◎横浜市大付属市民総合医療センター、患者情報記載書類をタクシーに置き忘れ紛失
横浜市立大学(横浜市金沢区)は11月26日、附属市民総合医療センターの医事課職員が、個人情報等が含まれる書類をタクシーの車内に置き忘れ、紛失したと発表した。発表によると、同職員は24日、自宅にて資料作成を行うため、当該書類を自宅に持ち帰った。翌25日午前8時30分、同職員はカバンに書類を入れ、自宅近くからタクシーに乗車し、同50分に当院前にて降車した。9時50分頃、手元に書類がないことに気付き、タクシー料金を支払う際にカバンから書類を取り出し、そのまま座席シートに置き忘れたことを思い出したため、直ちに上司へ報告。市内及び近郊のタクシー会社(約90社)へ拾得物について照会した。また11時30分に南警察署へ遺失物届を提出した。26日午後3時現在、まだ発見されていない。紛失した書類は、医療ソーシャルワーカーの対応状況を記載した書類A4サイズ21枚で、そのうち7枚に、49名分の患者の氏名と年齢が記載されていた。個人情報を含む書類の院外への持ち出しは原則禁止とされていた。同大は今後、個人情報に関する諸規程を遵守させ、院外へ持ち出しをする際には必ず個人情報保護責任者(課長等)の承認を得ることを徹底するとしている。
・個人情報等の紛失について(横浜市立大学)
http://www.yokohama-cu.ac.jp/univ/pr/press/111128.html
◎埼玉県、高校教育指導課でメール誤送信によりメルアド51名分が流出
埼玉県は11月25日、高校教育指導課の企画申込み者51名分のメールアドレスが誤送信により流出したと発表した。発表によると、同課で企画した高校生のための対話型講義「白熱教室入門」に275名の参加申込みがあり、うち51名がホームページからの申し込みだった。その51名に対し、講義の主な内容について知らせるメールを、11月13日午前9時59分に22名分、同21日午後7時33分に29名分送信した。この時、送信者全員のメールアドレスが表示される形で送信してしまった。メールで指摘されて気づいたという。同課は該当者に対し、報告とお詫び、着信メールの削除をお願いするメールを送った。また、再発防止に向けて、メール送信時の手順やチェック体制について、職員に再度周知徹底を図るとしている。
・「高校生のための対話型講義『白熱教室入門』」に関するメールの誤送信について(埼玉県)
http://www.pref.saitama.lg.jp/news/page/news111125-10.html
◎天草信用金庫、渉外担当者が集金業務中に顧客情報を含む書類等を紛失
天草信用金庫(熊本県天草市)は11月25日、顧客情報が記載された書類等を紛失したと発表した。発表によると、10月20日、同庫支店の渉外担当者が集金業務中、天草市内の公衆トイレに集金鞄を持って入った後、次の取引先へ向う途中、集金鞄の置き忘れに気付いた。ただちに引き返して探したが発見できず、警察へ紛失届を提出した。さらに周辺を徹底的に探索したが発見できなかった。紛失した鞄には、法人5社分、個人30名分の書類が入っており、顧客氏名、住所、生年月日、勤務先、顧客番号、口座番号、預金残高等が記載されていた。この他、当該渉外係の担当地区の顧客データが記録されたハンディ端末一式が入っていたが、セキュリティロックがかけられており、今までのところ外部からの問い合わせ等はない。同庫は今後、情報管理態勢を強化し、再発防止に取り組んでいくとしている。
・顧客情報の紛失について(天草信用金庫)
http://www.shinkin.co.jp/amakusa/html/funsitu.html
◎横須賀市、漏水調査従事者が個人情報約3万700件含む書面図を盗難
横須賀市は11月24日、配水管漏水調査作業の受注業者が、個人情報約3万700件分を含む水道管路基本図1枚を盗難されたと発表した。発表によると、11月22日、市の上下水道局から配水管漏水調査作業を受注しているサンリーク社東京支店の従事者が、漏水の調査業務を終えて駐車車両に戻ったところ、車両内に置いていた水道管路基本図1枚が盗難されていることに気づいた。同基本図には、個人情報約3万700件分が記載されていた。情報の内容は、水道使用者の氏名、住所、水道メーターの位置、鉛管使用家屋、調査情報メモ。従事者は直ちに付近を捜索したが発見できず、同日夕刻、同局に報告した。受注会社は同日、久里浜交番に遺失物届を提出。24日には横須賀警察署に盗難届を提出した。同局は、11月23日から当該地区の顧客に順次お詫びをしている。本件は漏水調査中に車両の施錠を忘れたために発生したことから、今後は車両から離れるときには施錠の確認を徹底するように指導した。
・配水管漏水調査作業(2)に係る水道管路基本図の盗難について(横須賀市)
http://www.city.yokosuka.kanagawa.jp/6950/nagekomi/20111124.html
◎ヤマハ発動機、子会社で二輪車の顧客情報607件分漏えい
モーターサイクル等のヤマハ発動機(本社:静岡県磐田市)は11月23日、子会社で顧客情報の一部が漏えいしたと発表した。発表によると、漏えいしたのは、国内販売子会社のヤマハ発動機販売(東京都大田区)が管理する顧客情報607件分。愛知県、福岡県、鹿児島県の3県に在住する、リコールおよび改善対策対象の二輪車の顧客情報で、氏名、郵便番号、住所、車種名、車台番号、販売店名が記載されている。同社は11月11日に、匿名の第三者からFAXで情報提供を受け、漏えいの可能性を認識。調査を進めていたが、事実確認には至っていなかった。同月22日、他の第三者を通じて漏えいに関する情報提供を受け、事実を確認することとなった。現時点では、顧客からの被害報告や不正利用の情報は入っていない。同社は該当顧客に、お詫びと連絡を行っている。
・子会社におけるお客様情報の漏洩について(ヤマハ発動機)
http://www.yamaha-motor.co.jp/news/2011/1123/info.html
◎UR都市機構、ファクシミリ機の短縮ダイヤルで顧客情報含む書類が誤送信
都市再生機構(本社:横浜市中区)は11月22日、顧客の個人情報が記載された書類がファクシミリで誤送信される事故が起きたと発表した。発表によると、同機構が管理する団地の管理サービス事務所で10月4日、当該書類を短縮ダイヤルを使用し、住宅管理センターにファクシミリにて送信したところ、宛先とは異なる個人宅へ送信された。受領者から連絡があり、判明した。短縮ダイヤルの登録番号に間違いはなく、送信管理レポートでも短縮ダイヤルの登録番号に送信された記録が残っていることから、ファクシミリ機または通信回線に何らかの不具合が生じたものと想定される。誤送信先には直接訪問して事実経緯の説明とお詫びをし、誤送信書類を回収した。当該書類は住宅の不具合箇所に関する届出書(空家住宅造作等点検確認書)で、顧客の氏名、団地名、住戸番号および携帯電話番号が記載されていた。該当顧客にも連絡の上、直接訪問して事実経緯の説明とお詫びをした。当該ファクシミリ機については、メンテナンス会社が回収し調査を実施したが、原因は特定できなかったという。同機構は念のため新しいファクシミリ機に交換し、通信回線も電話回線契約会社の交換基地局に設置されている通信回線基盤を交換した。
・顧客の個人情報が記載された文書のファクシミリ誤送信について[PDF](UR都市機構)
http://www.ur-net.go.jp/kanagawa/oshirase/pdf/20111122_01.pdf
◎滋賀県立学校、進路指導課のメルアドから卒業生等に不審メールが一斉送信
滋賀県立水口東中学校・高等学校(甲賀市水口町)は11月22日、同校の進路指導課のメールアドレスから卒業生等に不審なメールが送付されたと発表した。発表および報道によると、11月18日午前に卒業生から「同課から不審なメールが届いた」と連絡があり、事態が発覚。調査の結果、11月18日付で同課のメールアドレスから英文の広告メールが一斉送信されていたことが分かった。同課のメールアドレスはフリーメールで、卒業生等に模試監督を依頼するなどの連絡用に使われていた。このメールのIDやパスワードが不正取得された可能性が高いという。また、進路指導課に登録されていたメールアドレスが流出した可能性もあるという。同校は、県教育委員会と警察に連絡と報告を行った。また、アドレス帳の削除とメールアドレスの変更、パスワードの変更等を実施した。メールが送付された該当者には、電話でお詫びと受信拒否設定の依頼をしている。今後は、情報セキュリティ対策に対して職員への指導を重ね、細心の注意を払って管理を徹底していくとしている。
・お詫びとお知らせ[PDF](滋賀県立水口東中学校・高等学校)
http://www.e-minakuchi-h.shiga-ec.ed.jp/mail-wabi.pdf
◎東京都福祉保健財団、研修受講者の個人情報136名分含む書類を紛失
東京都福祉保健財団(東京都新宿区)は11月22日、介護支援研修の受講者136名分の個人情報を含む書類を紛失したと発表した。発表によると、同財団は11月18日に、実務経験者を対象とした東京都介護支援専門員更新研修を実施したが、当日の午後12時45分から1時頃に、入居するセントラルプラザ15階の廊下の受付テーブルで当該書類を紛失した。紛失したのは、修了者名簿、未修了者名簿、受講決定時受講者内訳の3書類で、これらには氏名136名分、生年月日120名分、登録番号136名分が記載されていた。同日午後1時過ぎ、事故発生後すぐにビルで可能性のある場所を徹底的に捜索し、同日夜、警察とビルの遺失物担当、東京都に届け出た。また、翌19日から22日まで、紛失資料に記載された受講生に電話して謝罪した。今後は、個人情報を含む書類を使用する際には複数職員で管理するなど安全管理を徹底する。また、個人情報の適正管理について全職員に対して再度周知徹底していくとしている。
・介護支援専門員更新研修(実務経験者11月18日実施)における個人情報を含む研修関係資料の紛失について[PDF](東京都福祉保健財団)
http://www.fukushizaidan.jp/htm/005kaigo/pdf/20111124_care-mane.pdf
◎大阪市、市立小教師が下校途中でひったくりにあい児童名簿のコピー盗難
大阪市は11月21日、市立諏訪小学校で個人情報を含む手帳の盗難が発生したと発表した。発表によると、11月18日午後6時40分頃、同小の教員が勤務を終えて自転車で自宅に向かっていたところ、後ろから来た原付バイクが右側を並走し、前かごに入れていた鞄をひったくって逃走した。追いかけたが見失い、すぐに城東警察署今福派出所に被害届を提出した。現在のところ、盗難された鞄は発見されていない。鞄の中には、2009年度に担任していた学級の児童名簿のコピー33人分、2010年度に担任していた学級の児童名簿のコピー33人分が入っていた。名簿には、児童名、住所、電話番号、保護者名、緊急連絡先(54人分)が記載されていた。教育委員会は不要となった個人情報は速やかに処分するよう指導していたが、徹底されていなかった。同委員会は管理職や当該教員に対して厳しく指導した。
・市立諏訪小学校における個人情報を含む手帳の盗難について(大阪市)
http://www.city.osaka.lg.jp/hodoshiryo/kyoiku/0000147269.html
◎横浜市、メール誤送信で市営交通Webモニターのメルアド679名分が漏えい
横浜市は11月21日、市営交通Webモニターのメールアドレスを誤送信したと発表した。発表によると、21日午前9時35分ごろ、同市交通局総務課職員が、市営交通Webモニターとして登録している679名に対し、23年度アンケート実施の案内メールを送信した。その際、すべてのモニターの宛先を表示する形で送信してしまった。 漏えいした個人情報はメールアドレス679名分。同課はモニター全員に状況の説明とお詫び、モニターのメールアドレスの削除を依頼する内容のメールを送信した。同課は今後、個人情報の重要性および事務の確実性について再確認する場を設け、メール送信の際には、必ずダブルチェックを行うよう徹底するとしている。
・市営交通WEBモニターのメールアドレスの誤送信について(横浜市)
http://www.city.yokohama.lg.jp/koutuu/kigyo/newstopics/2011/n20111121-8111-01.html