◎クラフトハートトーカイ、運送委託先が顧客情報94名分含む書類を紛失
手芸専門店のクラフトハートトーカイを全国展開する藤久(本社:名古屋市名東区)は10月10日、顧客の個人情報を記載した書類が運送途中に紛失したと発表した。発表によると、9月4日、同社のクラフトハートトーカイ山形店から名古屋市の本社宛てに、顧客の個人情報を含む書類箱の運送を委託した。9月12日に委託した運送会社から同社宛てに、当該書類箱を紛失した可能性があるという連絡があった。同社は運送会社へ徹底探索を指示し、運送会社は山形支店から名古屋東支店までの立ち寄り店のすべてを探索したが発見されず、9月21日に紛失したとの結論に至った。紛失した書類箱には、今年7月1日から同31日までに、山形店で新規入会した顧客94名の氏名、住所、電話番号が記載された入会申込書が入っていた。現時点で、当該情報が第三者に流出したり不正使用されたりした等の事実は確認されていない。同社は、運送会社に対して運送中の事故防止について厳重注意するとしている。
・個人情報紛失事故についてのお詫びとお知らせ(藤久)
http://www.crafttown.jp/newinfo/20121010.html
◎東京医科大学病院、麻酔科研修医が診療情報を含むUSBメモリー紛失
東京医科大学病院(東京都新宿区)は10月10日、同院の麻酔科研修医が診療情報が入ったUSBメモリーを紛失したと発表した。発表によると、10月4日午後11時頃、同医師が帰宅途中に、患者の診療情報を含むUSBメモリーが入った鞄を紛失した。紛失後、所轄警察署に届け出たが、まだ発見されていない。監督を受ける関東信越厚生局および東京都へは届け出た。紛失したUSBメモリーには、同院で行われた手術5例(患者ID、麻酔時間や手術時間、出血量のデータ)と、1例の術中画像が含まれていた。患者の氏名、住所、電話番号の記載はない。USBメモリーにはパスワードが設定されておらず、暗号化されていない状態だった。該当患者には、経緯と対応について説明した。現時点では、個人情報の流出や第三者に不正使用された事実は確認されていない。同院は2006年4月から「個人情報保護法への対応のためのガイドライン」を施行し、個人情報の暗号化や院外持ち出しの禁止などを指導してきた。これらが守られず、診療情報が病院外に持ち出されたことは極めて遺憾とし、改めて教職員に対し、ガイドライン遵守と個人情報保護の指導を徹底するとしている。
・診療情報が入ったUSBメモリーの紛失について(東京医科大学病院)
http://hospinfo.tokyo-med.ac.jp/news/shimin/20121010.html
◎カールツァイスビジョン、個人情報200名分を含む社用携帯電話を紛失
ドイツ カールツァイス社が出資するカールツァイスジャパン(本社:東京都新宿区)は10月10日、グループ会社で眼鏡用プラスチックレンズの製造販売、輸出入を行うカールツァイスビジョン(東京都新宿区)が、個人情報を含む会社所有の携帯電話を紛失したと発表した。発表によると、紛失したのは国内移動中の10月1日で、当該携帯電話には、電話帳欄に約200人分の個人名および顧客先名が記載されていた。当該携帯電話にはパスワードロックが施されており、所有者以外は起動できない。現在のところ、不正使用等の事実は確認されていない。同社は、個人情報の取り扱いに関する注意喚起を社内で徹底した。・個人情報を含む携帯電話の紛失について(カールツァイスジャパン)
http://www.zeiss.co.jp/C125778B00238439/ContentsWWWIntern/19140F7710596C3849257A8E00065D8D
◎鳴門教育大学、ひったくりで学生の個人情報含むUSBメモリー3本盗難
鳴門教育大学(本部:徳島県鳴門市)は10月9日、学生の個人情報を含むUSBメモリー3本が盗まれたことを明らかにした。同大学によると7日未明、兵庫県姫路市内に出張中の副学長が、当該メモリーの入った鞄をひったくられ盗まれた。メモリーには、学生の氏名や成績などが記録されている。同大学ではメモリーに記録されていた個人情報の特定を進めており、特定が出来次第、該当者に謝罪と説明を行うという。
・個人情報の漏えいに関するお知らせ(鳴門教育大学)
http://www.naruto-u.ac.jp/docs/2012100900010/
◎藤沢市立湘南台小学校、全校児童800名の個人情報を記載した名簿を紛失
藤沢市教育委員会は10月9日、湘南台小学校で児童名簿が紛失したと発表した。発表によると、9月19日、大雨洪水警報が発令されていたのに登校した児童の引き取り要請を保護者にするため、登校児童の各家庭に学校から電話をかけた。この時、職員室後方の机上にあるボックスに入れておいた今年度の児童名簿がないことが分かった。9月24日まで職員で職員室、特別教室、ゴミ小屋等をくまなく探したが発見できず、翌25日、校長は市教委に児童名簿紛失について報告した。市教委の指示を受けて、同日から28日まで再度校内や職員の自宅などをくまなく探したが発見できず、校長は28日付で「児童名簿の紛失事故」として市教委に事故報告書を提出した。紛失したのは2012年度全校児童名簿1冊で、記載されていた情報内容は、クラス別全校児童800名の氏名、性別、保護者名、住所、自宅電話番号、緊急連絡先。同校に在籍する兄弟姉妹の氏名とクラス名。同校は10月4日午後7時より保護者説明会を開催して事故の説明と謝罪をした。当該名簿紛失によるものと思われる不審な電話等の報告は受けていない。
・湘南台小学校における児童名簿の紛失について(藤沢市教育委員会)
http://www.city.fujisawa.kanagawa.jp/hokyu/page100084.shtml
◎インタースペース、顧客あてのメールを他の顧客に誤送信
アフィリエイトサービスプロバイダーの「アクセストレード」を運営するインタースペース(本社:東京都新宿区)は10月9日、アクセストレードにおいて、特定の顧客あてに送信する電子メールの一部を別の顧客に誤送信したと発表した。同社によると、メールを誤送信したのは10月9日午後0時29分頃。該当の顧客には同日午後5時1分頃に謝罪のメールを送り、当該メールの削除を依頼した。同社は再発防止のため、業務手順の見直しと情報管理の徹底を行い、社員およびスタッフのセキュリティ意識を高めるよう対処していくとしている。
・【お詫び】メール誤送信のお詫びとご報告に関して(インタースペース)
http://www.interspace.ne.jp/press/info/121009.html
http://www.accesstrade.net/news_all/info/piece/12100900.html
◎とびうめ信用組合、2店舗で顧客情報含む書類を紛失、のべ1万2587名分
とびうめ信用組合(本部:福岡市博多区)は10月9日、2つの店舗において、顧客情報が含まれる書類を紛失していたと発表した。紛失した書類には、のべ1万2587名分の顧客情報が含まれている。同組合によると、津福支店において、各種預金の印鑑票や貸付契約書等を点検した際に使用した、チェック用資料を紛失していることが6月に判明。全店で調査を行った結果、旧片の瀬支店でも同じ資料を紛失していることが分かった。資料は2005年12月時点のもので、顧客の氏名、口座番号、顧客番号が含まれている。内部調査の結果、書類は誤ってシュレッダーにかけて廃棄した可能性が高く、情報が外部へ流出した可能性は極めて低いという。顧客の情報が不正に利用されたとの問い合わせや連絡はない。同組合は、顧客情報の取り扱いルールを徹底し、厳正な管理を行って再発防止に努めていくとしている。
・お客さま情報の紛失のお詫びとお知らせ[PDF](とびうめ信用組合)
http://www.tobiume.jp/top/20121009funshitsu.pdf