◎ハンビットユビキタスエンターテインメント、メルマガ誤送信でメアド漏えい
ゲームのポータルサイトを運営するハンビットユビキタスエンターテインメント(東京都千代田区)は8月17日、多人数同時参加型RPGゲームの「アークサイン」運営チームが、前日夜にアークサインのメールマガジンを送信した際に操作を誤り、購読者のメールアドレスが漏えいしたと発表した。発表によると、メールアドレス2万7845件が、約7500名の配信希望者へ送信された。漏えいしたのはメールアドレスのみで、その他情報の流出はしていない。8月31日の追加発表では、メールアドレスが漏えいした顧客に対し、対象アカウントへゲーム通貨500HCを支給することを明らかにした。同社は今後、配信ソフトの変更を行い、再発を物理的に防止するとともに、作業フローの見直しなどを行うとしている。
・メールマガジンの配信手違いのお知らせ(ハンビットユビキタスエンターテインメント)
http://as.hanbitstation.jp/News/Notice/View.aspx?news=1&seq=847
◎エストレージ、メール誤送信で顧客のメアド154名分が流出
オーダー家具の企画販売を行うエストレージ(名古屋市名東区)は8月31日、メールの誤送信で顧客のメールアドレスが流出したと発表した。発表によると、30日午後3時41分、同社のメールマガジン「ラボレター」の登録者の一部154名宛てに案内メールを送信した際、誤って宛先欄に送信先メールアドレスを記載して送信したため、受信者全員にメールアドレスが公開されてしまった。メールアドレス以外の個人情報の流出はない。同社は同日午後9時11分、メール受信者に対し、事情説明とお詫び、誤送信したメールの削除を依頼するメールを配信した。同社は今後、メール一斉配信に際して、個々のメールアドレスを表示しない状態で送信することを周知徹底する。また業務の見直しを実施し、個人情報の取り扱いに関する教育を徹底していくとしている。
・メールアドレス誤送信のご報告とお詫びについて(エストレージ)
http://estorage.blog92.fc2.com/blog-entry-86.html
◎ドスパラ秋葉原本店、カード売上票等1万1136件分を誤廃棄
コンピューター関連機器の販売を行うサードウェーブ(本社:東京都千代田区)は8月31日、運営するドスパラ秋葉原本店で、「クレジットカード売上票」等の紛失があったことを発表した。発表によると、同店で、2010年10月1日から2011年2月28日までの間、同店でクレジットカードを利用した顧客の「クレジットカード売上票」と「お買上明細書(店控)」あわせて1万1136件分が所在不明となっていることがわかった。記載されている情報は、「売上票」では顧客署名(購入時署名の場合)、顧客氏名(アルファベット)、カード会社名(略称)、カード番号(下3桁部分は表示なし)、支払区分、承認番号、買い上げ日時、金額。「明細書(店控)」では会員番号(買い上げ時ポイント付与・使用を行った場合)、買い上げ商品内容、金額、カード会社名(略称)、支払区分、住所・氏名(メモ欄に記載されているもの:全明細書中7件のみ該当)。同社従業員が売上票の整理作業実施時に気づいたもので、社内調査の結果、誤って通常の文書として廃棄した可能性が高いことが、8月25日に判明した。同社では文書の廃棄方法として溶解処理を行っており、当該書類が外部へ流出している可能性は低いという。また、万一流出した場合も、カード番号の下3桁、およびカード有効期限が表示されないため、不正利用ができる可能性は低いとしている。同社は顧客対応として問合わせ特設窓口を設置した。また、今後は個人情報の管理・保管・廃棄方法等について厳正に取り扱うことを改めて指導・徹底し、再発の防止に努めるとしている。
・「クレジットカード売上票」および「お買上明細書(店控)」紛失に関するお詫びとお知らせ(サードウェーブ)
http://www.dospara.co.jp/5press/2011/0831
◎立命館大学、スポーツ健康科学部の未採点答案131名分が車上荒しで盗難
立命館大学(京都市北区)は8月31日、スポーツ健康科学部の専門科目(2単位)の定期試験の未採点答案が車上荒しにあい、盗難されたと発表した。該当学生は、2011年7月27日実施の専門科目の定期試験を受験した同学部115名、経済学部10名、経営学部 5名に加え、2011年8月11日実施の追試験を受験した経済学部 1名の計131名。同大は31日付けで、該当学生131名、および定期試験は受験しなかったが受講登録を行っていた8名に対して文書を郵送し、お詫びと事情説明、成績評価方針の説明を行った。また、同学部に問合わせ窓口を設置して対応している。今後は、試験答案の厳格にして確実な保管および管理を行い、再発防止に努めていくとしている。
・スポーツ健康科学部・専門科目 定期試験未採点答案の盗難について(立命館大学)
http://www.ritsumei.jp/news/detail_j/topics/9105/
◎インターオフィス、誕生日クーポン付きメール配信のトラブルで顧客情報が流出
家具のオンラインショップを運営するインターオフィス(本社:東京都港区)は8月30日、メール送信事故で顧客の個人情報が流出したと発表した。発表によると、8月30日に、9月が誕生日の会員向けにクーポン付きメールマガジンを配信した際、メール本文のクーポン情報記載欄の下に、他の会員の登録情報の一部が記載されて送信された。記載情報は、登録者名、生年月日、登録日、登録時間、メールアドレス。メール記載トラブルがあった件数は2255件で、メールに記載された会員情報件数は2145件だった。メール配信当日の午後1時33分、受信者からの連絡で事態が発覚。同35分にメール送信を休止し、専門家へ対応を依頼し調査を開始した。午後5時57分にメール本文記載事故対象者の確認が完了し、該当顧客に事故の報告とメール削除依頼のメールを送信。メールに情報が記載されてしまった会員には、事故の報告とお詫び、二次被害注意喚起のメールを送信したほか、粗品(クーポン)発行も実施した。事故の原因は、誕生日クーポンメール対象者への送信オペレーションの設定ミスであることが判明した。同社は再発防止のための安全対策を実施し、誕生日クーポン付きメールを再開した。サービス再開にあたっては、スタッフによる二重チェック体制やシステム的対策等を実施している。
・お誕生日クーポン付メール本文記載トラブルについてのお詫びとご報告(インターオフィス)
http://www.hhstyle.com/cgi-bin/omc?port=33311&sid=U13153726265RGK79X96&req=IPRODUCT&code=info110830
◎名古屋市、自立支援施設の入所者名簿がホームページで閲覧可能に
名古屋市は8月31日、ホームレス緊急一時宿泊施設「名城公園宿泊所」に入所していた人の名簿がネット上で閲覧可能になっていたと発表した。市によると、2009年5月から今年8月24日まで、過去の入居者1284名分の氏名、性別等が閲覧可能となっていた。同施設を運営する有隣協会(本部:東京)の職員が、協会の本部とデータの受け渡しをするためにホームページ作成ソフトを使用。職員は、同ソフトの中のデータがインターネットで検索、閲覧可能な“公開状態”となっていることを知らず、作成したデータをソフトの中に残していた。市では、同協会に対し個人情報を適正に管理するよう指導する。同協会では、個人情報の流出防止策を徹底するとしている。
・名城公園宿泊所の元入所者に関する個人情報の流出について[PDF](名古屋市)
http://www.city.nagoya.jp/kenkofukushi/cmsfiles/contents/0000028/28095/230831meijoukouennsyukuhakujo.pdf
◎千葉県精神科医療センター、患者情報850名分を含むUSBメモリー紛失
千葉県精神科医療センター(千葉市美浜区)は8月29日、同センターの医師が患者の個人情報が記録されたUSBメモリーを紛失したことを発表した。発表および報道によると、USBメモリーには、約850名の患の氏名、住所、病歴等が記録されていた。医師は勤務中、USBメモリーを付けたストラップを首から下げて移動していた。休暇翌日の8月25日に使おうとして紛失に気付いたという。外に持ち出したことはなく、院内で紛失したとみられている。現時点では情報が第三者に渡り、患者に不利益が生じた事実は発生していない。
・おわび[PDF](千葉県精神科医療センター)
http://www.pref.chiba.lg.jp/seishin/documents/owabi.pdf
◎九州電力熊本支社、委託先の作業員が顧客情報を記載した書類5枚を紛失
九州電力熊本支社(熊本市)は8月29日、顧客の個人情報を紛失したと発表した。発表によると、計器の撤去工事を委託している八代市内の工事会社の作業員が、顧客情報を記載した書類を5枚紛失したことが、8月27日に判明した。紛失した書類には、顧客氏名および以前住んでいた住所が記載されていた。紛失に気付いて以降、事務所や作業現場周辺を探しているが、現在のところ発見できていない。当該顧客に対しては個別に連絡し、お詫びと事情説明をしている。同社は今後、厳正かつ適正な管理を徹底し、再発防止に努めるとしている。
・お客さま情報の紛失について[PDF](九州電力熊本支社)
http://ku.kyuden.co.jp/var/rev0/0003/4209/2011830134436.pdf
◎法政大学第二中・高等学校、生徒や受験生4095名の成績含むUSBメモリー盗難
法政大学第二中・高等学校(川崎市中原区)は8月27日、同校入試広報委員会室から、同中学受験生と同中学在籍生徒の個人情報を含むUSBメモリーが現金とともに盗まれたと発表した。同校によると、USBメモリーは7月26日夕刻から27日早朝にかけての時間帯に盗まれた。メモリーには、2009年度から2011年度までの二中受験者2915名の氏名と点数、および2005年度から2010年度までの二中在籍生徒1180名の成績データが保存されていた。データの不正使用などの事実は確認されていないという。該当者には、被害概要の説明と謝罪の書簡を送付している。同校は、再発防止のため、防犯カメラの増設、施錠の徹底など、防犯システムの強化を図るという。個人情報の取り扱いと保管管理も徹底する。
・生徒、受験生の皆様の入学試験データ等記録媒体の盗難について(法政大学第二中・高等学校)
http://www.hosei2.ed.jp/news/201108/20110827000000448.html
◎JA岡山、年金受給者3148名の個人情報含む書類紛失
岡山市農業協同組合(岡山市北区)は8月26日、同組合で年金を受け取っている顧客3148名の情報が記載された書類を紛失したと発表した。同組合によると、紛失は、7月から8月にかけて行われた事務検査において発覚。紛失していたのは、年金振込の明細表の一部で、津高支所、豊支所など5つの支所の顧客3148名について、受取人氏名、種目、口座番号、基礎年金番号、年金コード、金額が含まれている。同組合では、明細表を他の書類とともに誤って廃棄したとみている。情報の外部流出や、不正使用の事実は確認されていない。同組合は再発防止のため、顧客情報の取り扱いについて職員へ研修を行い、徹底するとしている。
・お客さま情報の紛失に関するお詫びとご報告[PDF](岡山市農業協同組合)
http://www.ja-okayama.or.jp/news/00001448/110826_owabi.pdf
◎大阪府、個人情報を含む資料をホームページに誤掲載
大阪府は8月26日、市内施設利用者の満足度調査結果をホームページに掲載した際、個人情報を含む資料を誤掲載したと発表した。府によると、アンケートに回答した28機関の担当者28名の氏名を含む資料が、7月6日から8月26日まで掲載されていた。施設を所管するIT推進課が調査結果をExcelファイルにまとめ、公表すべきデータのシートのほかに個人情報を含むシートも添付した状態で、公表を担当する行政改革課に提出。当該シートの前に空シートが複数連続していたため、行政改革課では気付かなかったという。府では、Excelデータを公表する前にはすべてのシートをチェックする、データの作成担当課と公表担当課で二重チェックを行うなどの対策を行うとしている
・府ホームページにおける個人情報を含む情報の誤掲載について(大阪府)
http://www.pref.osaka.jp/hodo/index.php?site=fumin&pageId=8007
◎大阪市、港区と市立総合医療センターで誤送付等により個人情報流出
大阪市は2件の個人情報流出事故を発表した。1件は大阪市港区役所の保健福祉課(生活支援)で起きた誤送付で、個人情報が1件流出した(8月26日発表)。同課は被保護者A氏の親族に扶養義務を照会するため、「親族に対する扶養援助のお願い」を8月19日に送付したが、実際は同姓同名で生年月日の異なるB氏に誤って送付していた。8月24日にB氏から申出があり、判明した。流出した個人情報の内容は、A氏の世帯主の氏名、住所、生活困窮の原因と実情。A氏の扶養義務者調査を行った際、B氏を親族として誤って扶養義務者として入力したために起きたもので、区は今後、複数人で点検する処理欄を調査票に新たに設け、点検を徹底させるとしている。もう1件は市立総合医療センターで起きた誤交付で、患者の個人情報が2件、流出した(8月29日発表)。8月25日の診療費徴収時に診療明細書を会計担当者(委託業者:ニチイ学館)が誤ってA患者にB患者のものを、B患者にA患者のものを交付していた。A患者が帰宅後に気づき、電話連絡を受けて判明した。流出した個人情報の内容は、患者氏名、診療日、診療科名など。市の病院局は今後、個人情報漏えい事故防止マニュアルに会計業務の業務手順として、文書交付時の患者氏名確認を追加するなど、再発防止に努めるとしている。
・大阪市港区役所における個人情報の流出について
http://www.city.osaka.lg.jp/minato/page/0000138282.html
・大阪市港区役所における個人情報の流出について
http://www.city.osaka.lg.jp/minato/page/0000138282.html
◎アンジェリック、顧客の個人情報をメールで誤送信、IDとパスワードも
海外アーティストのマネジメントなどを行うアンジェリック(東京都千代田区)は8月26日、同社が主催する「Rain チャリティライブコンサート」のチケットを申し込んだ顧客に申込み完了を通知するメールを送った際、誤って他の顧客の申し込み内容を一緒に送信したと発表した。同社によると、メールを送ったのは同24日深夜。誤送信された情報は、顧客の氏名、住所、電話番号、ログインID、パスワード、メールアドレス、性別とチケット購入情報。同社は、該当する顧客にメールを送り、謝罪と再発防止対策、パスワード変更手続きについて案内した。ホームページでも告知を行っている。関係省庁にも事態を報告済み。漏えいした情報が不正に利用された形跡は確認していないという。同社は、再発防止と情報セキュリティの強化に取り組むとしている。
・個人情報漏えいに関するお詫びとご報告[PDF](アンジェリック)
http://www.angelique-net.jp/top/pdf/report20110826.pdf
◎NTT東日本東京支店、委託先が顧客情報244件含むリスト紛失
東日本電信電話東京支店(東京都港区)は8月26日、同社が販売等の業務を委託している会社が、営業活動中に訪問先で顧客情報の記載されたリストを紛失し、顧客に拾得されていたと発表した。同社によると、事態が判明したのは8月17日。リストには、企業69件、個人175件、計244件の顧客名、連絡先電話番号、設置場所住所等が含まれていた。リストは拾得した顧客からすでに回収済みで、情報の不正利用等の事実は確認されていないという。同社は、今後、顧客情報の取り扱いに注意を払って再発防止に努めるとしている。
・お客様情報流出(お客様拾得)のお詫びとお知らせ[PDF](東日本電信電話東京支店)
http://www.ntt-east.co.jp/tokyo/release/2011/20110826/oshirase110826.pdf