◎立命館大学、個人情報のべ40名分含む未採点レポートや採点報告表を紛失
立命館大学(本部:京都市中京区)は2月17日、同大学文学部の演習科目(1科目)および大学院文学研究科の講義科目(1科目)の未採点レポートと採点報告表を、担当教員が帰宅途中に紛失したと発表した。同大学によると、紛失した未採点レポートは、文学部演習科目の受講生5名分と、文学研究科講義科目の受講生10名分。採点報告表には、文学部演習科目の受講生13名と、文学研究科講義科目の受講生12名の学生証番号、氏名が含まれている。紛失後、交通機関と警察署に遺失物捜索願を提出し、探索を続けているが、紛失物は見つかっていない。当該受講生には謝罪と説明を行っている。同大学は、レポート等の厳格、確実な保管と管理を行い、再発防止に努めるとしている。
・文学部・演習科目および文学研究科・講義科目 未採点レポートと採点報告表の紛失について(立命館大学)
http://www.ritsumei.jp/news/detail_j/topics/10098/year/2012/publish/1
◎静岡市、地域包括支援センター職員がFAXを誤送信し個人情報1名分が漏えい
静岡市は2月8日、「城東地域包括支援センター」の運営委託先の職員がFAXを誤送信し、要支援者の個人情報が漏えいしたと発表した。発表によると、1月14日午前9時56分、Aサービス事業所から同センターにFAX誤送信の連絡があり、B事業所へFAXすべき書類がAサービス事業所へ誤送信されたことが判明した。漏えいした個人情報は1名分で、「利用者概要」に書かれた氏名、住所、生年月日、介護度、病名など。同日午前10時30分にセンター長がA事業所に行って謝罪し、利用者概要を回収した。翌16日、委託先職員が、要支援者に経緯説明と謝罪をし了解を得た。また、B事業所を訪問し、利用者概要を手渡した。市は今後、運営を委託している全ての地域包括支援センターに次の事項を指導する。(1)FAX送信票、送付する文書、FAX機器の表示を2人以上の職員で相違ないことを確認してから送信ボタンを押すという手順を守る。(2)1月18日、個人情報の保護及び取り扱いについての研修会を開催した。
・個人情報の漏えいについてのお詫び[PDF](静岡市)
http://www.city.shizuoka.jp/000122950.pdf
◎東日本ハウス、顧客情報のべ356件含む書類を積んだ車両盗難
注文住宅の東日本ハウス(本社:岩手県盛岡市)は2月15日、顧客情報が記載された書類を積んだ車が盗まれ、同書類が外部へ漏えいしたと発表した。同社によると、2月14日に大阪府堺市で車を盗まれた。書類は、住・環境リフォーム事業部大阪南支店(大阪府堺市)の社員が業務上使用のために持ち出したもので、見積書、契約書、工事設計注文書、顧客名簿一覧表など。顧客の氏名、住所、電話番号や請負金額などの情報がのべ356名分含まれている。西堺警察署へ盗難届を提出済み。該当の顧客には事実の説明と謝罪を行う。今後、再発防止のため、個人情報管理に関する社内ルールに則り、厳正管理を徹底するという。
・盗難によるお客様情報の漏洩に関するお知らせ[PDF](東日本ハウス)
http://www.higashinihon.co.jp/company/ir/ir_pdf/20120215.pdf
◎会津若松市、メール誤送信で66名分のメールアドレス流出
会津若松市は2月14日、商工課が所管する「就職フェア」の案内を人財バンク登録者66名に電子メールで送信した際、他の受信者のメールアドレスを表示する状態で送ったと発表した。市によると、メールを送ったのは2月10日で、専用のメール送信システムを使用せず、通常業務で利用するメールシステムで送信した。同日、メール受信者からの指摘で事態が判明。市では直ちに庁内規定に基づき、情報セキュリティ委員会を開催した。該当者にはメールで謝罪と経過説明をしたほか、謝罪の文書も送付する。市は再発防止のため、複数の宛先に同報メールを送信するための専用システムの利用を担当職員に徹底させるとともに、全職員に対し情報セキュリティの重要性を認識させ、個人情報の適切な取り扱いを徹底するとしている。
・「メールアドレス誤送信」について(会津若松市)
http://www.city.aizuwakamatsu.fukushima.jp/ja/sangyo/koyou/gosoushin.htm
◎UR都市機構、別人分と取り違えて家賃等を収納し誤った領収証を交付
都市再生機構(本社:横浜市中区)は2月14日、同機構東日本賃貸住宅本部(東京都新宿区)の東京東住宅管理センターにおいて、家賃等の誤収納と領収証の誤交付が発生したと発表した。発表によると、2011年12月28日、顧客が12月分家賃等の支払いに同センターを訪れた際、担当者が別の顧客の家賃等と取り違えて収納し、誤った領収証を交付した。2012年1月27日にこの顧客が1月分の家賃等の支払いに来所した際、12月分の家賃等が未済であるとして、担当者は12月分家賃等としてこれを収納。帰宅した顧客が領収証を確認したところ、名宛人が他住戸の顧客であったため、同センターに連絡し、事態が判明した。領収証には、氏名、団地名、住戸番号、家賃額等が記載されている。該当する顧客には事実経緯を説明して謝罪し、領収証は回収した。同機構は再発防止のため、個人情報が記載された文書の取扱いについて注意喚起を図る等、厳重な取扱いの徹底を図るとしている。
・家賃等の誤収納及び領収証の誤交付について[PDF](都市再生機構)
http://www.ur-net.go.jp/east/pdf/ur2012_e0214.pdf
◎トヨタホーム近畿、車上荒らしで顧客1名の個人情報が流出
トヨタホーム近畿(本社:大阪市西区)は2月14日、顧客1名の個人情報が流出したと発表した。発表によると、同社社員が車を駐車して離れた10分程度の間に車上荒らしにあい、車中に置いてあった個人情報の記された書類の入った鞄が盗まれた。流出した情報は、1名分の氏名、住所、電話番号、勤務先、年収など。該当顧客に対し、担当社員が経緯を報告のうえお詫びをした。また、国土交通省へ事故発生を届け出た。現在のところ、二次被害は発生していない。今後の再発防止策として、やむをえず顧客情報を社外へ持ち出す場合には必ず身から離さないこと、車から離れる時はたとえ近距離・短時間であっても携帯して持ち出し、車内に置かないようにすることを再徹底する。
・お客様情報の漏洩事故について[PDF](トヨタホーム近畿)
http://toyotahome-kinki.jp/pdf/owabi0217.pdf
◎パナソニック ヘルスケア、メールをTOで送りメールアドレス5件が流出
医療機器等を扱うパナソニック ヘルスケア(本社:愛媛県東温市)は2月14日、取引先の4社5名に対し、他の受信者のメールアドレスが宛先欄に表示される状態でメールを送信したと発表した。同社によると2月8日、従業員の不注意により、同社従業員を対象に送るべきメールを、送信先メールアドレスが宛先欄に表示され相互に閲覧できる状態で取引先に誤送信した。同社は複数の受信者からの指摘で事態を把握し、同日午後6時頃までに当該5名に謝罪して、誤送信したメールの削除を依頼。全員からメールを削除したと連絡があったという。情報が不正に利用された事実は確認されていない。同社は、情報セキュリティの強化に全力を傾注し、再発防止に努めるとしている。
・メール誤送信のお詫びとご連絡(パナソニック ヘルスケア)
http://panasonic.co.jp/hcc/phc/info_120214.html
◎藤沢市民病院、患者データ含むデジタルカメラを紛失
藤沢市民病院(神奈川県藤沢市)は2月14日、患者の個人情報が含まれるデジタルカメラを紛失したと発表した。同病院によると、2月13日、皮膚科外来診察室で、机の引き出しに保管していたカメラの紛失が判明。カメラには、100名以上の患者の氏名、生年月日、患者番号、病変部の画像が保存されていた。画像は、患者に治療の経過などを説明する際に使用していたという。データが含まれている可能性のある患者には、謝罪の文書を送付済み。同病院は、個人情報を記録するデジタルカメラは施錠できる場所に管理し、撮影した画像等は速やかにサーバーに取り込むなどの作業後、データを消去するよう徹底するとしている。また、全職員に対して、同院の規定を遵守して患者の個人情報の管理に当たるよう周知徹底を行い、再発防止に努めるという。
・個人情報紛失に関するお詫び(藤沢市民病院)
http://www.city.fujisawa.kanagawa.jp/hospital/info/info20120220.html