◎エムティーアイ、認証決済サービス「mopita」のIDに不正ログイン5450件
スマートフォン向けの会員認証、課金決済サービス「mopita」を運営するエムティーアイ(本社:東京都新宿区)は4月22日、同サービスにおいて、なりすましと思われる不正なログインが発生したと発表した。同社によると、4月19日午後2時頃に不正ログインを試みるアクセスを確認。調査を行ったところ、18日から不正ログインが発生していたことが判明した。不正ログインが行われた期間は、18日午前2時24分から、同社が緊急措置を行った19日午後3時55分まで。5450 IDが不正にログインされ、生年月日4915件、電話番号5425件、メールアドレス2434件が参照された。課金サービスの利用等に係る被害は確認されていない。同社では同期間中にログインが確認されたIDに対してパスワードのリセットを行った。このうちメールアドレスを登録していた顧客には、19日、不正アクセスがあった旨とパスワード再設定を依頼するメールを送信している。同社は、不正ログインの対応強化に取り組んでいくという。
・弊社サービスへの不正ログイン被害のご報告(エムティーアイ)
https://www.mopita.com/announce-201304-1.html
◎文化シヤッター、顧客情報5件を含むノートパソコン紛失
シャッターや建材の製造販売を行う文化シヤッター(本社:東京都文京区)4月22日、顧客情報5件が含まれるノートパソコンを紛失したと発表した。同社によると、同社従業員が4月19日、顧客5件の氏名と住所が含まれているパソコンを帰宅途中の電車内で紛失した。直ちに警察署と鉄道会社の遺失物センター等に紛失届を提出したが、パソコンは見つかっていない。当該パソコンには、起動時のパスワードを設定し、内蔵データの暗号化ソフトを搭載するなど、複数のセキュリティ処理が施してあるという。当該情報の不正使用等の事実は確認されていない。該当の顧客には状況報告と謝罪を行っている。同社は、再発防止のための教育や、顧客情報管理を徹底するとしている。
・お客様の個人情報を含む機器の紛失に関するお詫びとお知らせ(文化シヤッター)
http://navigator.eir-parts.net/EIRNavi/DocumentNavigator/ENavigatorBody.aspx?cat=tdnet&sid=1051610&code=5930&ln=ja&disp=simple
◎大阪ガス、個人情報含む書類約600枚を紛失
大阪ガス(本社:大阪市中央区)は4月22日、個人情報が記載された書類約600枚を紛失したと発表した。同社によると、紛失したのは、兵庫地区のガス供給設備を管轄する兵庫導管部が、2009年4月から2010年3月までの間にガス供給管引込工事に際して受領した、土地の使用に関する承諾書。承諾者の氏名、住所、電話番号が含まれている。承諾者から問い合わせがあり、同書類を確認しようとして、当該期間中の書類保管箱がないことが判明した。保管箱を誤廃棄した可能性が高いという。紛失した情報が外部に流出し不正に利用された事実は確認されていない。該当者については個別に訪問して謝罪と事情説明を行っている。同社は、再発防止に努めるとしている。
・個人情報が記載された書類の紛失について(大阪ガス)
http://www.osakagas.co.jp/company/press/pr_2013/1203356_7831.html
◎さぬき市教育委員会、教職員の個人情報を含む書類を一時紛失
さぬき市教育委員会(香川県さぬき市)は4月20日、教職員の個人情報を含む書類を一時紛失したと発表した。翌21日付の四国新聞によると、市教委事務局職員が4月18日、保存期限を過ぎた廃棄文書を、市内の計10か所の小中学校・幼稚園をトラックで巡回して回収した。翌19日の夕方、学校名がわかる段ボール箱1個を拾ったと市民から連絡があり、荷台から書類の入った段ボール箱を落としていたことが判明した。当該段ボール箱には、市内の1つの小学校の24人分の教職員の勤務記録や各手当の決算調書、出張関係書類などが入っていた。荷台に積んでいた書類は溶融クリーンセンターで処分されている。落下した段ボールが1個ではなく他にあるのかどうかは不明で、18日に集めた書類が全て処分できたかどうかは不明という。同委員会は今後、収集から廃棄までの流れを再点検し、再発防止に取り組むとしている。
・さぬき市教育委員会
http://www.city.sanuki.kagawa.jp/education/committee/index.html
◎東京都台東区、業務委託先が個人情報含むUSBメモリーを電車内で紛失
東京都台東区保護課は4月19日、業務委託先が個人情報を記載したUSBメモリー1本を紛失したと発表した。同課は、特定非営利活動法人の「山友会」に「居宅生活移行支援事業」業務を委託している。同事業は、施設に入所する生活保護被保護者の生活指導、就労支援、居宅生活移行支援を行うことにより、入居者の自立を助長することを目的とするもの。山友会の職員は実績報告書作成のための個人情報をUSBメモリーに保存していたが、4月16日午後4時頃、JR東北本線湘南新宿ラインの電車内で、当該USBメモリーを紛失した。同日午後11時に警察に遺失物届を提出し、19日午後2時30分に同課に電話で紛失について連絡した。USBメモリーには、受託事業で入所している30名の個人情報(氏名、生年月日、年齢、生活歴、傷病名、支援経過等)が含まれている。区は該当者に直接謝罪するとともに、委託業者に対し個人情報の適正な管理についての指導を徹底し、再発防止に努めるとしている。
・個人情報にかかわる情報の紛失について(東京都台東区)
http://www.city.taito.lg.jp/index/release/201304/kojinjouhou.html
◎NHK神戸放送局、個人情報を含む携帯端末と帳票が車上荒らしで盗難
NHKは4月19日、神戸放送局阪神営業センター管内で、放送受信料の契約・収納業務に使用している携帯端末と個人情報を含んだ帳票が盗難にあったと発表した。発表によると、4月11日、同センターの契約・収納業務を委託している個人委託事業者が車上荒らしの被害にあった。被害品の中に、携帯端末と顧客の名前、住所、電話番号が記載されている帳票1枚が含まれていた。直ちに警察に盗難届を提出し周辺を探したが、これまでのところ回収されていない。同センターは該当顧客に対し、お詫びと説明をした。携帯端末には様々なセキュリティ保護をかけており、個人情報が漏えいすることはないという。NHKは、今後このような事態が発生しないよう、指導を改めて徹底し、個人情報の取り扱いに注意するとしている。
・携帯端末と個人情報を含んだ帳票の盗難被害について(神戸放送局)(NHK)
http://www.nhk.or.jp/privacy/oshirase130419.html
◎山友会、30名分の個人情報含むUSBメモリーを紛失
路上生活者の生活支援を行っている山友会(東京都台東区)は4月19日、同会の宿泊支援施設「山友荘」が東京都台東区から受託し実施している「居宅生活移行支援事業」の対象者、30名分の個人情報が含まれるUSBメモリーを紛失したと発表した。同会によると、職員が4月16日、JR東北本線湘南新宿ライン逗子行の電車内で紛失した。メモリーには、2010年度から2012年度の同事業に係る提出書類が保存されており、対象者の氏名、生年月日、年齢、生活歴、疾病名、施設への入所日と退所日、支援経過等が含まれている。紛失当日に警察と電車の運行会社へ遺失物届を提出。19日、台東区保護課と対象者へ報告し、謝罪した。同会は、職員に対し個人情報の管理、運用について注意喚起を行うとともに、個人情報の保護対策を強化し、USBメモリーへのデータの複写や持ち帰りの禁止といったルールを厳格化するとしている。
・個人情報を含むUSBメモリの紛失について[PDF](山友会)
http://www2.gol.com/users/sanyukai/kojinjohoowabipdf.pdf