◎大分県立支援学校、生徒15名分の情報含むSDカード紛失
大分県教育委員会と県立南石垣支援学校(別府市)は12月9日、同校の教諭が生徒15名の情報や写真が含まれる私物のSDカードを紛失したと発表した。報道によると、SDカードには、生徒15名の氏名が含まれる資料や、行事の写真が保存されている。教諭は12月3日朝に学校でカードを使って作業を行い、同日午後、カードがなくなっていることに気付いた。県教委では、文書や資料を私物のSDカードに保存することを禁じている。データの外部への流出は確認されていないという。
・大分県教育委員会
http://kyouiku.oita-ed.jp/
◎横浜市鶴見区、赤ちゃん訪問員が訪問先13件の情報含むリスト紛失
横浜市鶴見区こども家庭支援課は12月9日、生後4か月までの子育て家庭を訪問するこんにちは赤ちゃん訪問事業において、訪問員が、個人情報が記載された訪問先リストを訪問途中に紛失したと発表した。同課によると、紛失したリスト2枚には、11月および12月に訪問予定の13件の住所、電話番号、保護者氏名、児童の氏名、生年月日、性別、出生順位、国籍と帰宅予定日が記載されている。12月8日、訪問員が1件目の保護者宅に向かう途中、目的地を確認するため、リストを見て保護者に電話で連絡。1件目の訪問終了後、2件目訪問時にリストがないことに気付き、1件目に戻って探したが見つからなかった。2件目訪問終了後、再度通った道を確認したが見つからず、同課は鶴見警察署へ遺失物の届出を行った。リスト記載の保護者には、8日~9日に謝罪した。同課では、今後、個人情報は、当日訪問する保護者の住所と連絡先のみ携帯することとした。また、個人情報を取り扱っていることの重要性を訪問員および職員に徹底するとしている。
・鶴見区における個人情報の紛失について[PDF](横浜市鶴見区)
http://www.city.yokohama.lg.jp/tsurumi/etc/pressrelease/20141209/kisyahappyou20141209.pdf
◎「おでかけB!chuスタンプラリー」の協力施設でスタンプラリーの応募箱紛失
備中地域広域観光振興協議会が主催する「おでかけB!chuスタンプラリー」において、協力施設の農マル園芸吉備路農園(岡山県総社市)に設置されていた応募箱が所在不明となっていることが分かった。同協議会事務局および、事業受託業者のビザビリレーションズ(岡山市北区)、農マル園芸によると、10月11日まで応募箱があったことを農マル園芸の社員が確認しているが、備中県民局の職員が11月11日、応募箱がないことに気付いた。農マル園芸では11月4日に大規模な模様替えを実施しており、この際に他の廃棄物に紛れて焼却された可能性が高いという。スタンプラリー応募用紙には、住所、氏名、年齢、性別、電話番号を記入することになっている。事態を受けて協議会では、応募箱による応募受付を取りやめてすべての応募箱を回収し、今後は郵送による応募のみを受け付けることにした。また、10月4日から11月11日までに当該応募箱で応募した人に、事務局への連絡を呼びかけている。
・「おでかけB!chuスタンプラリー」応募箱紛失について(岡山県備中県民局)
http://www.pref.okayama.jp/site/12/408601.html
・「おでかけB!chuスタンプラリー2014」応募箱紛失についてのお詫びとおしらせ(おでかけBichuスタンプラリー)
http://odekakebichu.jp/notice.html
・「おでかけB!chuスタンプラリー」についてのお詫びとお知らせ[PDF](ビザビリレーションズ)
http://www.vis-a-vis.co.jp/archives/common/files/14120801.pdf
・「おでかけB!chuスタンプラリー」応募箱の紛失のご報告とお詫び[PDF](農マル園芸)
http://www.noumaru.jp/press/owabi.pdf
◎名古屋大学医学部附属病院、患者情報83名分含むUSBメモリー紛失
名古屋大学医学部附属病院(名古屋市昭和区)は12月5日、患者83名分の個人情報が入ったUSBメモリーを紛失したと発表した。同院によると、紛失が判明したのは11月10日。メモリーは特定診療科での症例検討会用に当該診療科が準備したもので、検討会当日の10日、職員が紛失に気付いた。メモリーには、患者の氏名、疾患名、主治医、病室名、入退院日、一部の患者ID番号、年齢、性別が記録されている。メモリーが当該診療科外に持出された形跡は確認されていないという。当該患者には12月4日までに電話等により、事実関係の報告と謝罪を行った。情報の不正流用等の事実は確認されていない。同院は、全職員に対し、個人情報の管理および運用について徹底した注意喚起を行うとともに、各種個人情報の保護対策を強化し、院内ルールの厳格化を図るとしている。
・個人情報の紛失について(名古屋大学医学部附属病院)
http://www.med.nagoya-u.ac.jp/hospital/1606/009273.html
◎西東京市、児童の名簿や通知表所見等含むUSBメモリーなど盗難
西東京市は12月5日、市立小学校の主任教諭が自転車の前かごに入れていたバッグをひったくられ、中に入っていた児童名簿や、通知表所見文が含まれるUSBメモリ等を紛失したと発表した。市によると、教諭は12月3日午後9時頃、西東京市芝久保町4丁目付近の路上で被害にあった。田無警察署に被害届を提出済み。バッグには、未採点の宿題プリント26名分や、児童の名簿、児童の身長順や座席表が張り付けられたノート、通知表所見文が保存されている公費購入のUSBメモリーが入っていた。メモリーにはパスワード保護設定が施されている。同校では翌4日、市教育委員会に報告。5日には臨時保護者会を開いて事故の詳細を保護者に説明した。市教委では再発防止のため、学校情報セキュリティポリシーの内容を見直すほか、情報資産を持ち出す際の手続きを分かりやすくまとめた簡易マニュアルの作成、情報持ち出し時のチェック体制の強化といった対策を行うという。
・西東京市立小学校における個人情報の紛失について(西東京市)
http://www.city.nishitokyo.lg.jp/press/kojin_joho.html
◎光のワンダーランド実行委、イベント参加者にTOでメールを送りメルアド流出
大阪市住之江区の区制40周年記念事業「光のワンダーランド」の一環として行われるイベント「THE RISE 256」をめぐり、光のワンダーランド実行委員会の委託事業者が、イベントの参加応募者にメールを送る際、BCCで送るべきところをTOで送り、メールアドレス125件が漏えいしたことが分かった。THE RISE 256運営事務局および住之江区によると、委託事業者が12月5日午後9時49分、同日午後6時28分までにエントリーした125名のメールアドレスに事務連絡のメールを配信した際、操作を誤った。配信後に担当者が事態に気付き、漏えいが判明。該当者には委託事業者からメールおよび電話により経過を説明して謝罪し、当該メールの削除を依頼した。区は委託事業者に対し、メール送信等を行う前および行ったあとには、入力内容について、複数職員によるダブルチェックを徹底するよう指示したという。
・<12月5日発生のメールアドレス情報漏洩のお詫びについて>[PDF](THE RISE256運営事務局)
http://ast-osaka.sub.jp/therise/HP1206_1734.pdf
・<メールアドレス情報漏洩のお詫びについて>(大阪市住之江区/THE RISE256運営事務局)
http://www.city.osaka.lg.jp/suminoe/page/0000286200.html
・「階段垂直マラソン THE RISE256にご応募いただいた方」へのメール送信誤りによる個人情報の漏えいについて(大阪市住之江区)
http://www.city.osaka.lg.jp/hodoshiryo/suminoe/0000291535.html
◎西部ガスリビングと新コスモス電機九州営業所、顧客訪問先リストを一時紛失
西部ガスリビング(本社:福岡市博多区、以下A社)と新コスモス電機(本社:大阪市淀川区)の九州営業所(福岡市博多区、以下同営業所)は12月5日、顧客の訪問先リストを紛失したと発表した。発表によると、A社と同営業所は都市ガス利用顧客にガス漏れ警報器を販売しており、同営業所が販売活動を受託している。同営業所は12月3日午後2時30分頃、顧客の訪問巡回中に訪問先リストの紛失に気づいた。同リストには、38名分の顧客情報(住所、氏名、電話番号等)が記載されている。A社と同営業所は直ちに捜索するとともに、同営業所が紛失に気づく直前に訪問した顧客へ問い合わせるなど試みたが発見できなかった。翌12月4日午前9時頃、同営業所は当該リストを拾得したという連絡を受け、同日午前11時30分頃に拾得者から当該リストを回収した。A社と同営業所は顧客からの問合せ先を公開した。また、本件発生を真摯に受け止め、再発防止に努めていくとしている。
・お客さま情報が記載された訪問先リストの紛失について(西部ガスリビング)
https://www.sg-living.co.jp/policy_news.html