◎山口県東京事務所、メルマガ誤送信でメールアドレス161件と氏名139名分流出
山口県東京事務所(東京都千代田区)は6月13日、メールマガジンをメールアドレスと氏名が分かる状態で送り、メールアドレス161件と氏名139名分が流出したと発表した。同事務所によると、6月12日、メールマガジン「やまぐち便り」を登録者514人に対し3回に分けて「BCC」で送ろうとして、1回目の送信時に操作を誤った。誤送信したのは161通だが、このうち9通については不達だった。同日、受信者からの指摘で事態が判明。対象者には謝罪のメールを送り、当該メールの削除を依頼した。同事務所は、再発防止のため、メールの配信に細心の注意を払うよう職員に周知徹底するとともに、今後の配信にあたっては複数職員による送信前のチェックを徹底するとしている。
・メールマガジン登録者へのメールの誤送信について(山口県東京事務所)
http://www.pref.yamaguchi.lg.jp/press/201306/024972.html
◎京都工場保健会、メールをTOで送りメールアドレス348件が流出
一般財団法人の京都工場保健会(本部:京都市中京区)は13日、同会の運営する健康サポート事業「サルーテ」において、会員348名にメールを「TO」で送り、メールアドレスが流出したと発表した。同会によると、6月3日午前10時37分頃、ウォーキングイベントの案内を送ろうとして、「BCC」で送るべきところ「TO」で送信した。対象者には謝罪して当該メールの削除を依頼し、了承を得た。再発防止のため、同会では今後、サルーテ事務局全職員に対してメール取扱いの注意を喚起するとともに、システム的なチェックを検討するとしている。
・メールアドレスが流出する情報セキュリティ事故について[PDF](京都工場保健会)
http://www.kyotokojohokenkai.jp/salute/pdf/security.pdf
◎にいがた産業創造機構、メール誤送信で1名の個人情報が流出
公益財団法人のにいがた産業創造機構(新潟市中央区)は6月12日、メールの誤送信により1名分の個人情報が流出したと発表した。同機構によると、6月11日、同機構が事務局として運営している研究会について、入会希望者1名からの入会申込書を受け取った担当職員が、入会承認手続き中に誤って、申込書を研究会の全会員にメーリングリストを使用して送信した。このため、入会希望者の氏名、住所、電話番号、メールアドレスが流出した。該当者には謝罪し、全会員に対しては謝罪の上、当該メールと添付ファイルの削除を依頼した。同機構は今後、個人情報を含むメールを送信する場合は送信先を複数の職員で確認し、再発防止に努めるとしている。
・メール誤送信による個人情報流出について[PDF](にいがた産業創造機構)
http://www.nico.or.jp/files/newsrelease/250612release.pdf
◎四国銀行、顧客情報7万3794件を紛失
四国銀行(本店:高知県高知市)は6月12日、同行万々支店(同市)において、顧客情報7万3764件を紛失したと発表した。同行によると、紛失したのは同支店ATMの取引を記録したジャーナル(記録紙)で、2012年7月9日から11月7日までのもの。顧客や振込先の氏名、銀行コードや支店コード、口座番号、取引金額、残高、依頼人の電話番号等が記録されている。3月27日に保管期限が切れたジャーナルを焼却処分した際、当該ジャーナルを混入させ、誤廃棄した可能性が極めて高いという。顧客情報が不正に利用されたという連絡や問い合わせは入っていない。同行は、文書管理の厳正化など、顧客情報の管理を徹底し、再発防止に努めていくとしている。
・お客さま情報の紛失(誤廃棄)について[PDF](四国銀行)
http://www.shikokubank.co.jp/newsrelease/files/130612.pdf
◎ベリ・マッチ、メールをTOで送りメールアドレス30名分が流出
医師など医療従事者の人材紹介事業を行うベリ・マッチ(本社:福岡県大野城市)は6月11日、アルバイト求人の情報をメールで配信した際、BCCで送るべきところをTOで送ったため、医師30名のメールアドレスが流出したと発表した。同社によると、6月7日午後5時1分頃、従業員が「九州地区新着求人(スポット求人)」のメールを送信した際、操作を誤った。同社では求人情報を送信する際、誤送信防止のため専用のメールシステムを使用しているが、この時はシステムが不調だったためこれを利用せずに送信し、事故につながったという。該当者には報告と謝罪を行い、当該メールの削除を依頼した。メールアドレスの不正利用に関する連絡は入っていない。同社は、全従業員に対して、個人情報保護方針を確認させるとともに、メールシステムの使用を徹底し、再発防止に取り組んでいくとしている。
・メールアドレスの流出のお詫びとご報告(ベリ・マッチ)
http://v-matching.co.jp/news/detail.php?id=36
◎ひまわりネットワーク、工事委託先が顧客情報含む書類1枚を紛失
ケーブルテレビ局のひまわりネットワーク(本社:愛知県豊田市)は6月10日、工事業務委託先が、顧客情報が含まれる書類を紛失したと発表した。同社によると、紛失したのは、顧客の氏名、住所、固定電話番号、携帯電話番号が記載された工事依頼書1枚。6月4日、5枚綴りの書類のうち1枚を工事完了後に紛失した。二次被害の事実は確認されていない。当該顧客には同社から経緯の報告と謝罪を行った。同社では再発防止のため、工事の受注から完了までの書類管理の方法と、再発防止に向けての管理方法を当該工事会社に確認させる。また、個人情報の取扱いについて社内研修を開催し、顧客情報の保護について徹底するという。
・お客様情報が記録された書類の紛失に関するお知らせ(ひまわりネットワーク)
http://www.himawari.co.jp/info/2013/06/10/14428/
◎愛知冠婚葬祭互助会、請負業者が顧客情報を第三者に漏えい
愛知冠婚葬祭互助会(本社:名古屋市中区)は6月10日、同社の請負業者が顧客の個人情報を漏えいさせたと発表した。同社によると、5月12日、当該業者が顧客の個人情報を第三者に不正にFAX送信していたことが判明した。漏えいした情報は、故人と喪主の氏名、住所、電話番号や、故人の生年月日、性別、宗派、寺院名、葬儀費用など。どの顧客の情報を漏えいさせたのかはまだ特定できていない。二次被害は発生していないという。同社は再発防止のため、請負業者の選定基準を厳しくし、管理、監督と指導を徹底するほか、顧客の個人情報は施行会館にて葬儀施行後6か月間保管し、その後は本部で保管管理または処分するとしている。
・個人情報漏洩についてのお詫びとご報告(愛知冠婚葬祭互助会)
http://www.gojokai.com/policy/20130610.html