◎銀座ブロッサム、メール誤送信で顧客のメルアド1162件流出
挙式、イベント会場の銀座ブロッサムを運営するアターブル松屋(本社:東京都中央区)は8月21日、メールの誤送信により顧客のメールアドレス1162件が流出したと発表した。同社によると、8月19日、銀座ブロッサムの担当者が業務上のメールを送信する際、誤ってメールマガジン購読希望者のメールアドレスを一括管理しているフォルダを送信先に指定し、送信した。メールアドレス1162件のうち、実際に送信されたのは730件だった。対象のメールアドレスには謝罪の連絡をした。同社は再発防止のため、個人情報の厳重な管理とメール送信の手順に関する運用マニュアルの構築を行なうとともに、従業員教育を実施し、個人情報の取扱いに関する意識改革に努めていくとしている。
・メールアドレス誤送信に関するお詫びとお知らせ[PDF](アターブル松屋)
http://www.atable-matsuya.com/pdf/info_mail.pdf
◎大原学園、メール誤送信で東京都委託訓練受講者26名のメルアド流出
東京都と、都から委託を受けて公共職業訓練を行っている大原学園(本部:東京都千代田区)は8月21日、東京水道橋校で運営している訓練「国際コミュニケーション・リーガルナレッジ科」において、訓練生26名のメールアドレスが流出したと発表した。発表によると、8月20日午後3時31分、訓練生26名に対し就職状況確認のメールを送る際に、BCCで送るべきところを誤ってTOで送ったことが原因。大原学園では対象者に謝罪のメールを送り当該メールの削除を依頼したほか、都の中央・城北職業能力開発センター再就職促進訓練室(以下、訓練室)からの指示を受けて一人ひとりに電話での連絡も行った。具体的な被害にはつながっていないという。訓練室は大原学園に対し、指導と個人情報漏えい防止策の指示を行った。また、民間委託訓練の全ての受託者に対し、受講生個人への一斉メール送信にあたっては送付先をBCCとするソフト等の導入、又は一斉送信の禁止も含め、個人情報の管理等について徹底を図るという。大原学園は、産業労働局雇用就業部との連携により、個人情報保護の徹底を図るとしている。
・民間委託訓練における個人情報の流出について(東京都)
http://www.metro.tokyo.jp/INET/OSHIRASE/2015/08/20p8l200.htm
・メールアドレス取り扱いエラー報告とお詫び[PDF](大原学園)
http://www.o-hara.ac.jp/topics/0820.pdf
◎中部地区医師会、個人情報記載の胃がん集団検診問診票1名分を紛失
一般社団法人の中部地区医師会(沖縄県中頭郡)は8月20日、沖縄市で実施した「胃がん集団検診」の受診者情報(問診票)を1名分、紛失したと発表した。発表によると、同日午後2時に同会検診センター付近の住民から「書類が散乱している」との連絡を受け、 同会職員が現場に到着したところ、沖縄市胃がん検診受診者の問診票が散乱していた。他の職員も応援に入って付近を捜し、31名中30名分の問診票を回収したが、1名分が見つからなかった。これらの問診票は、胃がん検診車が検診終了後に同会センターへ帰る途中の午後1時頃、後部ドアが開いて落下したものと推測されている。後部ドアが閉じられているかを確認せずに走行したことが原因という。問診票には、氏名、性別、生年月日、住所、既往歴、自覚症状、現在の体調が記載されている。同会は担当課長より該当者に対し、お詫びと今後の対応について電話で説明した。翌日には自宅を訪問して改めてお詫びをした。また、今後の不信な連絡に備えて専用の相談窓口も設置する。同会は今後、原因調査と再発防止のための委員会を設置し、再発防止と個人情報のセキュリティ対策の強化に取り組んでいくとしている。
・本会検診センターの個人情報紛失について[PDF](中部地区医師会)
http://www.chubu-ishikai.or.jp/kensin_center/news/20150820.pdf
◎アイエスエイ、海外研修参加者の個人情報含む書類紛失
海外研修のコンサルティング等を行うアイエスエイ(本社:東京都港区)は8月19日、同社が企画、実施したオーストラリア海外研修中に、添乗員が参加者の個人情報が含まれる書類を紛失したと発表した。同社によると、7月25日から8月5日まで行われた研修中、研修地のオーストラリア南オーストラリア州アデレードにおいて紛失した。添乗員はアデレード空港の航空会社カウンターで、ロストバゲージとなった参加者のスーツケースを受取る際に、個人情報が含まれる書類を使用。後日、紛失に気付いた。紛失したのは、参加生徒16名と引率教員2名の氏名、生年月日、性別、年齢、パスポート番号、現住所、電話番号が記載された参加者名簿と、同じ18名のパスポートコピー、およびアレルギーの状況を記載した書類6名分。不正使用の事実、二次被害が発生した事実は確認されていない。同社は、個人情報保護方針、個人情報取扱規則および細則の徹底を全社員に周知、教育し、個人情報の管理を徹底するとしている。
・個人情報を含む書類の紛失に関して(アイエスエイ)
https://www.isa.co.jp/news.php?keyno=29
◎一橋大学、英語担当講師が履修者108人分の個人情報含む書類を一時紛失
一橋大学(東京都国立市)は8月19日、英語担当の講師が履修者108人分の個人情報を記載した書類を一時紛失したと発表した。発表によると、同大の全学共通教育科目「英語コミュニケーションスキル」を、外部委託業者が雇用する講師が担当している。当該講師は8月1日午後11時30分頃、オフィスから自宅へ帰宅するため、東京メトロ飯田橋駅から乗車した。乗り継いだ電車がJR赤羽駅に到着した際に、足元に置いていたバッグがなくなっていることに気づいた。バッグの中には夏学期成績報告書と出席簿が入っており、履修者108人分の個人情報(氏名、学籍番号、出欠状況)が記載されていた。同大は、該当する履修者に対し、大学が付与しているメールアドレス(Gmail)宛てに、当該事実について連絡した。その後、警視庁遺失物センターから、バッグが発見され保管しているとの連絡があり、8月11日、当該講師と委託業者が紛失書類すべてを回収した。当該する個人情報の不正使用や被害等の事実は確認されていない。同大は、委託業者に対し今後このようなことがないよう、再発防止を強く申し入れた。また。同大教職員に対しても個人情報の取扱いについての注意を喚起した。
・個人情報が記載された書類の紛失について[PDF](一橋大学)
http://www.hit-u.ac.jp/function/outside/news/2015/20150819.pdf
◎大阪市立大学、聴講生11名の成績原簿紛失
大阪市立大学(本部:大阪市住吉区)は8月18日、1991年度の工学部聴講生11名の成績原簿を紛失したと発表した。同大学によると、7月31日に該当年度の聴講生から単位取得証明書の発行依頼があったため、書類保管庫を探したが見当たらず、紛失が判明した。紛失した原簿には聴講生11名、39科目について氏名、生年月日、性別、本籍地、現住所、電話番号、最終学歴、勤務先、科目名と成績などが含まれている。この件に関し、情報流出等の被害報告は入っていない。証明書発行を依頼した聴講生以外の10名については連絡先が分からないため、直接説明ならびに謝罪することができない状況だが、証明書の発行依頼があった場合には、可能な限り発行責任を果たすという。同大学では再発防止のため、事務の適切処理と、文書管理を厳重に行うよう徹底するという。また、現在、学部生と院生の学籍についてはデータベース化を行っているが、今後、聴講生の学籍についてもデータベース化を行っていくという。
・【お詫び】工学部聴講生(平成3年度)の成績原簿の紛失について(大阪市立大学)
http://www.osaka-cu.ac.jp/ja/news/2015/84s6ag
・大阪市立大学工学部科目聴講生の成績原簿の紛失について[PDF](大阪市立大学)
http://www.osaka-cu.ac.jp/ja/news/pdfs/press_150818.pdf
◎千葉県、東京オリンピック強化指定選手の個人情報含む名簿を誤掲載
千葉県は8月14日、2015年度に県が指定した東京オリンピック強化指定選手の個人情報を含む名簿を、誤って県ホームページに公開したと発表した。発表によると、教育庁教育振興部体育課の職員が7月23日、強化指定選手344の名簿から自宅住所、自宅電話番号(一部携帯)などの個人情報を削除し忘れたまま、県ホームページに掲載してしまった。8月10日の朝、強化指定選手の保護者から連絡があり、県ホームページ担当者が当該事実を確認した。個人情報が閲覧可能だった期間は、7月23日午後10時01分から28日深夜まで(約5日間)、および8月7日午後6時03分から10日午前9時20分(約3日間)で、計約8日間である。事態が判明した8月10日、県は直ちに該当ページが閲覧できないよう対処した。同日から電話により、該当選手と保護者、関係競技団体等に、状況説明と謝罪、被害確認をした。11日付で文書により経過報告と謝罪を行い、被害の情報提供、当該個人情報を入手した場合の破棄等のお願いをした。 県は二次被害防止のため、当該個人情報を入手した人に、情報を破棄するよう県ホームページ等で呼びかけている。また今後は、組織内のチェック体制の強化を図り、職員に対し個人情報の適正な取扱いを徹底するなど、再発防止に努めていくとしている。
・教育庁体育課における個人情報の流出について(千葉県)
https://www.pref.chiba.lg.jp/kyouiku/taiiku/press/2015/0814kojinjuhou.html
◎国民年金基金連合会、業務委託先で個人型確定拠出年金届書1件を紛失
国民年金基金連合会(東京都港区六本木)は8月11日、業務委託先が個人情報を記載した書類を紛失したと発表した。発表によると、個人型確定拠出年金届書入力等の業務を委託している外部業者より8月6日、加入申出者の個人情報等を記載した書類1名分を紛失したとの連絡を受けた。紛失した書類は、個人型年金加入申出書(第2号被保険者用)1枚、およびその添付書類1枚で、1名分の個人情報(基礎年金番号、氏名、生年月日、住所、口座番号等)が記載されている。紛失は委託先で7月31日に判明した。同連合会は連絡を受けた後、徹底した調査・捜索を行ったが、発見に至らなかった。調査の結果、委託先の事業所内で他の書類に混在しているか、誤って裁断した可能性が高く、外部に情報が流出した懸念は極めて低いという。これまでのところ、当該情報が不正利用されたという連絡はない。同連合会は加入申出者に対して事情説明とお詫びをし、委託先に対しては個人情報管理の徹底強化を指導した。
・個人情報が記載された書類の紛失について[PDF](国民年金基金連合会)
http://www.npfa.or.jp/401K/news/pdf/kojinjouhoubunnsyo.pdf
◎早稲田アカデミー、夏期合宿中の生徒から預かった携帯電話118台など盗難
学習塾の早稲田アカデミー(本社:東京都豊島区)は8月11日、夏期合宿を行っていた志賀高原のホテルで、生徒325名から預かっていた貴重品48袋分が盗まれたと発表した。同社によると、盗まれたのは財布316名分、携帯電話118台や、音楽プレーヤー、Suica、Pasmoなど。貴重品は各部屋ごとに分けて布製の袋に入れ、ダンボール5箱に入れてあったが、ダンボール箱は残されて袋のみが盗まれていた。ダンボール箱が置かれていたのはホテルの玄関とロビーから続く多目的スペースで、施錠等ができる独立したスペースではなく、ホワイトボードで簡易的に仕切らっているだけだった。夜間3~4時間は無人になることがあり、ホテルの玄関も24時間、出入りが可能な状況だったという。貴重品の所在を確認した最終時刻は8月9日の午前2時頃で、紛失に気付いたのは午前7時前頃だった。同社は管理の手順に明確な落ち度があったとして、被害についてはすべて補償し、見舞金を支払うという。個人情報の流出に関するリスクやその補償に関しても、対策本部を設置して対応する。同社は、貴重品の管理方法について抜本的に見直すとともに、その他のさまざまな領域も含めて改善を図っていくとしている。
・【8月11日】弊社主催夏期合宿における盗難事件に関しまして(早稲田アカデミー)
http://www.waseda-ac.co.jp/info/others/post_122.html
・【8月14日】夏期合宿における盗難事件に関する見解(早稲田アカデミー)
http://www.waseda-ac.co.jp/info/others/814.html
・夏期合宿間中に発生した貴重品の盗難ついて[PDF](早稲田アカデミー)
http://www.waseda-ac.co.jp/info/img/release_20150814.pdf
【8月30日】夏期合宿における盗難事件・その後の状況(早稲田アカデミー)
http://www.waseda-ac.co.jp/info/others/info_ss_05.html