◎無印良品ネットストアで不正ログイン2万957件、情報が閲覧されたおそれ
無印良品ネットストアを運営する良品計画(本社:東京都豊島区)は8月13日、不正アクセスを422万382回受け、2万957件のIDが不正にログインされたと発表した。同社によると、8月7日午後4時34分から12日午前10時52分までの間に、他社サービスから流出した可能性のあるID(メールアドレス)/パスワードを利用するリスト型攻撃を受けた。不正にログインされたIDについては、マイページトップに記載されているMUJIマイル、MUJIショッピングポイントの情報および、届け先として登録されている氏名、住所、電話番号を閲覧された可能性がある。登録情報の改ざんは確認されていない。なりすましによる商品購入や、ポイントの不正利用も確認されていない。該当のIDについてはパスワードをリセットし、メールで案内を行った。同社は、今後、警察当局と相談の上、対応するとしている。
・「無印良品ネットストア」への不正ログインに関するご報告(良品計画)
http://ryohin-keikaku.jp/news/2014_0813.html
◎大阪市立小学校と港区役所、個人情報含む書類が輸送過程で紛失
大阪市は8月12日、同市立小学校と港区役所協働まちづくり支援課との間での文書の発送・収受において、「小学校区教育協議会-はぐくみネット-コーディネーター委嘱推薦書」2枚が紛失したと発表した。発表によると、同小学校では校区の教育協議会代表者(以下、代表者)から委嘱推薦書を受け取り、6月19日、港区役所へ学校逓送便で発送。8月1日、推薦書が未着であるため区役所の担当職員が代表者に問い合わせて、紛失が判明した。推薦書には、被推薦者7名の氏名、住所、所属団体、役職名、電話番号と、代表者の印影が含まれている。推薦者と代表者には事情説明と謝罪を行っている。市教委と港区は、今後、メールまたは電話により発送時および収受時の連絡を確実に行い、再発防止に努めていくとしている。
・大阪市立小学校および港区役所における「小学校区教育協議会-はぐくみネット-コーディネーター委嘱推薦書」の紛失について(大阪市)
http://www.city.osaka.lg.jp/hodoshiryo/minato/0000278437.html
◎近鉄ケーブルネットワーク、顧客情報含む書類を紛失し一部は回収
近鉄ケーブルネットワーク(本社:奈良県生駒市)は8月8日、顧客の個人情報が記載された書類を紛失し、一部を回収したと発表した。同社によると、7月28日夕刻、同社の社員が顧客宅への訪問修理を終えて帰社したところ、顧客19名分の訪問修理報告書が入ったファイルを紛失していることに気付いた。報告書には、顧客の氏名、住所、電話番号および、一部顧客についてはメールアドレスとホームページアドレスも記載されている。すぐに最終訪問先に戻って探したが見つからず、翌朝になって最終訪問先の周辺の人からの通報により書類を回収したが、5名分の書類は見つかっていない。該当の顧客には謝罪と経緯の説明を行った。同社は、再発防止策の徹底を図るとしている。
・個人情報の紛失に関するお詫びとお知らせ(近鉄ケーブルネットワーク)
http://www.kcn.jp/notice/notice/20140808/
◎静岡市番町市民活動センター、メールマガジンをアドレスが見える状態で送信
静岡市は8月8日、番町市民活動センター(同市葵区)において、メールマガジンを登録者201先に送信する際に、登録者全員のアドレスが相互に見える状態で送ったと発表した。市によると、同センター(指定管理)の職員がメールを送ったのは7月7日午前9時30分。同日午後5時、メールを自宅で確認したセンター職員が事態に気付いた。送信先のメールアドレス201件のうち、154件はホームページ等で公開されている団体のメールアドレスで、残りの47件のうち40件は公開の承諾を受けていない団体のメールアドレス、7件は個人のメールアドレスだった。苦情や被害情報は入っていない。複数人による送信チェックを行わなかったことと、危機管理マニュアルを徹底していなかったことが原因。再発防止のため、誤送信防止ソフトをすでに導入した。送信チェックの徹底および、マニュアル遵守の徹底も図るという。
・番町市民活動センターメールマガジン登録者のアドレスの相互漏えい(静岡市)
http://www.city.shizuoka.jp/jiko20140808-2.html
◎住宅金融支援機構、顧客情報の紛失2件、誤送付、誤伝達各1件を公表
住宅金融支援機構(本店:東京都文京区)は8月8日、顧客情報が記載された書類の紛失が2事案、誤送付が1事案、顧客情報の誤伝達が1事案発生したと発表した。同機構によると、紛失したのは、業務委託先代表者1名の情報が含まれる書類と、顧客2名分の情報が含まれる書類。どちらも誤廃棄した可能性が高い。誤送付したのは、顧客1名の情報が含まれる書類。誤送付先は業務委託先で、書類は回収した。誤伝達したのは顧客2名の情報で、伝達先の業務委託先に伝達記録の削除を依頼した。紛失事案では情報が外部に流出した懸念は極めて低く、誤送付および誤伝達事案では外部流出の懸念はないという。同機構は、全職員に対し注意喚起を行うとともに、点検活動等を通じ再発防止に向けて努めていくとしている。
・お客さま等の情報が記載された書類の紛失等について[PDF](住宅金融支援機構)
http://www.jhf.go.jp/files/300190037.pdf
◎四国労働金庫、個人情報含む書類349件を紛失
四国労働金庫(本店:香川県高松市)は8月8日、中村支店(高知県四万十市)で、顧客情報が記載された書類を紛失したと発表した。同金庫によると、紛失が判明したのは8月4日。紛失したのは、2団体で5月から7月までに受け付た財形貯蓄の新規申込書と変更申込書、住所変更届の各控えで、合わせて349件分。保存期間を経過した書類を廃棄した際にこれらが混入し、誤廃棄した。当該書類はすべて溶融処分したことを確認済みで、情報の外部への流出はない。対象者には個別に説明を行う。同金庫は、深くお詫びするとしている。
・お客さま情報が記載された書類の紛失(誤廃棄)について[PDF](四国労働金庫)
http://www.shikoku-rokin.or.jp/important/pdf/n140808_2a.pdf
◎ハローワーク千葉、求職申込書1名分を紛失
千葉労働局は8月8日、ハローワーク千葉(千葉市美浜区)で、個人情報が記載された求職申込書1通を紛失したと発表した。翌9日付の千葉日報によると、紛失したのは市内の男性が4月15日に同所で記入した申込書。4月21日に職員が情報をシステムに入力しようとして、紛失に気付いた。申込書には、氏名、住所、電話番号、生年月日、年齢、前職、学歴などが記載されてる。紛失の経緯は分かっていない。男性には謝罪した。悪用などの被害はないという。
・千葉労働局
http://chiba-roudoukyoku.jsite.mhlw.go.jp/home.html