◎東京外国語大学、大学院教員が海外渡航中に学生の個人情報含むPC等を紛失
東京外国語大学(東京都府中市)は9月10日、大学院総合国際学研究院の教員が、海外渡航中に学生の個人情報を保存しているパソコンおよびUSBメモリーを盗まれたと発表した。同大によると、旅行者を狙った盗難の可能性が高く、現時点で発見に至っていないという。当該パソコンおよびUSBメモリーには、約500名の学生の氏名、学籍番号、および当該教員が担当する科目の成績が含まれている。現時点では、当該個人情報の転載や流用による被害等の事実は確認されていない。同大は、該当学生に対し、お詫びと状況説明の文書を送付した。また、今後は教職員に対して個人情報保護の重要性を再度徹底し、再発防止に努めていくとしている。
・学生の個人情報を保存したパソコンの盗難について(東京外国語大学)
http://www.tufs.ac.jp/topics/post_531.html
◎神戸中央病院附属介護老人保健施設、利用者情報含む業務用携帯電話紛失
神戸中央病院附属介護老人保健施設(神戸市北区)は9月10日、通所リハビリテーション利用者の氏名と電話番号が登録された業務用携帯電話1台を紛失したと発表した。発表によると、紛失したのは9月1日。事態判明後、直ちに電話会社へ利用停止措置を依頼するとともに、神戸市へ報告した。情報が不正に使われた事実は確認されていない。同施設では今後、再発防止策を徹底するという。
・個人情報が登録された携帯電話紛失に関するお詫びとお知らせ(神戸中央病院附属介護老人保健施設)
http://kobe.jcho.go.jp/rouken/%E5%80%8B%E4%BA%BA%E6%83%85%E5%A0%B1%E3%81%8C%E7%99%BB%E9%8C%B2%E3%81%95%E3%82%8C%E3%81%9F%E6%90%BA%E5%B8%AF%E9%9B%BB%E8%A9%B1%E7%B4%9B%E5%A4%B1%E3%81%AB%E9%96%A2%E3%81%99%E3%82%8B/
◎聖稜リハビリテーション病院、外来カルテ46件とや診断書等の記録129件紛失
聖稜リハビリテーション病院(静岡県藤枝市)は9月10日、カルテ46件と診断書等の記録129件を紛失したと発表した。同病院によると、8月13日までに外来患者のカルテが見つからないケースが4件発生したため、調査を行ったところ、1月9日に保管期限の過ぎたカルテを溶解処理した際に、誤ってこれらを廃棄処理していたことが判明した。同病院は、診療記録が流出した可能性は極めて低いとみている。紛失については県と東海北陸厚生局に報告済み。該当の患者には謝罪文を郵送した。今後の診療については、院内各種システムから薬の処方歴や検査結果等を出力し、支障のないよう対応するという。同病院は再発防止のため、医事業務職員の作業手順等について確認し、見直しを行うとともに、病院全体に対して、カルテ管理の注意喚起を実施するとしている。
・外来診療録(カルテ)の紛失について(お詫び)(聖稜リハビリテーション病院)
http://seiryoukai.or.jp/info/DIV1/425191.html
◎石巻地方広域水道企業団、水道使用者445件分のリスト盗難
石巻地方広域水道企業団(宮城県石巻市)は9月10日、水道メーター検針員が検針業務中に、水道使用者のリストを盗まれたと発表した。発表によると、検針員が9月9日午後3時10分頃、石巻市西山町で検針業務を行っていた際に、水道メーターの上に車が停めてあったため、検針作業用のバッグをその場に置き、車の移動の声掛けをして戻ったところ、バッグがなくなっていた。バッグには、水道使用者検針順リストや検針員身分証、検針員の私物等が入っており、リストには水道使用者氏名、住所、メーター番号、使用者番号が445件記載されていた。警察へ紛失届を提出済み。該当の水道使用者には書面で連絡する。同企業団は、水道料金関連業務を運営する石巻地方広域水道企業団お客さまセンターに対し、水道使用者情報の管理方法の改善等を指導するとしている。
・水道使用者情報の紛失について(石巻地方広域水道企業団)
http://www.ishikousui.or.jp/publics/index/193
http://www.ishikousui.or.jp/publics/download/?file=/files/content_type/type019/666/201409101441101959.pdf
◎Digital Youth事務局、TOで案内メールを送り登録者のメールアドレス流出
学生向けプロジェクトDigital Youthの事務局は9月10日、メンバー登録者に案内メールを配信した際、TOで送ったため、メールアドレスが流出したと発表した。同事務局によると、メールを送信したのは9月1日午後3時33分頃。該当者には同日、謝罪のメールを送り、該当メールの削除を依頼した。同事務局では今後、メール配信プログラムの見直し、情報セキュリティ教育の徹底と操作手順の見直し、目視確認の強化により再発防止に努めるとしている。
・【お詫びとご報告】Digital Youthメンバーご登録者様宛メールの誤送信について[PDF](Digital Youth)
http://digitalyouth.jp/pdf/DYPinformation.pdf
◎NTTドコモ、法人顧客1社の情報流出、従業員1053名の個人情報も
NTTドコモ(本社:東京都千代田区)は9月9日、保守運用サービス「法人モバイル管理サービス」を提供するために預かっていた、1社分の管理情報が流出した疑いがあると発表した。当該情報には社員1053名の個人宅住所も含まれている。同社によると、流出した疑いがあるのは、法人名、業務用携帯電話番号、業務用携帯電話の利用者名と住所。一時的な作業用の「法人ファイル共有システム」から持ち出された可能性が高く、同システムには72社13万件の管理情報が格納されている。外部からの不正アクセスによる流出ではないという。同社では社内調査を進めるとともに、捜査機関に相談し、被害届提出の準備もすすめている。該当の法人には謝罪と説明を行った。同社ではこの件を踏まえ、目的外の検索やアクセスを検出および防止するため、業務の見直しと、システムのセキュリティレベルの高度化を行った。今後、真相究明に全力を尽くすとともに、再発防止に取り組むという。
・法人のお客様の保守運用に係る管理情報の流出に関するお詫び(NTTドコモ)
https://www.nttdocomo.co.jp/info/notice/page/140909_00_m.html
◎リクルート運営ショップに不正アクセス、なりすましログイン9749件発生
リクルートホールディングス(本社:東京都千代田区)は9月8日、同社が運営するショッピングモール「ポンパレモール」において、第三者が外部から不正に取得したID/パスワードを使用し、本人になりすましてログインするなりすましログインが発生したと発表、10日に被害の詳細を追加発表した。発表によると、9月6日と7日に3万1660件のリクルートIDに不正なアクセスがあり、このうち9749件で不正にログインされた。不正ログインにより、氏名、住所、電話番号、メールアドレス、予約、購入履歴を参照された可能性がある。該当の顧客についてはパスワードを強制変更し、再設定方法等を連絡した。ログインはされていないがアクセスのあった顧客には、メールで注意喚起を行った。同社は、他社のサービスで使っているパスワードとは異なるパスワードを設定し、定期的に変更するよう顧客に推奨している。
・「なりすましログイン」への対応に関して(リクルートホールディングス)
http://www.recruit.jp/news_data/notification/20140908_7754.html
◎スミノエ、車上荒らしで個人情報100件含む業務用携帯電話盗難
インテリア製品製造、販売のスミノエ(本社:大阪市中央区)は9月8日、社員が車を荒らされ、個人情報が登録された会社貸与の業務用携帯電話を盗まれたと発表した。同社によると、9月4日、名古屋駅付近のコンビニ前の路上で車を荒らされ、当該携帯電話等の入った鞄を盗まれた。携帯電話には、氏名と電話番号が約100件登録されている。所轄警察署へ届け出て、携帯電話の使用停止措置も行った。悪用等、流出による被害の情報は入っていない。同社は再発防止に向け、個人情報保護管理の徹底を図るとしている。
・業務用携帯電話紛失による個人情報流失の可能性について[PDF](スミノエ)
http://suminoe.jp/interior/suminoe_news_release_suminoe_140908.pdf
◎石川県能美市、個人情報177名分含むUSBメモリー紛失
石川県能美市が9月8日、個人情報177名分が保存されたUSBメモリーを紛失していたことがわかった。9月20日のNHKの報道によると、紛失したメモリーには、8日に能美市大成町で行われた市主催の健康診断を受診した177名の氏名、住所、年齢と、受診した項目を表す記号が保存されている。業務委託先の業者が、メモリーを市の職員に渡すために受付の机の上に置いたが、その後の所在が分かっていない。市は該当者を訪問の上、謝罪と説明を行った。また、9月16日に警察に遺失届を提出した。情報が悪用された被害は確認されていないという。
・石川県能美市
http://www.city.nomi.ishikawa.jp/index.html