◎NTT番号情報、就職合同説明会で受領した学生の個人情報含む受付票30枚を紛失
NTT番号情報(本社:東京都港区)は12月22日、就職合同説明会で学生から受領した個人情報を含む受付票を紛失したと発表した。発表によると、同月17日にパシフィコ横浜で開催された新卒就職活動イベント「マイナビ就職EXPO」会場で、午後1時から行われた第3回説明会時に、同社情報ブースに立寄った学生から受付票約30枚を受領した。これを封入した封筒を紛失していることに、午後1時40分開始の第4回説明会前に、同社担当者が気付いた。会場内ブース付近等を確認したが、発見に至らなかった。受付票には、氏名、学校名・学部・学科、携帯電話番号、現住所と電話番号、休暇中住所と電話番号、PCメールアドレス、携帯メールアドレス、卒業年度が記載されている。同社は同日中に主催者であるマイナビ者へ連絡を取るとともに、週明けの19日に会場の管轄である神奈川県警戸部警察署へ紛失を届け出た。その後も捜索を続けたが、22日現在、発見できていない。同社は今後、採用イベント時には専任の管理者を配置し、預かった情報について厳正に管理するなど個人情報取り扱いの手順を見直し改善するとしている。
・個人情報の紛失に関するお詫びとお知らせ(NTT番号情報)
http://www.ntt-tp.co.jp/news/23_25.html
◎日本馬術連盟、ホームページから会員の個人情報が漏えい
日本馬術連盟(事務局:東京都中央区)は2011年12月22日、システムの不具合により、ホームページから会員情報が漏えいしたと発表した。同連盟によると、漏えいしたのは会員の住所、生年月日、電話番号、所属乗馬クラブ、所有馬頭数。システム契約先であるファインシステムのプログラムミスにより、2011年11月1日から12月20日までの間、会員情報を検索しエクセルで表示した際に、非公開のはずの上記情報も見えるようになっていた。当該期間に45回の出力があったが、この出力により何名の情報が漏えいしたかは不明。現在、エクセルでの出力は停止されている。漏えいした情報が不正に利用された事実は確認されていない。同連盟は、再発防止と情報セキュリティの強化に取り組むとしている。
・システム不具合による会員情報漏えいのお詫びとご報告(日本馬術連盟)
http://www.equitation-japan.com/index.php?menuindex=posts&cat=33&pg=1#4933
◎平和不動産アセットマネジメント、投資主情報含む書類紛失
平和不動産リート投資法人(東京都港区)は12月21日、同社の資産運用会社である平和不動産アセットマネジメント(本社:東京都港区)において、2010年10月に吸収合併したジャパン・シングルレジデンス投資法人の、2008年から2010年までの投資主名簿の写しと、2007年から2010年までの未払分配金明細表等の社内資料を紛失していたと発表した。発表によると、当該資料には、投資主の氏名または名称と住所、保有する投資口の口数等が記載されている。資料は誤って廃棄、溶解処理した可能性が高く、同社に外部からの問い合わせや連絡は入ってないほか、不正使用や不正持ち出しの事実も確認されていないという。同法人と同社は、投資主の情報の取扱いに関する基本事項を遵守し、再発防止に努めるとしている。
・投資主様情報の紛失(誤廃棄・溶解処理)についてのお知らせとお詫び[PDF](平和不動産リート投資法人/平和不動産アセットマネジメント)
http://www.heiwa-re.co.jp/pdf/apology.pdf
◎東北大学、理学研究科職員が出張先のベルギーで学生名簿等含むノートPC盗難
東北大学は12月19日、同大理学部理学研究科の職員が学生名簿等の個人情報が保存されたノートパソコンを盗まれたと発表した。発表によると、同職員が学会出席のため海外出張中の12月10日午後9時45分頃(現地時間)、ベルギー空港からホテルに移動中のブリュッセル南駅で、ノートパソコンの入ったリュックサックを窃盗された。切符を購入するためにリュックを足元のスーツケースとの間に置いた一瞬の間に抜き取る形で持ち去られたという。直ちにブリュッセル中央警察署に窃盗届を出したが、現在までのところ発見されたという連絡はない。盗まれたノートパソコンには、(A)1990年代からの本人の研究資料や計算結果、論文や講義ノート等の原稿および氏名等の個人データ、(B)2007年からのメール(IMAP形式)およびメールアドレス、(C)2000年頃より担当した授業の学生名簿と成績など、最大で約1700件の個人情報が含まれている。当該ノートパソコンにはパスワードが設定されていなかった。同大は関係者に対し、万一盗難によると思われる被害が発生した場合には同研究科宛てに連絡するよう依頼している。また今後、所属職員に対して個人情報および関連機器等の取り扱いについて周知徹底するとしている。
・ノートパソコンの盗難に関わるお詫びとご報告[PDF](東北大学)
http://www.tohoku.ac.jp/japanese/newimg/pressimg/press20111219_01.pdf
◎百十四銀行、富田支店で1898件の顧客情報記載の振込確認資料を誤廃棄
百十四銀行(本店:香川県高松市)は12月19日、富田支店(香川県さぬき市)で顧客情報を記載した行内資料が紛失したと発表した。発表によると、11月29日、振込確認資料を使って調査を行おうとしたところ、書類の紛失が判明した。当該振込確認資料は、2005年11月1日~2006年3月31日を振込指定日として処理した振込の明細を記録したもので、1898件の顧客(うち個人1001件、法人897件)のカナ氏名、銀行名支店名、口座番号、振込金額が記載されている。住所、生(設立)年月日、電話番号は含まれていない。紛失判明後、捜索したが、現時点では発見に至っていない。同店で保存期間を誤り廃棄した可能性が高く、顧客の情報が外部に流出した懸念は極めて低いという。これまでに本件に関して外部からの問い合せや連絡はなく、不正使用・不正持出の事実も確認されていない。同行は、顧客情報の保管・管理に関する基本事項の遵守を全職員に再徹底し、再発防止に取り組んでいくとしている。
・お客さま情報が記載された行内資料の紛失(誤廃棄)について(百十四銀行)
http://www.114bank.co.jp/newsrel/2011_02/siryouhunsitu.html
◎エフケー・ツタイ、顧客の個人情報が記載された領収証控え13枚などを紛失
灯油販売などを行うエフケー・ツタイ(本社:札幌市白石区)は12月19日、顧客の個人情報が記載された領収証控え13件分と未使用の領収証などが綴られた、領収証冊子を紛失したと発表した。同社によると、12月13日午後6時頃、給油と集金業務を委託している南稚内給油所(北海道稚内市)が紛失した。領収証冊子は領収証控え、支払証明書、領収証が3枚1組で50組綴られたもので、紛失した冊子には、すでに領収証を発行した13件分の領収証控えと支払証明書、および未使用の37組が綴られている。同社では所轄の警察署に遺失届を提出したが、冊子は見つかっていない。同社は、該当の顧客を個別に訪問して事情説明と謝罪を行う。また、協力企業とともに顧客の個人情報と領収証等の管理を徹底し、再発防止に努めるとしている。なお同社は、未使用の帳票が悪用されるおそれがあるとして、顧客に注意を呼びかけている。
・お客様情報が記載された「領収証(冊子)」の紛失について[PDF](エフケー・ツタイ)
http://fk-tsutai.co.jp/common/dat/2011/1229/13251415652124816128.pdf
◎NHK、横浜放送局で放送受信料の口座振替利用届1枚を紛失
NHKは12月16日、横浜放送局かながわ西営業センターで放送受信料の帳票を紛失する事故があったと発表した。発表によると、9日、同センター居室内で、放送受信料の口座振替利用届1枚を紛失していることが判明した。紛失した帳票には、顧客の氏名、住所、電話番号、口座番号が記載されている。居室とその周辺を調査したが、発見には至っておらず、誤廃棄したものと思われるという。警察へ紛失届を提出するとともに、該当顧客にお詫びと説明をし理解を得た。NHKは今後、指導を改めて徹底し、個人情報の取り扱いに注意していく。
・個人情報を含んだ帳票の紛失について(NHK)
http://www.nhk.or.jp/privacy/oshirase111216.html
◎北陸銀行、顧客情報2147件含む伝票綴りを保管箱ごと紛失
北陸銀行(本店:富山県富山市)は12月16日、同行麻生支店(札幌市北区)において、顧客情報2147件を含む伝票綴りを保管箱ごと紛失したと発表した。同行によると、紛失したのは、2009年3月16日から同31日まで11日間分の伝票の綴りで、個人顧客883件、法人顧客1264件について、氏名、住所、電話番号、口座番号、取引金額などが含まれている。紛失は税務調査の中で判明した。内部調査の結果、外部への情報流出や不正持出等の形跡はなく、同行では、2010年5月と2011年4月に保存期間の経過した書類の廃棄処理を行った際に、伝票綴りの入った保管箱を誤って廃棄した可能性が高いとみている。同行は、顧客情報の管理を強化し、再発防止に努めるとしている。
・お客さま情報の紛失について(北陸銀行)
http://www.hokugin.co.jp/info/newsrelease/111216.html
◎四万十ドラマ、案内メール誤送信で頒布会会員のメルアド流出
道の駅「四万十川とおわ」を運営する四万十ドラマ(高知県高岡郡)は12月15日、「BCC」として送信するべきメールの送信方法を誤り、顧客のメールアドレスが流出したと発表した。発表によると、同日午後2時31分頃、同社の頒布商品の発送案内メール『12月「四万十のオリジナル新米」セット発送のご案内』を頒布会の会員宛てに一斉送信した際、送信先の顧客に他の顧客のメールアドレスが表示される状態で送信してしまった。送信対象の26名分のメールアドレスが閲覧可能となった。同社は該当顧客に報告とお詫びをするとともに、誤送信メールの削除を依頼した。現時点では、誤送信による被害などの情報は入っていない。同社は全社員に対して個人情報保護方針を再確認するとともに、責任者以外がニュースレターの配信をしないよう社内教育を徹底していくとしている。
・メールアドレス流出に関するお詫びとご報告(四万十ドラマ)
http://www.shimanto-towa.jp/news/2011/12/000270.html