◎関東三菱自動車販売、多摩ニュータウン店で顧客595名分の個人情報紛失
関東三菱自動車販売(本社:東京都目黒区)は7月12日、同社多摩ニュータウン店で、顧客情報リストの一部を紛失した恐れがあると発表した。 発表によると、7月8日夕方、同店舗内で紛失した可能性があることがわかった。紛失リストには、顧客595名の氏名、住所、電話番号、車両登録番号、車台番号、次回車検到来日の情報が記録されていた。現在のところ、顧客情報が不正に使用された等の事実は報告されていない。同社は該当顧客に電話およびダイレクトメールでお詫びと説明をしている。また今後、顧客情報の取り扱いに対する重要性について教育を再徹底し、全社員で再発防止に全力をあげて取り組むとしている。
・関東三菱自動車販売での個人情報漏洩のおそれについて(関東三菱自動車販売)
http://www.kanto-mitsubishi-motor-sales.com/info/owabi20120712.html
◎静岡病院、消化器外来で検査結果用紙の保管と手渡しを誤り、個人情報1件漏えい
静岡市は7月11日、静岡病院外来で患者情報1件が漏えいしたと発表した。発表によると、同院消化器外来で、患者B氏より預かった検査結果用紙を保管の際、誤って患者A氏のカルテに挟み込み、そのままA氏に渡したことにより、B氏の個人情報が漏えいした。B氏は5月16日に受信し、他病院での本人の検査結果用紙を医師に見せた。当日返却できなかったため、病院職員は後日来院時に返却しようと、カルテに検査用紙を挟み込んだ。このとき、同日受診したA氏のカルテに誤って挟み込んでいた。A氏は6月7日に外来受診し、病院職員より検査結果用紙を受け取ったが、帰宅後に「自分の検査結果ではない」ことを知り、翌8日午後、外来窓口に電話連絡した。漏えいした個人情報は、検査結果用紙に書かれていたB氏の氏名、性別、年齢、血液検査結果。同院はA氏宅を訪問し謝罪するとともにB氏の検査結果用紙を回収。B氏の検査結果の内容を口外しないよう依頼し了承を得た。またB氏にも事情説明と謝罪をした。今回の事件は、預かった用紙を整理時、また手渡しした際に、名前確認を怠ったことが原因だった。同院は今後、窓口での名前確認を徹底する。また、外来医療従事者の全体ミーティングにより情報漏えい事例と防止手順について全員に再確認させ、対応マニュアルの周知等を行うなど、再発防止を徹底する。
・個人情報漏えいについてのお詫び[PDF](静岡市)
http://www.city.shizuoka.jp/000131120.pdf
◎中部地区医師会、人間ドックの予約確認票51社分をFAXで誤送信
中部地区医師会(沖縄県北谷町)は7月10日、同医師会成人病検診センター(同町)において、人間ドック予約確認表51社分をFAXで誤送信したと発表した。同医師会によると、7月2日に同表をオンラインFAXで51の企業あてに送信した際、企業別に送信すべきところ、作業手順ミスにより、51社あてに51社分すべてを送信した。予約表には、7月受信予定者の勤務先名、受信日、氏名、生年月日、健診コース、費用負担、オプション項目が含まれていた。事態は送信先担当者からの連絡で判明。同医師会は同日、誤送信先に電話連絡を行い、7月6日までに同表の回収および、廃棄状況の確認作業を行った。被害の連絡は入っていない。同医師会は、オンラインFAXシステムに「送信先確認」専用システムを導入するとし、それまでの間は、予約確認表を紙ベースで1件ごとにFAX送信することとした。職員の人的なミスを防ぐために、作業手順の見直しも行う。また、予約確認の際の個人情報を受診日、個人名等、最小限にとどめるという。
・個人情報誤送信に関するお詫びと知らせ[PDF](中部地区医師会)
http://www.chubu-ishikai.or.jp/kensin_center/news/20120710.pdf
◎ザ・パック、取引先担当者や社員の個人情報含む携帯電話紛失
パッケージメーカーのザ・パック(本社:大阪市東成区)は7月9日、同社大阪事業本部の社員が、個人情報が含まれる携帯電話を紛失したと発表した。同社によると、紛失した携帯電話には、送受信した電子メールや、取引先担当者および同社社員の氏名、電話番号、メールアドレスなどの情報が含まれている。同社は、携帯電話会社に連絡して当該携帯電話の使用停止措置を取り、所轄の警察署に盗難届を提出した。同社は再発防止のため、携帯電話の管理について全従業者への周知と教育を徹底するとしている。
・当社社員の携帯電話紛失について(ザ・パック)
http://www.thepack.co.jp/hp01/outline/120709.html
◎藤和ハウス、顧客情報76名分含むメモ帳の入った鞄盗難
不動産業の藤和ハウス(本社;東京都西東京市)は7月8日、同社春日井店(愛知県春日井市)の営業社員が、顧客情報を含むメモ帳が入った鞄を盗まれたと発表した。同社によると、名古屋市の新築建売現場で販売営業を行っていた7月7日午後2時から5時の間に、玄関先に置いていた鞄を盗まれた。鞄には、顧客76名の氏名、住所、電話番号を含むメモ帳が入っていた。所管警察署に被害届を提出したが、盗まれたものは見つかっていない。この件に係る顧客情報の第三者への流出や、不正利用等の事実、二次被害の発生は確認されていない。同社は再発防止のため、管理体制を強化し、社員教育を徹底するとしている。
・お客様情報の盗難について[PDF](藤和ハウス)
http://www.towa-house.co.jp/20120708/2012_07_08.pdf
◎豊川信用金庫、顧客情報967先分含む伝票綴り紛失
豊川信用金庫(本店:愛知県豊川市)は7月6日、顧客情報967先分が含まれる書類を紛失したと発表した。同金庫によると、紛失したのは2010年度の「公金等収納金送付票(控)及び公金等収納票」綴り1冊で、東栄支店(愛知県東栄町)で国税を納付した顧客967先の氏名、電話番号、納税額が含まれている。内部調査の結果、綴りは誤って保管期限到来前に廃棄したと考えられ、外部への情報流出の可能性は極めて低いという。この件に関する照会や、問題事象は発生していない。同金庫は、再発防止に努めていくとしている。
・お客さま情報の紛失について[PDF](豊川信用金庫)
http://www.kawa-shin.co.jp/_news/contents/333/kouhyou.pdf
◎愛知県、委託先がイベント申込者の情報を誤送信
愛知県は7月5日、夏休みに行われるイベント「わくわく体験リニモツアーズ2012」の受付業務を委託している業者が、インターネットからの応募者に対し、誤って他の応募者の情報を掲載したメールを送信したと発表した。県によると、委託先である三晃社(本社:名古屋市中区)が、応募者に抽選番号をメールで通知する際、35通を誤って別の応募者のメールアドレスに送信した。当該メールを送信したのは7月3日午後4時頃。同イベントの応募期間は6月21日から8月15日までだが、誤送信の対象は6月24日午後6時頃から27日午後6時頃までの応募者。通知メールには、イベントに応募した代表者の氏名、住所、電話番号、メールアドレスと、参加申込者の氏名および学年が記載されており、当該35通には109名分の情報が含まれていた。誤送信先となった応募者および、氏名等の情報が漏えいした応募者には、個別に電話およびメールで謝罪するとともに、誤送信したメールの削除を依頼した。県は業者に厳重注意を行ったほか、再発防止のため、抽選番号をメールで送信する際は複数スタッフでのチェックを徹底するよう指示した。
・リニモ夏休みイベント応募者へのメールの誤送信の発生について(愛知県)
http://www.pref.aichi.jp/0000031325.html
◎早稲田大学、成績通知書2名分を誤送付
早稲田大学(本部:東京都新宿区)社会科学部は7月5日、同学部在籍者の保証人に成績通知書を送付した際、2通を他の保証人に誤送付したと発表した。発表によると、6月27日に同学部2年生の保証人へ2011年度後期までの成績と、2012年度登録決定科目に関する通知書を送付した際、2件について、封筒に本来送るべき通知書とともに他の保証人宛の通知書を入れて送った。いずれも、受け取った保証人から連絡があった。当該保証人と学生には事実を報告して謝罪した。誤送付の原因は調査中。同学部は、教職員等に対し、個人情報の適切かつ安全な管理および取扱いについての指導を徹底し、再発防止に努めていくとしている。
・成績通知書の誤送付に関するお詫び[PDF](早稲田大学)
http://www.socs.waseda.ac.jp/s/news/uploads/owabi.pdf