◎ディーアイクワッド、メール配信時に一部顧客のメルアドが表示され流出
ネットワーク、ヘルプデスクに特化した特定派遣事業などのディーアイクワッド(本社:東京都中央区)は10月4日、顧客へのお知らせメール配信時に、一部の顧客のメールアドレスが表示された状態で送信されたと発表した。原因はまだ確認されておらず、詳細が判明しだい改めて報告するという。同社は事態を厳粛に受け止め、情報管理の徹底を強化し、再発防止に全力で取り組むとしている。
・個人情報流出に関するお詫び(ディーアイクワッド) http://www.zeus-enterprise.co.jp/newsrelease/2013/10/di4.html
◎ウインローダー、エコオク会員4名の個人情報を3万名に誤配信
オークションサイト「エコランドオークション」を運営するウインローダー(本社:東京都杉並区)は10月4日、会員4名の個人情報を含むメールが3万名に誤配信されたと発表した。同社によると、10月2日午前11時40分頃、新規に会員登録をした4名にそれぞれ登録完了メールを配信した際、人為的ミスにより、既存の会員へ一斉配信されるメーリングリストのアドレスをBCCに入れて配信。これにより、4名の氏名、ニックネーム、メールアドレスが会員3万名に漏えいした。同日12時過ぎに顧客からの連絡で事態が発覚。該当の4名には電話またはメールで謝罪と報告を行った。誤配信先の3万名には、謝罪して当該メールの削除を依頼した。日本情報経済社会推進協会(JIPDEC)に報告済み。同社は再発防止のため、業務の手順について教育を行い、十分理解した担当者に限定して業務を行うとしている。
・個人情報漏洩に関するお詫びとご報告[PDF](ウインローダー) http://www.winroader.co.jp/pdf/131003.pdf
◎損保ジャパン、運送委託先が顧客情報含む書類を紛失
損害保険ジャパン(本社:東京都新宿区)は10月4日、運送委託先である四国福山通運に引き渡した保険金支払いに関する書類が、輸送過程において所在不明となったと発表した。同社によると、9月11日に同社高松火災新種サービスセンター課(香川県高松市)が、当該書類を保管倉庫に輸送するため四国福山通運に引き渡したが、9月19日、所在不明となっていると四国福山通運から報告があった。紛失した書類は、2010年3月25日および26日に同課において保険金の支払い手続きが完了した、傷害保険や賠償責任保険などの保険事故に関する書類34件分。顧客84名の氏名、生年月日、性別、住所、電話番号、金融機関口座情報、保険事故情報が記載されており、怪我の状況などセンシティブ情報も含まれている。該当の顧客には損保ジャパンから連絡し、謝罪と説明を行う。損保ジャパンは、運送委託先に対し管理強化と再発防止を要請するとともに、顧客情報の管理の徹底を図っていくとしている。
・お客さま情報紛失に関するお詫びとお知らせ[PDF](損害保険ジャパン) http://www.sompo-japan.co.jp/~/media/SJcms/news/2013/20131004_1.pdf
◎NHK新宿営業センター、顧客情報含む帳票8枚を紛失
NHKは10月4日、新宿営業センターにおいて、放送受信料の帳票8枚を紛失したと発表した。発表によると、紛失が判明したのは9月13日。帳票には顧客の氏名、住所、電話番号が記載されている。誤って廃棄したとみられている。該当の顧客には謝罪と説明を行い、理解を得たという。NHKは、再発防止のため指導を徹底し、個人情報の取り扱いに注意していくとしている。
・お知らせとお詫び(NHK) http://www.nhk.or.jp/privacy/oshirase131004.html
◎新潟市、漏水調査委託業者の車両盗難で個人情報1098件含む資料遺失
新潟市は10月4日、水道局が漏水調査業務を委託している民間の調査会社が車を盗まれ、車内に置いてあった個人情報を含む資料を遺失したと発表した。市によると、車を盗まれたのは10月4日午後4時30分から45分の間。同市東区の路上に車を停め、漏水調査を行った際に車を盗まれた。資料には、漏水調査の対象となる使用者、東区分360件、中央区分738件、計1098件について使用者氏名、住所、給水管の管種、水道が開栓中か中止中かの別が記録されている。対象世帯には謝罪の文書を送付する。市は今後、業務委託先も含め、個人情報の含まれた資料の管理を徹底し、個人情報の保護に万全を期すとしている。
・車両盗難に伴う個人情報の遺失について[PDF](新潟市) http://www.city.niigata.lg.jp/shisei/koho/houdou/pressrelease2510.files/131004_4.pdf
◎京都中央信用金庫、顧客32先の情報含む帳票を顧客に誤配布
京都中央信用金庫(本店:京都市下京区)は10月4日、同金庫三条支店において、顧客情報を含む帳票を別の顧客に誤配布したと発表した。同金庫によると、誤配布したのは6月25日付の帳票3枚で、顧客32先の顧客名、電話番号、口座番号、貸出金残高、取引金額等の情報が含まれている。6月26日、同支店の担当者が同金庫イベントの案内書を封筒に入れて渡した際、誤って当該帳票を同封した。受け取った顧客が8月16日に中身を確認し、帳票が入っていることに気付いて同支店に連絡した。情報が不正利用されたとの連絡や問い合わせは入っていない。帳票は回収済み。同金庫は、管理体制の強化および職員教育の徹底により、再発防止を図っていくとしている。
・お客さま情報の漏えいについて[PDF](京都中央信用金庫) http://www.chushin.co.jp/file/news/849
◎神奈川県自然環境保全センター、個人情報を含むUSBメモリーを紛失
神奈川県は10月3日、県自然環境保全センターの臨時技師が、個人情報を含むUSBメモリーを紛失したと発表した。発表によると、同技師は10月1日に勤務終了後、病害虫診断を行った樹木医(日々雇用職員、県職員OB)から診断結果報告が入ったUSBメモリー(樹木医の私物)を愛甲石田駅で渡され、それを封筒に入れ、同僚と飲食後、電車、バスを乗り継ぎ帰宅した。翌2日朝に封筒の中を確認し、USBメモリーを紛失したことに気付いた。探索したが発見できず、現在に至るまで発見されていない。USBメモリーには、「山北町のシキミ栽培地の病害虫診断」の結果報告が記録されており、この中に診断を行った「所在地」「病害虫診断結果」とともに、依頼者名(1名分)が含まれていた。2日夜、同技師は依頼者に電話で事情説明とお詫びをし、了解を得た。同センターは3日、依頼者を訪問し改めて謝罪と説明を行う。また、再発防止に向け、個人情報の管理の徹底を図っていくとしている。
・自然環境保全センターにおける個人情報の紛失について(神奈川県) http://www.pref.kanagawa.jp/prs/p704881.html
◎国土交通省、航空保安大の学生採用試験答案用紙8名分を紛失
国土交通省は10月3日、人事院の委託を受けて実施した航空保安大学校学生採用試験(第1次試験)のうち、宮崎市で行った航空電子科(以下、同科)の学科試験の答案用紙8名分を紛失したと発表した。発表によると、当該試験は9月29日、宮崎市会場(航空大学校)で、航空情報科と同時に、午前は基礎能力試験、午後は学科試験が実施された。試験担当者として6名が宮崎空港事務所から派遣され、同科の受験者は8名だった。試験は同日の午後3時頃終了し、同科の試験担当者は解答済み答案用紙8名分を回収。答案用紙が人数分あることを別の担当者の立ち会いのもとに確認した。その後、2つの科で午前・午後に行われた4種の答案用紙が4通の茶封筒に入れられて集められた。担当者は封筒から取り出して枚数を確認し、受験番号順に重ね、4種類一括でクリアファイルへ入れたという。茶封筒は不要なものとして廃棄された。担当者は午後4時頃に宮崎空港事務所に帰庁し、全答案用紙およびその他の送付物について梱包した。これを午後4時時40分頃に郵便局へ持ち込み、セキュリティサービス(送達過程記録が残るもの)を使って人事院試験課あて発送した。2日後の10月1日午後1時30分頃、人事院試験課から航空保安大学校教務課あてに、同科の学科試験の答案用紙8名分が未着である旨の連絡があった。同時間帯に宮崎空港事務所総務課へも人事院から連絡があり、同事務所は捜索を開始。同日夕刻まで捜索したが発見できず、紛失した可能性が高いことが判明した。翌2日午前中に航空保安大学校教務課長が現地で確認し、人事院試験課あてに答案用紙を紛失したことを電話で報告した。同省は当該受験者8名に個別に謝罪。人事院と調整し、8名に対し当該試験の再試験を実施するとしている。
・平成25年度航空保安大学校学生採用試験の答案用紙の紛失について[PDF](国土交通省) http://www.mlit.go.jp/common/001014341.pdf
◎東京都練馬区立小学校、教諭が児童等の個人情報記録入りのバッグを紛失
東京都練馬区は10月2日、区立小学校の教諭が、児童等の個人情報が入ったバッグを紛失したと発表した。区によると、教員は9月29日、飲食店で行われた運動会の反省会にリュック型バッグを持参して出席した後、タクシーを乗り継いで30日午前2時頃に帰宅。同日起床後、バッグがないことに気付いた。思い当たる場所を探し、タクシー会社に確認したが見つからなかったため、石神井警察署交番に遺失物届を提出し、10月1日、校長に報告した。バッグには、児童10人前後の学習業況等を含む指導計画や、教職員等の氏名を含む職員会議資料等が入っていた。同校では関係児童の保護者に電話で謝罪し、全校児童と保護者に謝罪の文書を配布した。臨時保護者会も行う。区教育委員会では、教職員の自覚と服務規律の徹底を図り再発防止に努めていくとしている。
・練馬区立小学校における個人情報の紛失について(東京都練馬区) http://www.city.nerima.tokyo.jp/kusei/gakko/oshirase/hunshitsu.html