◎ 日本赤十字豊田看護大学、318名分の個人情報含むUSBメモリー紛失
日本赤十字豊田看護大学(愛知県豊田市)は8月3日、同大学の教員が、学生、教職員および実習先の関係者に係る個人情報を保存したUSBメモリーを紛失したと発表した。同大学によると、7月25日に教員本人が紛失に気付いた。USBメモリーには、学生289名、大学教職員6名、実習先職員23名の氏名、所属と、学生136名の実習評価表の一部が含まれている。情報漏えいなどの事実は確認されていないという。同大学は、再発防止に全力を尽くすとしている。
・個人情報が入ったUSBメモリーの紛失について(お詫び)(日本赤十字豊田看護大学)
http://www.rctoyota.ac.jp/2011/08/post-89.html
◎ 岐阜大学、学生80名の個人情報含む書類紛失
岐阜大学(岐阜県岐阜市)は8月3日、同大学の教養教育に関係する非常勤講師が、学生80名分の個人情報が含まれた成績未記入の成績記入表を紛失したと発表した。同大学によると、講師は7月19日に担当する3科目分の成績記入表を受け取ったが、同26日、所定の保管場所に同表がないことに気付いた。講師は、同表を受け取った当日に鞄を紛失しているが、その中には同表を入れていなかったと話しているという。同表には、授業科目名、受講学生80名の所属学部、学科、学籍番号、漢字氏名などが記載されていた。同大学では、該当者に状況説明と謝罪の文書を送付した。また再発防止のため、非常勤講師を含めた全教職員に対して、個人情報の適切な管理および情報セキュリティ対策の強化について周知徹底を図るとしている。
・個人情報が含まれた成績未記入の「成績記入表」の紛失について(岐阜大学)
http://www.gifu-u.ac.jp/view.rbz?cd=1912
◎ 大阪市、個人情報含む書類の誤送付2件を公表
大阪市は8月2日と3日、個人情報流出事故が2件発生していたことを明らかにした。2日には、船場法人市税事務所において、市民税・府民税の督促状を7月26日、別人へ誤送付していたと発表した。相続に伴う書類送付先の変更作業を行った際、被相続人の氏名を誤った読み方で検索した結果、変更後の送付先として別人のデータが選択され、これを登録してしまったことが原因だという。また、作業後に行うこととなっていた、別の職員による点検が行われていなかった。3日には、東住吉区窓口サービス課において、郵送で改製原戸籍を請求した人に、別人の除籍謄本と改製原戸籍を誤送付したと発表した。これら書類には、本籍地、生年月日、両親の氏名、出生事項と婚姻事項が記載されている。8月1日に誤送付先から連絡があり発覚した。システム検索時のチェックと出力後のチェックに遺漏があったことが原因だという。今後は、確認作業を徹底するなどして再発防止を図るという。
・大阪市船場法人市税事務所における個人情報の流出について(大阪市)
http://www.city.osaka.lg.jp/zaisei/page/0000135574.html
・東住吉区窓口サービス課における改製原戸籍等の誤送付について(大阪市)
http://www.city.osaka.lg.jp/hodoshiryo/higashisumiyoshi/0000135783.html
◎ 静岡市、委託先が戸籍の附票を誤交付
静岡市は8月3日、戸籍謄本等の誤交付により、戸籍の附票に関する個人情報が漏えいしたと発表した。市によると、7月14日に弁護士のA氏から、郵便で届いた封筒の中に、郵便請求したB氏の戸籍謄本のほか、別人C氏の戸籍の附票(全部写し)が入っていたと連絡があり、誤送付が判明した。附票には、C氏とC氏の妻、子1人の本籍地、氏名、住所、前住所、住定日が記載されていた。誤送付した附票は、A氏からすでに返送されている。また、C氏には経過を説明して謝罪し、了解を得たという。同市の郵便請求業務は、アール・オー・エス中部に委託されており、市は同社に対し、事故原因の究明と、今後の対応策についての報告を指示した。また、課員全員に対し、出力した証明書類の保管場所と管理の仕方について、ルールの徹底を図ったという。
・個人情報の紛失についてのお詫び[PDF](静岡市)
http://www.city.shizuoka.jp/000112888.pdf
◎ ヒューコム、メール送信方法を誤りメルアドと氏名が流出
人材紹介等を行うヒューコム(福島県福島市)は8月2日、メールを誤った送信方法で送ったため、送信対象者のメールアドレスと氏名が漏えいしたと発表した。発表によると、同社では7月26日午後2時29分に、同社登録者のうち2009年~2011年卒の就職未確認者を対象に、合同企業説明会の案内メールを送信したが、送信方法の誤りにより、送信先が宛先欄に表示されてメールアドレスと氏名が受信者相互間で確認できる状態となった。同社は、対象者に当該メールの削除を依頼している。また今後、個人情報の取扱いに細心の注意を払い、情報保護に関する社内教育に努めていくとしている。
・メールアドレスの漏洩に関するお詫び[PDF](ヒューコム)
http://www.hucom-f.jp/image/mail.pdf
◎有楽土地住宅販売、車上荒らしで顧客情報含む書類3件盗難
不動産業の有楽土地住宅販売(本社:東京都中央区)は8月1日、同社の営業車が荒らされ、顧客の個人情報が記載された書類を盗まれたと発表した。同社によると、書類を盗まれたのは7月22日。同社の従業員が書店に入っていた間に営業車の窓ガラスを割られ、ビジネスバッグとともに書類を盗まれた。盗まれた書類は、顧客の氏名、住所、請負金額等が記載された請負契約書1件、氏名、住所、電話番号等が記載された顧客カード1件、住所と間取図を含む設計図面1件。同社は警察に被害届を提出し、事態を所轄官庁の国土交通省へ報告。該当顧客には事実を報告して謝罪した。同社は再発防止のため、外出先では個人情報から目を離さぬよう周知徹底するという。
・お客様の個人情報が記載された書類の盗難事件について[PDF](有楽土地住宅販売)
http://www.yuraku.jp/contents/privacy/doc110801_2.pdf
◎ NTT西日本大阪東支店、委託先が顧客2名の情報含む書類を紛失
西日本電信電話大阪東支店(大阪市天王寺区)は8月1日、同社が業務を委託している通信建設会社において、顧客の情報が記載された書類を紛失したと発表した。発表によると、紛失した書類には、顧客2名の氏名、携帯電話番号、設置場所等の情報が含まれていた。当該顧客には個別に説明と謝罪を行ったという。同社は、再発防止のため、委託先での顧客情報管理に関する指導を徹底するとしている。
・お客様情報の紛失に関するお詫びとお知らせ(西日本電信電話大阪東支店)
http://www.ntt-west.co.jp/osakahigashi/oshirase/23_08_01.html
◎ 東京ガス、顧客情報282件を含む業務用携帯電話紛失
東京ガス(本社:東京都港区)は7月29日、同社販売店の東京ガスライフバル西世田谷(本社:東京都世田谷区)において、顧客情報282件が入った業務用携帯電話を紛失したと発表した。発表によると、7月26日、ライフバルの作業員が世田谷区の事務所から小平市の自宅に帰る際に、鞄に入れて持ち帰った携帯電話を紛失した。当該携帯電話には、世田谷区281件、狛江市1件の顧客について住所、氏名、電話番号等が記載された、営業巡回用の業務指示メールが入っていた。当該携帯電話に、暗証番号によるロックはかけられていない。作業員は7月27日に事務所へ出社した際、鞄の中に携帯電話がないことに気付いたが、自宅に忘れてきたものと判断。同日の帰宅後、紛失が判明した。翌28日に携帯電話会社に回線の中断を依頼し、作業員が利用する交通機関に問い合わせを行ったが、携帯電話は見つからず、同日午後、所轄の成城警察署に紛失届を提出したという。顧客情報が外部に流出し利用された事実は確認されていない。同社は、該当する顧客に個別に連絡を取り、事情説明と謝罪を行っている。また今後、販売店と連携して再発防止に取り組むとしている。
・お客さま情報が入った「業務用携帯電話」の紛失について[PDF](東京ガス)
http://www.tokyo-gas.co.jp/important/20110729-05.pdf
◎ 帯広大谷短期大学、メールを誤送信しメルアド470件が閲覧可能に
帯広大谷短期大学(北海道音更町)は7月29日、メールを誤った送信方法で送ったため、送信先のアドレス470件が送信先欄に表示され、閲覧できる状態になったと発表した。発表によると、当該メールを送信したのは7月25日。同大学のイベントを案内するメールを資料請求者470先に送信する際、BCCを使うべきところ、誤った送信方法を用いた。メールの受信者から同大学にメールで指摘があり、事態が判明した。アドレス470件のうち213件については、アドレス不存在等の理由で同大学に戻ってきたという。アドレスの不正使用による二次被害等の事実は確認されていない。同大学では翌26日、当該メールの受信者に対し、メールで事実関係の報告と謝罪を行った。該当者には文書でも報告と謝罪を行うほか、監督官庁への報告も行うという。同大学では再発防止のため、メールを一斉送信する場合には必ずBCCで送るよう徹底するとともに、送信前に責任者によるチェックを行うという。また、メール誤送防止ソフトの導入を検討し、送信前チェックの強化も図るとしている。
・メールアドレス誤送信のお詫びとお知らせ[PDF](帯広大谷短期大学)
http://www.oojc.ac.jp/10news/2011/files/20110729m.pdf
◎ 横須賀市、業務委託先が個人情報含むメールを誤送信
横須賀市は7月28日、子育て支援センター「愛らんどよこすか」において、同施設利用者の個人情報を含むメールを誤送信したと発表した。同施設の運営を行っているのは、市から委託を受けたNPO法人「夢ひろば・こどもの森」(以下、受託者)。市によると、市の子ども青少年支援課が7月25日に同施設の従業員より、施設利用者から届いた電子メールを転送すると連絡を受けたが、メールが届かなかった。そのため翌26日に施設へその旨を連絡したところ、従業員がメールを誤って別人へ転送していたことが判明したという。メールには、同施設を利用する親子の氏名とメールアドレス、事業に関する意見などが記載されていた。受託者は同日、誤送信先に謝罪と経過説明を行い、メールの削除を依頼。施設にメールを送った人にも、謝罪と経過説明を行った。市では、受託者に対し、個人情報の取り扱いに関する特記事項を再度確認し、メール送信時には送信先を十分に確認するよう指導するとしている。
・愛らんどよこすかにおける電子メールの誤送信について(横須賀市)
http://www.city.yokosuka.kanagawa.jp/3415/nagekomi/20110728.html
◎ NTT西日本鳥取支店、委託先が顧客情報含む書類をFAXで誤送信
西日本電信電話鳥取支店(鳥取県鳥取市)は7月28日、業務委託先のNTT西日本‐中国(本社:広島市中区)において、顧客情報が記載された書類1件を誤った送信先にFAX送信したと発表した。発表によると、誤送信した書類には、契約者名、携帯電話番号、設置場所等の情報が含まれていた。当該顧客には個別に説明と謝罪を行ったという。同社は、再発防止のため、委託先での顧客情報管理に関する指導を徹底するとしている。
・お客様情報のFAX誤送信に関するお詫びとお知らせ[PDF](西日本電信電話鳥取支店)
http://www.ntt-west.co.jp/tottori/release/20110728.pdf
◎ 旭化成ホームズ、車上荒らしで顧客情報183件を含むリスト盗難
住宅メーカーの旭化成ホームズ(本社:東京都新宿区)は7月28日、関西圏に勤務する営業担当者が自宅駐車場に駐車した車を荒らされ、顧客情報183件を含むリストが入った鞄を盗まれたと発表した。同社によると、車を荒らされたのは7月19日夜。リストには、住宅展示場を訪れた顧客の住所、氏名、電話番号等が183件記載されていた。直ちに警察署に届け出たが、鞄はまた見つかっていないという。同社では、該当する顧客に事態の報告と謝罪を行った。また同社は、顧客情報の社外持ち出しについて管理を徹底するとともに、やむを得ず持ち出した情報の管理方法を徹底するとしている。
・お客様情報の紛失について(旭化成ホームズ)
http://www.asahi-kasei.co.jp/j-koho/info/20110728/index.html