◎名古屋テレビ放送、メールをTOで送りアドレス178件流出
名古屋テレビ放送(本社:名古屋市中区)は8月20日、番組観覧の当選者にメールを送信した際、BCCで送るべきところをTOで送ったため、178名分のメールアドレスが流出したと発表した。同社によると、メールを送ったのは8月19日午後8時2分頃。翌20日に謝罪のメールを送り、当該メールの削除を依頼した。同社は再発防止のため、今後複数の宛先にメールを一斉送信する場合は、必ず複数の担当者でチェックするとしている。また、個人情報の安全管理について社内で周知徹底し、再発防止に全力で取り組むという。
・メールアドレス流出に関するお知らせとお詫びについて(名古屋テレビ放送)
http://www.nagoyatv.com/notice/info.html?no=92
◎スミノエ、個人情報380件含む業務用携帯電話紛失
インテリア用品製造、販売のスミノエ(本社:大阪市西区)は8月20日、取引先の情報が含まれる業務用携帯電話を紛失したと発表した。同社によると、同社社員が8月15日、会社貸与の携帯電話を新東名高速道路の清水パーキングエリアで紛失した。当該携帯電話には、氏名と電話番号約380件が登録されている。所轄警察署へ紛失届を提出するとともに、携帯電話会社に連絡して機能ロックと使用停止の措置を取った。監督官庁の経済産業省にも報告済み。悪用等の情報は入っていない。同社は再発防止に向け、携帯電話に限らず、個人情報保護管理の徹底を図るとしている。
・業務用携帯電話紛失による個人情報流出の可能性について[PDF](スミノエ)
http://suminoe.jp/interior/suminoe_news_release_suminoe_140820.pdf
◎新潟大学、個人情報含むパソコンが盗難被害に
新潟大学(本部:新潟市西区)は8月19日、工学部教員の居室のドアガラスが破壊され、個人情報が含まれるパソコンを盗まれたと発表した。同大学によると、被害にあったのは7月27日午後5時頃。パソコンには、非常勤講師5名の氏名、性別、生年月日、本籍地、現住所、勤務先、連絡先、略歴や、大学院生1名の氏名、生年月日、連絡先と履歴、同大学の前役職者11名の連絡先、および名刺画像データ238名分が保存されている。対象者には口頭または文書で謝罪と状況説明を行った。同大学では再発防止のため、盗難等事故防止に万全な管理を期するよう周知徹底したほか、盗難や紛失時における個人情報等の保護に関する対策を見直し強化するとしている。
・工学部における盗難被害について(ご報告)(新潟大学)
http://www.niigata-u.ac.jp/top/pickup/260819_02.html
◎ストラーダ・ビアンカ、送信先設定ミスで顧客のメアド流出
食品や雑貨を扱うストラーダ・ビアンカ(東京都国立市)は8月17日、顧客のメールアドレスが流出したことを発表した。発表によると、同日午後7時20分頃にキャンペーンの案内メールを送信したが、一部のメールで宛先のメールアドレスが閲覧できる状態になっていた。メーリングリストを整理し、再設定した際にミスがあったことが原因だった。同店は再発防止に向け、今回のメーリングリストの情報をすべて破棄するとともに、メールによる案内は当面、自粛するとしている。
・メールの誤送信につきまして(ストラーダ・ビアンカ)
http://blog.stradabianca.net/?eid=1027026
◎横浜市消防局、退職者262名の情報含むファイルを誤送信
横浜市消防局は8月15日、職員が神奈川県内の15消防本部にメールを配信した際、誤って同局退職者262名の個人情報が含まれるファイルを添付して送ったと発表した。同局によると、8月14日午前0時58分頃、警防課の当直職員が当該メールを送信。翌15日、メールを受信した消防本部から指摘があった。ファイルに含まれていた個人情報は、氏名、住所、電話番号。同日、メール送信先の消防本部に当該メールと添付ファイルの削除を依頼し、すべての消防本部から削除完了の連絡があった。情報が漏えいした262名には、電話で謝罪と経緯の説明を行っている。同局は、今後、メール送信時のダブルチェックを徹底するとしている。
・メール送信にあたり誤ったファイルを添付したことによる個人情報の漏えいについて[PDF](横浜市)
http://www.city.yokohama.jp/ne/news/press/201408/images/phpqhHnXs.pdf
◎新潟県信用農業協同組合連会、顧客情報923件を記載した書類を誤廃棄
新潟県信用農業協同組合連会(新潟市中央区)は8月15日、顧客情報を記載した書類を誤廃棄したと発表した。発表によると、誤廃棄した書類は、2003年度から2011年度分の「カード申込書兼暗証番号届」および「キャッシュカード申込書」で、記載されていた顧客数は923件(個人情報869件、法人情報件数54件)、記載されていた情報内容は、顧客の氏名、住所、生年月日、電話番号、暗証番号。今年2月18日に当該書類の保存期間を誤り、同会内部でシュレッダーにより廃棄したが、7月30日に内部資料の定期確認があり、廃棄した書類の保存期間を誤っていたことが判明した。同会は顧客情報管理の強化・徹底を図り、再発防止に取組んでいくとしている。
・お客様情報(書類)の誤廃棄について[PDF](新潟県信用農業協同組合連会)
http://shinren.jabank-niigata.or.jp/pdf/260815owabi.pdf
◎厚生労働省、障害者関連団体の代表など22名分の個人情報漏えい
厚生労働省は8月15日、障害者関連団体の代表など少なくとも22名分の個人情報が漏えいしたと発表した。報道によると、2013年度の自閉症啓発ポスターについて発送関連業務を業者に委託した際、宛先となる68団体の団体名や連絡先を業者に提供したが、その中に団体代表者の個人宅の情報が含まれていた。さらに、提供した情報が業者のホームページ上で2013年1月から今年6月まで閲覧可能となっていた。含まれていた個人情報は、氏名、住所、電話番号など。情報の悪用は確認されていないという。
・厚生労働省
http://www.mhlw.go.jp/
◎ワイモバイル、委託先が旧イー・モバイルの顧客情報1321名分含むパソコン紛失
通信事業者のワイモバイル(本社:東京都港区)は8月15日、旧イー・モバイルが2013年1月から2014年1月まで提供していたコミュニティサイト「つながるマップ」に関し、同サイト利用者1321名分の情報が含まれるパソコンを紛失したと発表した。発表によると、サイト運営を委託していた会社の社員が、業務で使用しているパソコンを紛失した。紛失が判明したのは8月2日。パソコンに含まれていたのは、2013年3月13日までに登録した1321名分の氏名、住所、生年月日、メールアドレスなど。委託会社が警察署に遺失物届を提出した。パソコンにはパスワードが設定されており、情報が悪用されたという事実は確認されていないという。対象者には個別に連絡する。ワイモバイルでは、再発防止施策を徹底するため、全社ならびに委託企業に対し情報管理体制の強化と点検を実施している。
・コミュニティサイトの利用者情報が記録されたパソコンの紛失について(ワイモバイル)
http://www.ymobile.jp/corporate/info/2014/081501.html