◎泉南市、個人情報11件含む裏紙に公文書を印刷、29先に送付
大阪府泉南市は4月6日、個人情報が記載された裏紙が「児童手当額改定通知書」の印刷に使われて、個人情報11件が流出したと発表した。市によると、本来破棄すべき個人情報が記載された裏紙が公文書用紙に紛れ込み、これに通知書を印刷して発送した。3日、通知書を受け取った人からの連絡で事態が判明した。流出したのは、住民基本台帳、住民税課税台帳、児童扶養手当管理台帳に関係する個人情報11件で、これらの情報が裏面に記載された通知書が29通送られた。6日の時点で、29通のうち28通を回収済み。情報が流出した11件のうち10件に謝罪したという。市は、個人情報の取り扱いについて保護と管理の徹底を図るとしている。
・個人情報の流出について[PDF](泉南市)
http://www.city.sennan.osaka.jp/hisyo/press/h2704/kojinzyouhou.pdf
◎東京ガスエネルギー、顧客情報25件含む領収書綴りを紛失
東京ガスエネルギー(本社:東京都中央区)は4月6日、顧客情報が記載された領収書冊子等を紛失したと発表した。同社によると、同社西部支社の作業員が5日午前11時55分頃に杉並区の顧客宅でプロパンガス(LPG)の使用停止作業と料金精算を行い、午後0時30分頃に帰社後、領収書冊子等を入れていたクリアケースの紛失に気付いた。領収書冊子には、使用済み25枚、未使用5枚の領収書が綴られており、顧客25件の氏名、LPG使用量、領収金額、領収日等が含まれている。クリアケースには他に、未使用の「預り保証金返金用領収書」4枚も入っていた。同社では作業訪問先や事務所内、車両等を捜索したが発見には至らず、同日、杉並警察署に紛失の届出を行った。顧客情報が外部に流出し利用された事実は確認されていない。該当の顧客のうち、連絡先を把握している顧客については、説明と謝罪を行う。同社は、再発防止に努めていくとしている。
・お客さま情報が記載された「領収書(冊子)」等の紛失について[PDF](東京ガスエネルギー)
http://www.tgenergy.co.jp/important/docs/2015.4.6.pdf
◎矢吹町立保育園、園児20名の情報含むUSBメモリー紛失
福島県矢吹町は4月6日、町立あさひ保育園の保育士が、最大で園児20名の個人情報が保存されたUSBメモリーを紛失したと発表した。報道によると、メモリーには、園児の氏名、生年月日、顔写真などが保存されている。紛失したのは3月末で、警察に届け出済み。情報の外部への流出は確認されていないという。
・矢吹町
https://www.town.yabuki.fukushima.jp/
◎吹田市立中、美術科教諭が生徒計515人分の個人情報含むUSBメモリー紛失
大阪府吹田市教育委員会は4月6日、市立千里丘中学の美術科の教諭が、生徒515名分の個人情報を含むUSBメモリーを紛失したと発表した。報道によると、教諭は3月22日に職員室でメモリーを使用し、2日後の24日に紛失に気づいた。自宅には持ち帰っていないため、校内を中心に探したが見つかっていない。これまでのところ、悪用されたという報告はない。同市では昨年12月にも他の市立中学で教諭が生徒181名の氏名や成績などが含まれるUSBメモリーを紛失している。
・吹田市
http://www.city.suita.osaka.jp/home.html
◎清須市、DV等被害者の住民票を加害者に誤交付
愛知県清須市は4月5日、DV等被害の支援措置で交付制限がある元住民の住民票の写しを、誤ってDV等加害者に交付したと発表した。市によると、2014年5月26日、加害者が清洲市民サービスセンターで戸籍謄本と住民票の写し(世帯全員分)の交付を請求。交付請求を受け付けた派遣職員がセンター所長を通じて市役所担当課に確認したところ、戸籍謄本の発行禁止が解除されたため、支援対象者の除票の情報を含めた住民票の写しを発行してもいいと誤解し、交付した。住民票の除票には引越し先が記載されている。戸籍謄本の発行禁止を解除した市の担当者は、センター所長に対し、支援対象者の戸籍の附票と住民票の除票は発行しないよう連絡していたが、所長はこれを派遣職員に伝達していなかった。市は再発防止のため、住民票交付システムにおいて支援措置申出者の発行禁止措置を新たに設定するほか、交付請求者の本人確認の実施、使用目的の確認や、交付時のチェック体制強化等を行うとしている。
・住民票の写しの誤交付のお詫び(清須市)
http://www.city.kiyosu.aichi.jp/kurashi_joho/todokede_toroku_shomei/owabi_m_shimin20150402150039073.html
◎ワイス・ワイス、メルマガに顧客情報含むファイルを誤添付
雑貨店「WISE・WISE tools」を運営するワイス・ワイス(東京都渋谷区)は4月3日、顧客631名の情報を含むExcelファイルをメールマガジンに誤添付し、1401先に送信したと発表した。同社によると、4月3日午前11時、「WISE・WISE tools 奥伊勢 家族でお茶づくりの会」という件名のメールマガジンにファイルを誤添付し送信した。ファイルには、WISE・WISE toolsオンラインショップで会員登録をした顧客631名の氏名、性別、自宅住所、電話番号、メールアドレス、会員IDと、任意登録の生年月日、携帯電話番号、会社の住所と電話番号が含まれている。メールマガジンの送信先は、送信希望者、ワイス・ワイスメンバーズカード登録者、同社社員と名刺交換をした顧客。ECサイトへの不正ログインは確認されていない。メルマガ送信先には電話で謝罪し、当該ファイルの削除、消去を依頼した。同社は、メール送信時の作業手順を見直すなど、セキュリティ体制の整備を進め、再発防止に取り組んでいくとしている。
・個人情報の流出事故について(お詫びとご報告)(ワイス・ワイス)
http://www.wisewise.com/archives/150403/
◎宮城県産業技術総合センター、メール誤送信でメルアド26名分流出
宮城県産業技術総合センター(仙台市泉区)は4月3日、メール26通を送信先のアドレスが表示される状態で一斉配信し、メールアドレスが流出したと発表した。同センターによると、4月1日午後2時32分、特定機器利用のための依頼様式や料金の変更について利用企業にメールを送る際に、操作を誤った。当該メールの送信先は17社26名。送信直後に他の職員が気付き、メールと電話で全配信先に謝罪し、当該メールの削除依頼を行った。被害等の連絡は入っていない。同センターは再発防止のため、メール送信時には確認メッセージを表示する、宛先数を制限するなど、誤送信の防止措置を徹底するとともに、送信時の複数職員による確認を徹底するなどの対策をとるとしている。
・電子メールの誤送信によるメールアドレスの流出について(宮城県産業技術総合センター)
http://www.mit.pref.miyagi.jp/info/index.html
◎横浜国立大、入学式会場で新入生1814名の名簿盗難
横浜国立大(横浜市保土ヶ谷区)は4月3日、同日行った入学式の受付において、全学部1年生1814名の氏名、学籍番号、所属学部・学科、生年月日などが記載された名簿を紛失したと発表した。同大学によると、横浜市内の体育館で行われた入学式の会場で、受付の職員が10分ほど目を離した間に、机上にあった名簿4冊のうち1冊がなくなった。同大では警察へ届け出て、新入生には学籍番号を変更して学生証を再発行することにした。同大は、再発防止の対策を徹底するとしている。また、情報がなりすましに利用されるおそれがあるとして、新入生に注意を呼びかけている。
・個人情報の紛失について(お詫び)(横浜国立大)
http://www.ynu.ac.jp/hus/koho/13404/detail.html
◎コスモ石油販売京阪神カンパニー、顧客が記入したカード申込書17枚を紛失
コスモ石油販売京阪神カンパニー(神戸市中央区)は4月1日、同社が運営する郡家サービスステーション(大阪府高槻市)において、3月14、16、17、18日に顧客が記入したコスモ・ザ・カードの申込書17枚を紛失した可能性があると発表した。同社は、当該期間に同サービスステーションで申込みを行った人は連絡してほしいと呼び掛けている。同社では今後、関係各官庁の指導を仰ぎながら、該当者へ対応し、再発防止策を講じるという。
・【お詫び】お客様情報の紛失可能性について(コスモ石油販売京阪神カンパニー)
http://cos-keihan.com/blog/?p=29