◎大阪市平野区、個人情報含む書類を電車内に置き忘れ盗難
大阪市は3月26日、平野区役所保健福祉課において、養護老人ホーム入所希望者の個人情報が含まれる書類を紛失したと発表した。市によると職員が3月24日、入所面接に付き添うため、必要書類を持って当該入所希望者と施設へ行き、帰庁する際に、面接関連の書類が入った鞄を電車内に置き忘れた。鞄は駅で預かっていたことが分かり、同日受け取って確認した結果、面接関連書類の一部である預金通帳の写しが盗難にあっていることが判明。警察に遺失届を提出した。写しには、入所希望者の氏名、預金銀行、支店、口座番号、取引内容が含まれている。当該入所希望者には電話で事故についての報告と謝罪を行った。同課は、出張時における個人情報の取り扱いについて周知徹底を図るとともに、個人情報の管理の徹底と意識の向上について指導し、再発防止に努めていくとしている。
・平野区役所保健福祉課における養護老人ホーム入所面接書類の一時紛失及び預金通帳写しの盗難について(大阪市)
http://www.city.osaka.lg.jp/hodoshiryo/hirano/0000305218.html
◎リスクコンサルティング、従業員の操作ミスで顧客のメアド330件漏えい
損害保険や生命保険を扱うリスクコンサルティング(東京都豊島区)は3月26日、従業員がメールソフトの操作を誤り、顧客のメールアドレスが漏えいしたと発表した。発表によると、3月26日午前11時48分、同社従業員が顧客に宛てた火災保険の見積書を299名の顧客に誤送信し、うち330件のメールアドレスを宛先に同報してしまった。パソコンのメールソフトの切替にあたって、同従業員にアドレス設定機能に対する理解不足があったため、当該パソコンのアドレス帳に登録されていた顧客に一斉送信し、これらの漏えいが発生したという。当該メールの送信先の顧客には、同日午後12時37分に誤送信のお詫びと当該メールの削除をお願いするメールを送信した。連絡可能な顧客と関係会社には電話にて同様のお詫びと削除のお願いをした。同社は今後、メール送信の手順確認とメールソフト操作学習を徹底し、個人情報管理体制の再強化、従業員への周知徹底を図るとしている。
・メールアドレスの漏えいについてのお詫びとお知らせ(リスクコンサルティング)
http://riskconsulting.co.jp/toukou/%E3%83%A1%E3%83%BC%E3%83%AB%E3%82%A2%E3%83%89%E3%83%AC%E3%82%B9%E3%81%AE%E6%BC%8F%E3%81%88%E3%81%84%E3%81%AB%E3%81%A4%E3%81%84%E3%81%A6%E3%81%AE%E3%81%8A%E8%A9%AB%E3%81%B3%E3%81%A8%E3%81%8A%E7%9F%A5/
◎スタッフクリエイト、個人情報5814件がネット上で閲覧可能に
人材派遣業のスタッフクリエイト(本社:徳島県徳島市)は3月26日、同社Webサイトのフォームから入力された個人情報5814件が、ネット上で閲覧可能な状態になっていたと発表した。最大で523件の情報が閲覧された可能性がある。同社によると、外部から情報流出について問い合わせがあり、社内調査を行った結果、求人エントリー、登録予約申込、インターネット仮登録、お問い合わせ、メール会員の各フォームから入力された内容が、閲覧可能になっていたことが分かった。同社では発覚後、ただちに閲覧できない措置を取り、すべてのフォームとWebサイトの公開を停止した。サイトのフォームを利用していていない人の情報や、同社内で管理している登録スタッフデータベースの情報は流出していない。同社は、情報管理と法令遵守に関する指導・教育等を徹底するとともに、原因の究明と再発防止に取り組んでいくとしている。
・個人情報流出に関するお詫び(スタッフクリエイト)
http://staffcreate.com/
◎九州通信ネットワーク、サービス申込画面に他の顧客の情報が誤表示
電気通信事業等を行う九州通信ネットワーク(本店:福岡市中央区)は3月25日、同社が提供するスマートフォンサービス「BBIQスマホSIM d」等の申込み受付において、システムの不具合により、申込者の情報が他の申込者の受付画面に表示されたと発表した。同社によると、3月24日、同社サイトで「BBIQスマホSIM d」のタイムセール申込受付を行った際に申し込みが集中し、Web申込受付システムで不具合が発生。これにより、「BBIQスマホSIM d」「UQ mobile」「端末ショップ」「特選ショップ」の受付画面にログインした顧客のうち161名の情報が、他の顧客の受付画面に表示された。誤表示された情報は、氏名、郵便番号、住所、生年月日、性別、電話番号、メールアドレス。また、顧客53名の氏名が、他の顧客宛ての「お申込内容確認メール」に誤記載された。該当者にはメールと電話で経緯を説明して謝罪する。同社は今回の事象を踏まえ、個人情報保護の管理徹底に努めていくとしている。
・「BBIQスマホSIM d」等のお申込み受付時のシステム不具合に伴う一部お客さま情報の誤表示による漏えいについて(九州通信ネットワーク)
http://www.qtnet.co.jp/massmedia/2015/20150325.html
◎第一生命保険、顧客情報270件含むマイクロフィルム紛失
第一生命保険(本店:東京都千代田区)は3月24日、顧客情報270件が含まれるマイクロフィルムを紛失したと発表した。同社によると、フィルムに収録されていた情報をイメージデータ化して自社サーバーに保管する作業を進める中で、顧客情報を収録したフィルムを1枚、証券番号など社外の第三者が個人を特定できない情報を収録したフィルムを1枚、合計2枚紛失していたことが判明した。顧客情報を収録したフィルムは1992年4月に作成したもので、契約者名、被保険者名、住所、生年月日、証券番号、口座情報などが270件含まれている。フィルムが不正に持ち出された形跡は認められず、社内で誤廃棄した可能性が高いという。情報が不正に利用された事実は確認されていない。また、紛失したフィルムを読み取るためには専用の機器が必要で、社外で第三者が容易に読み取ることはできない。同社は、顧客情報の管理について職員に徹底し、再発防止に努めるとしている。
・お客さま情報の紛失について[PDF](第一生命保険)
http://event.dai-ichi-life.co.jp/company/news/pdf/2014_105.pdf
◎熊本市、公民館自主講座講師43名の個人情報をホームページに誤掲載
熊本市は3月24日、市ホームページ上で公開した花園公民館の自主講座案内の記事の中に、講師の個人情報が含まれていたと発表した。市によると、2月18日から3月14日の間、全49講座の講師43名の氏名、住所、電話番号、生年月日、年齢が閲覧可能だった。2月6日に公民館担当者が講座案内のページを作成しようとして、別の担当者から受け取ったExcelファイルを、中身を十分に確認しないまま添付。作成した講座案内を紙情報として出力し決裁を受け、当該ページは2月18日に公開されたが、3月14日になって、公民館の別の職員が、Excelファイルの中に別シートとして講師の個人情報が含まれていることを発見した。当該Excelファイルには24件のアクセスがあった。被害等は確認されていない。市は、ファイルを添付する際に別シートのデータに気付かなかったこと、決裁等での確認が紙情報のみだったこと、公民館等のホームページ更新については広報課が電話だけで承認を行っていたことが原因だとし、再発防止に努めるとしている。また今後、データをPDF化して掲載するよう徹底するという。
・個人情報(43名分)のホームページへの誤掲載について(熊本市)
http://www.city.kumamoto.jp/hpKiji/pub/detail.aspx?c_id=5&id=8590&class_set_id=2&class_id=2251
◎三田市、「放課後児童クラブ」嘱託職員が児童14人分の個人情報記載書類を紛失
兵庫県三田市は3月23日、「放課後児童クラブ」の嘱託職員が児童14人分の個人情報が記載された書類を紛失したと発表した。報道によると、職員は20日、個人情報が記載された児童クラブの入所申請書類を、名簿作成などのために自宅に持ち帰った。21日夜に作業を終え、書類を鞄に入れて自宅1階に置いた。22日朝になって鞄がなくなっていることに気付いた。書類には、2015年度に市立小学校の1~4年生になる14人分の個人情報が記載されていた。自宅近くで空き巣被害があったため、鞄も盗難の恐れがあるとして警察署に被害を届け出た。職員から紛失の連絡を受けた市は、23日から該当する児童の自宅を訪問し、保護者に謝罪している。市は個人情報を記載した書類を自宅へ持ち帰ることは個人情報保護の方針から逸脱した行為であるとして、今後は注意を徹底していくとしている。
・三田市
http://www.city.sanda.lg.jp/s
◎ハローワーク甲府、個人情報含む書類1名分を紛失
山梨労働局(山梨県甲府市)は3月23日、甲府公共職業安定所(ハローワーク甲府)において、個人情報が記載された再就職手当支給申請書類1名分を紛失したと発表した。報道によると、紛失したのは2014年12月26日に申請者から提出された書類で、申請者の氏名、住所、再就職先の事業所名、賃金、口座番号などが記載されている。職員が2月27日、処理状況を確認しようとして紛失に気付いた。申請者には謝罪し、再度書類を提出してもらった。山梨労働局は、職員に再発防止策の徹底を指示したという。
・山梨労働局
http://yamanashi-roudoukyoku.jsite.mhlw.go.jp/home.html
◎群馬銀行、印鑑票2384枚を紛失 睡眠口座の印鑑票6546枚も紛失
群馬銀行(本店:群馬県前橋市)は3月23日、134か店で、顧客情報が含まれる印鑑票2384枚を紛失していたと発表した。同行によると、印鑑票を本部集中保管するための移行作業を進める過程で紛失が判明した。印鑑票には、氏名、住所、生年月日、電話場号、口座番号、印影等が記載されている。また、1985年から2014年までの間に睡眠口座として別保管していた印鑑票についても、6546枚の紛失が判明した。内部調査の結果から、営業店で保管していた期間中に誤って廃棄処分(シュレッダーによる破砕、溶解または焼却処理)した可能性が高く、外部へ情報流出した可能性は極めて低いという。情報が不正に利用されたとの連絡や、不正使用の事実は確認されていない。睡眠口座以外の該当口座の顧客には、印鑑票の再作成を依頼する書面を発送する。同行では、印鑑票の本部集中保管により、今後、紛失や誤廃棄が発生しない体制を構築したとしているほか、情報管理に関する厳格な取扱いを全行員に徹底するという。
・印鑑票の紛失について(群馬銀行)
http://www.gunmabank.co.jp/info/news/270323.html
◎東京都板橋区立小、児童32名の成績データ含むUSBメモリー紛失
東京都板橋区教育委員会は、区立小学校の教員が児童32名の成績データが入ったUSBメモリーを紛失したと発表した。報道によると、教員は3月23日、職員室で私物のパソコンを使って成績データを作成し、データをUSBメモリーに保存。帰宅後、メモリーがないことに気付いた。メモリーには、担任する2年生1クラス32名分の氏名や成績データが保存されている。個人情報が流出した事実は確認されていないという。
・東京都板橋区
http://www.city.itabashi.tokyo.jp/