して管理職が電話にて、お詫びとメールの削除を依頼した。現時点では、情報漏えいによる被害などの情報は入っていない。同局は今後、このような事故が起こらないように、業務における個人情報の適正な取扱いを徹底するとともに、職員を対象とした個人情報保護研修を実施するとしている。
・保全地域ボランティアへのメールアドレスの誤送信について[PDF](東京都環境局)
http://www.kankyo.metro.tokyo.jp/attachement/i/press.pdf
◎テンプスタッフ、大阪府受託事業で、人材登録の個人情報7件を誤送信
人材派遣業のテンプスタッフ(本社:東京都渋谷区)は2月3日、メール誤送信により、個人情報の流出があったことを発表した。発表によると、同社は大阪府から、ふるさと雇用再生基金事業「バイオ人材マッチング推進委託事業」を受託運営している。当該事業において、1月25日、企業1社の採用担当者に対し、同社の人材登録状況に関する案内資料を送付した。その際、本来送付予定ではなかった個人情報を誤って送信してしまった。誤送信した情報は、7名分の登録者情報(氏名、都道府県と市までの住所)、および仕事紹介の状況など社内管理情報。同社は該当の登録者に対し、個別に連絡をとってお詫びと状況説明をした。情報を受信した企業からは、すでに削除済みとの連絡を受けている。誤送信の原因は、メールでファイル送信する際のチェック不足という。同社は再発防止策として、全従業員に対する研修の実施、および電子メール利用ルールの変更とルール遵守の徹底を行うとしている。
・メール誤送信に関するお詫び[PDF](テンプスタッフ)
http://www.tempstaff.co.jp/corporate/news/news110203.pdf
◎グロース、メール誤送信でオンラインショップ顧客のメルアド流出
組み立て型オーダー家具のオンラインショップ「ソロ・モビリア」を運営するグロース(本社:石川県小松市)は2月1日、誤送信によりメールアドレスの流出があったと発表した。発表によると、1月6日、ポイントサービスの案内を複数メールアドレス宛てに配信した際、BCCに指定すべきところ、誤ってTOにメールアドレスを指定し、発信してしまった。
同社は該当顧客に対し、経緯報告とお詫びの連絡をした。同社は今後の再発防止に向け、個人情報の取扱いと業務プロセスの改善、管理を徹底するとしている。
・メールアドレス誤送信のご報告とお詫び(グロース)
http://solo.co.jp/ex/?p=3221
◎日本刺繍 紅会、メール誤送信で顧客のメルアド192名分流出
日本刺繍の教室やオンラインショップを運営する紅会(本部:千葉県東金市)は2月1日、顧客へのニュースレター配信時に、メールアドレスの流出があったことを発表した。発表によると、1月14日午後3時47分、同社のニュースレターに登録している顧客の一部、192名宛てにニュースレターを配信した。このとき、送信先を「BCC」とすべきところ、誤って「宛先」としたために、メール受信者に他の顧客のメールアドレスが確認できる事態となった。 同社は該当顧客に対し、流出の報告とお詫びをするとともに、誤送信メールの削除を依頼した。また、全社員に対し個人情報保護方針を再確認するとともに、責任者以外がニュースレターの配信をしないよう社内教育を徹底し、再発防止に努めるとしている。
・メールアドレス流出に関するお詫びとご報告(紅会)
http://kurenai-kai.jp/information/owabi.html