◎ジブラルタ生命保険、顧客情報143名分の入った鞄盗難
ジブラルタ生命保険(本社:東京都千代田区)は1月25日、大阪エリアの営業社員が、顧客情報143名分の入った鞄を盗まれたと発表した。同社によると1月18日、大阪府豊中市で、契約者の自宅兼店舗の店先で商談中に、社員の背中側に停めていた自転車後部のカゴから鞄を盗まれた。鞄には、保険設計書、契約内容の書かれたプリント、保険金請求の案内用紙、顧客情報を記載した手帳が入っており、これらには顧客143名の氏名や、住所、生年月日、電話番号、証券番号などが含まれている。該当する顧客には個別に連絡し謝罪を行っている。情報の第三者への流出、不正利用等の事実、二次被害の発生は確認されていない。同社は、管理体制の強化、社員教育の徹底等により、顧客情報の適切な管理に努め、再発防止を図るとしている。
・お客さま情報の盗難について(ジブラルタ生命保険)
http://www.gib-life.co.jp/st/about/news/newsbody.html?YEAR=2012&NEWS_ID=200
◎大阪市、個人情報含む書類の誤交付2件で2名の情報が流出
大阪市は1月23日と25日、個人情報を含む書類の誤交付事故が2件発生していたことを明らかにした。健康福祉局では1月19日、西成区内の被保険者宅を訪問徴収していた介護保険料徴収員が、誤って別人から保険料を徴収し、本来徴収すべき被保険者の氏名、住所、被保険者番号、介護保険料金額が記載された領収証書を渡した。住宅の管理人から連絡があり、事態が判明。訪問先に表札がなく、訪問相手に氏名確認を行ったものの、十分伝えきれなかったことが原因だという。城東区役所窓口サービス課(保険年金)では2011年12月16日、国民健康保険の手続きに訪れた人に、別人の氏名、被保険者番号を記載した保険料納付書を誤交付した。納付書を作成する際、誤って直前に手続きをした人の情報を呼び出し、記載事項の確認を怠ったまま交付したのが原因。今後は、出力した書類の確認、交付時の確認など、事故防止策を強化するという。
・健康福祉局における個人情報が記載された介護保険料領収証書の誤交付について(大阪市)
http://www.city.osaka.lg.jp/hodoshiryo/kenkofukushi/0000153752.html
・大阪市城東区役所 窓口サービス課(保険年金)における国民健康保険料納付書の誤交付について(大阪市)
http://www.city.osaka.lg.jp/hodoshiryo/joto/0000146997.html
◎ビューカード、ATMの取引データ1182件含むMO2枚を紛失
クレジットカード業のビューカード(本社:東京都品川区)と、セントラル警備保障(本社:東京都新宿区)は1月25日、JR仙台駅に設置されたATM2台の取引データが保存されたMO 2枚を紛失したと発表した。同ATMは、ビューカード社がJR東日本の駅で運営しているATMコーナー「VIEW ALTTE ビューアルッテ」で、当該ATMの警備はセントラル警備保障が受託している。発表によると、セントラル警備保障が当該ATMからデータを回収した後、東京の保管場所へ運送会社を利用して輸送した過程で、MOを紛失した可能性が高い。MOには1月10日から14日までの取引データ1882件が保存されており、カナ氏名、クレジットカード番号、金融機関口座番号、取引種別、日時、金額、残高等が暗号化されて記録されている。第三者が記録されている情報を確認することは困難で、情報が外部へ流出する可能性は極めて低いという。二社は、情報管理の強化と徹底に努めるとしている。
・お客さま情報の記録媒体の紛失について[PDF](ビューカード)
http://www.jreast.co.jp/card/caution/pdf/20120125.pdf
・警備先お客さま情報の記録媒体の紛失について[PDF](セントラル警備保障)
http://www.we-are-csp.co.jp/information/2012/0125.pdf
◎JAバンク徳島、顧客情報を含む手形表面のコピー紛失、408件分
徳島県信用農業協同組合連合会(JAバンク徳島、本所:徳島県徳島市)は1月24日、手形表面に記載された顧客情報をコピーした用紙の綴りを紛失したと発表した。同会によると、紛失したのは2006年度の綴りで、顧客の氏名、住所、手形の額面金額などが408件含まれている。紛失は、現物検査で判明。2010年7月に行った文書廃棄の際に、誤って廃棄した可能性が高いという。情報が不正に持ち出された形跡はなく、この件に関する顧客からの照会や不正利用の連絡もない。同会は、今回の件は顧客に直接、経緯を説明して謝罪すべきだが、対象者が不明なので公表したとしている。同会では、再発防止に向けて職員教育を強化し、個人情報管理を徹底するという。
・お客さま情報の紛失(誤廃棄)について(徳島県信用農業協同組合連合会)
http://www.jabank-tokushima.or.jp/joho/osirase/2012/hunshitsu.html
◎ヴァーナル、不正アクセスで顧客のカード情報1493件漏えい
化粧品販売のヴァーナル(本社:福岡市博多区)は1月20日、同社サイトのサーバーに不正アクセスがあり、クレジットカード情報を含む顧客情報1493件が漏えいしたと発表した。カードの不正利用も発生している。同社によると、2011年10月14日から11月10日にかけ、断続的にベトナム、アメリカ、日本国内からSQLインジェクション攻撃を受け、サーバー内にあったオンラインショップの受注データから、顧客の氏名、カード番号と有効期限、商品送付先住所1493件を盗み取られた。11月9日にカード会社から指摘を受け、同社はサイト上でのカード決済を一部停止し、調査を開始。第三者機関の調査で漏えい件数と顧客を特定できた1月6日に警察へ被害を報告し、同16日、経済産業省に報告を行った。同社では12月20日から、Webサイト上のカード決済システムをカード情報非保持方式に変更している。同社は今後、再発防止に努めるとしている。
・不正アクセスによる情報漏洩のお詫びとご報告[PDF](ヴァーナル)
http://www.vernal.co.jp/information2012/apologized.pdf
◎厚労省 医薬食品局総務課医薬情報室、開示決定通知書の誤送付が2件
厚生労働省 医薬食品局総務課医薬情報室は1月20日、情報公開請求の事務手続きにおいて、開示請求者に開示決定通知書を送付する際の誤送付が2件発生していたと発表した。2011年12月27日には、A社分の開示決定通知をB社あての封筒に同封して送付した。A社とB社については、開示請求の受付日が同じで、会社名、代表者名、住所が似通っていたという。1月16日には、電子申請により開示請求を行ったC氏分の開示決定通知書を、受付番号がC氏の次だったD氏あてに送信した。関係者にはすでに事情説明と謝罪を行っており、D氏には誤って送信した通知書を削除するよう依頼した。同室では、これまで開示決定通知書を送付する際には二重の確認を行ってきたが、今後、さらに他の担当者による確認を追加し、再発防止に努めるとしている。
・開示決定通知書の誤送付について(厚生労働省)
http://www.mhlw.go.jp/stf/houdou/2r98520000020nwv.html
◎高島屋和歌山店、顧客情報を含む書類16名分を紛失
高島屋(本社:大阪市中央区)は1月19日、和歌山店(和歌山県和歌山市)のカードカウンターにおいて、顧客の個人情報が記載された「お買物券交換承り票」16名分を紛失していたことが1月15日に判明したと発表した。同票は2011年12月27日の取り扱い分で、顧客の氏名とカード番号が記載されている。該当する顧客には、個別に事案内容の説明と謝罪を行っている。第三者に情報が流出した事実は確認されていない。同社では、この件に対する問い合わせ窓口を設置した。同社は今後、管理体制を強化して再発防止を徹底するという。
・「お買物券交換承り票」の紛失についてのお詫びとお知らせ(高島屋和歌山店)
http://www.takashimaya.co.jp/about/excuse/120119/
◎りそな銀行、10店で顧客情報2218件含む資料を紛失
りそな銀行(本店:大阪市中央区)は1月18日、10の支店または出張所で、顧客情報が含まれる資料を紛失していたことが判明したと発表した。資料には、顧客情報が合計で2218件含まれている。同社によると、紛失したのは「指定金銭信託全口座残高等一覧表」「財形貯蓄加入員残高等一覧表」などで、2005年8月から2006年6月までのもの。含まれている情報は資料の種類によって異なるが、顧客名、性別、生年月日、勤務先、口座番号、取引金額など。紛失は、資料の保管状況の調査によって判明した。保管期間を経過した書類を廃棄する際に当該資料を誤って廃棄した可能性が高く、情報が外部に流出した可能性は低いという。この件に関するとみられる不審な問合せ等は入っていない。同社は、再発防止に向け顧客情報の管理を徹底するとしている。
・お客さま情報の紛失について[PDF](りそな銀行)
http://www.resona-gr.co.jp/holdings/news/newsrelease/pdf/240118_1a.pdf