◎アッシュ・ペー・フランス、案内メールをCCで送り、メルアド312件が流出
ファッション関連事業のアッシュ・ペー・フランス(本社:東京都渋谷区)は3月13日、顧客への案内メールをTO(CC)で送信し、312件のメールアドレスが流出したと発表した。発表によると、3月11日午後1時16分頃、同社の店舗「goldie H.P.FRANCE 有楽町店」の社員が10%オフキャンペーンのお知らせを312名の顧客にメールにて送信した際、宛先をTO(CC)で送信してしまった。約9分後に担当者が状況を把握し、誤送信した顧客にお詫びと削除のお願いを個別メールにて送信した。誤送信により流出した顧客情報は312件のメールアドレスで、その他の情報は流出していない。同社は今後、社員教育を再徹底し、社外へのデータ送信方法をより安全・確実なものに見直すなど、再発防止に努めていくとしている。 ・お客様情報の流出について(アッシュ・ペー・フランス) http://www.hpfrance.com/Extra/notice/
◎SPLアネッグ、顧客情報含む業務用携帯電話紛失
システム開発等を行うSPLアネッグ(本社:川崎市多摩区)は3月13日、顧客情報が含まれる業務用携帯電話を紛失したと発表した。同社によると、従業員が3月6日夜、顧客との会食後に訪れた宿泊先のホテルで、会社貸与の携帯電話を紛失していることに気付いた。会食会場や、ホテルに行く前に立ち寄った場所等を捜索し、警察に遺失物の届出を行ったが、発見には至っていない。紛失した携帯電話には、顧客の氏名と電話番号3件と、同社従業員の氏名と電話番号10件が登録されている。携帯電話にはパスワードが設定してあり、情報が第三者に流出したという情報や不正に使われた事実は確認されていないという。同社は再発防止のため、業務用携帯電話を持ち出す際にはパスワードロックを再確認し、ネックストラップ等の落下防止策をとるなどの対策をとるとしている。また、個人情報の保護管理体制について、適切性の確保を図っていくという。 ・個人情報の紛失に関するご報告とお詫び[PDF](SPLアネッグ) http://www.spl-net.com/pdf/release_20150313.pdf
◎ロイヤルネットワーク、就職説明会に参加した学生10名分の個人情報紛失
クリーニングチェーン運営のロイヤルネットワーク(本社:山形県酒田市)は3月13日、合同企業説明会で学生から提出された、個人情報を含む「企業訪問カード」10名分を紛失したと発表した。同社によると、3月3日12時頃、宮城県のグランディ・21で開催された説明会で紛失した。カードには、学生の氏名、卒年、学校種別、学校、現住所、携帯電話番号、休暇中の連絡先、メールアドレスが記載されている。紛失発覚後、すぐにブース周辺を探し、開催事務局に報告したが、発見には至っていない。情報の不正使用等の事実は確認されていない。同社は、再発防止に向け、個人情報保護に関する教育を徹底するとともに、個人情報を含む媒体の管理を徹底するとしている。 ・個人情報の紛失に関するお詫びとお知らせ[PDF](ロイヤルネットワーク) http://www.royal-network.jp/news/20150313.pdf
◎トヨタ生活協同組合、顧客情報3064件含む検針端末機紛失
トヨタ生活協同組合(愛知県豊田市)は3月13日、灯油配達およびプロパンガスを利用している顧客の情報が記録された検針端末機を紛失したと発表した。同組合によると、3月6日午前10時45分頃、灯油配達中に給油をしようとした担当員が、端末機の紛失に気付いた。直ちに警察に紛失の届出をして、近隣や配達ルートを確認したが、発見には至っていない。端末には、契約者の氏名、住所、電話番号が3064件記録されている。紛失した情報の不正使用等の事実は確認されていない。同組合は、使用中の検針端末機から顧客が特定できる個人情報を削除するとともに、個人情報の取り扱いについて意識向上を図り、再発防止に努めるとしている。 ・[お詫び]お客様情報が記録された検針端末機の紛失について(トヨタ生活協同組合) http://www.meglia-net.jp/oshirase/150311/info_150311.html
◎東京都環境公社、住所を誤記載した文書を16名に送付
東京都環境公社(本社:東京都墨田区)は3月13日、住宅用太陽エネルギー利用機器導入促進事業の利用者に送付した文書「平成26年度 太陽光発電システムに設置されている総発電電力量計等の検針について(お知らせ)」16件に、別人の住所を記載していたと発表した。同公社によると、3月10日に送付した当該文書に、システム設置住所として、利用者1名の住所が誤記載されていた。12日に文書を受け取った利用者から指摘があり、事態が判明。同日、送付先に電話で連絡して謝罪し、当該文書の回収について協力を依頼するとともに、住所を誤記載された1名にも電話で謝罪し、事故の概要を報告した。13日には送付先を訪問して謝罪し、文書の回収を行っている。誤記載による被害などの情報は入っていない。公社は、再発防止のため、複数担当者による確認や定期的な状況確認を実施するなど、情報管理の方法を点検するとともに、チェック体制の強化や情報セキュリティ研修の充実を図るとしている。 ・個人情報の流出について[PDF](東京都環境公社) http://www.tokyo-co2down.jp/cmsup/pdf/201503131.pdf
◎JICQA、十数社分のデータ含むUSBメモリーなど紛失
民間のISO審査登録機関である日本検査キューエイ(JICQA、本社:東京都中央区)は3月12日、同社社員が、パソコン、USBメモリ、審査資料の入った鞄をJR車内に置き忘れ、紛失したと発表した。同社によると、紛失したのは3月6日。下車後、すぐに気付いて駅係員に通報し、警察署に紛失届を提出したが、発見には至っていない。パソコンにはセキュリティ鍵がかかっており、通常の方法では内容を閲覧できないが、USBメモリにはセキュリティ鍵がかかっていないという。USBメモリと審査資料には、職員が担当している登録組織十数社の登録組織審査データおよび、1社分の組織マニュアルが含まれており、該当の組織には個別に謝罪している。同社は、発生原因を明確にして登録組織情報のセキュリティ管理体制を見直し、再発防止に努めていくとしている。 ・弊社社員がUSBメモリー及び資料を紛失したことによる情報流出の惧れについて(日本検査キューエイ) http://www.jicqa.co.jp/09info/10company/2015/topics_jicqa_15-03.html
◎愛知県立高校、特性検査結果1クラス分が外部に流出
愛知県立刈谷東高校(愛知県刈谷市)で、昼間定時制課程の生徒三十数名分の個人情報が外部に流出していたことが分かった。報道によると、流出したのは2010年に全生徒を対象に実施した特性検査の結果のうち、1クラス分。10日付の中日新聞によると、2月末以降、市内の公園に落ちていたとする文章とともに、報道機関に匿名で結果のコピーが郵送され、事態が判明した。同校では、検査結果を校内の施錠された部屋に保管していたことから、内部事情に詳しいものが持ち出した可能性があるとみて、警察に相談したという。 ・愛知県教育委員会 http://www.pref.aichi.jp/kyoiku/
◎高橋産業、不正アクセスにより購入顧客のカード情報・最大6581件が流出
額縁のオンラインショップを運営する高橋産業(本社:長野県長野市)は3月10日、不正アクセスにより顧客情報が流出したと発表した。発表によると、2月6日午後7時頃、決済代行会社よりカード情報流出の恐れがあるとの連絡を受け、同日午後9時頃、オンラインでのカード決済を停止した。専門会社に調査を委託し、27日に最終報告書が提出された。調査によると、同社Webサーバーへの不正アクセスにより、暗号化されたカード会員データ(カード会員名、カード会員番号、有効期限、セキュリティコード)が流出した。暗号化された情報は、サーバー内の暗号化キーにより復号化が可能だった。流出したのは、2014年4月2日から2015年2月6日までの期間にカードで購入した全ての顧客で、最大6581件。同社は該当顧客に3月11日に事情説明の案内書を投函し、翌12日より電話で郵便物の到着確認を行う。また問い合わせ窓口としてフリーダイヤルも設置した。各カード会社は流出可能性があるカード番号についてモニタリングを強化し、不正利用の防止に努めている。同社は現在、システムの脆弱性と管理体制の不備について必要な改修を進めている。また、所轄警察署と所轄官庁へ報告し、関係機関と最終報告書の内容を共有したうえで、発表の時期を決めたことを明らかにした。 ・不正アクセスによるお客様情報流出に関するお知らせとお詫び(高橋産業) http://www.gakubuti.net/user_data/20150210.php
◎香川県国民健康保険団体連合会、レセプト5名分を紛失
香川県国民健康保険団体連合会(香川県高松市)は3月10日、個人情報が含まれる診療報酬明細書(レセプト)5名分を紛失したと発表した。当該明細書には患者の氏名、生年月日、保険者番号、傷病名、治療内容などが記載されている。11日付の四国新聞によると、2月23日、職員が紛失に気付いた。不要な書類に紛れ込み、誤ってシュレッダーにかけた可能性が高いという。 ・香川県国民健康保険団体連合会 http://www.kokuhoren-kagawa.or.jp/
◎東京ガス、業務委託先で最大1272件の顧客情報を含むUSBメモリ紛失
東京ガス(本社:東京都港区)は3月9日、業務委託先で顧客情報を含むUSBメモリの紛失があったと発表した。発表によると、同社は応急措置済みのガス漏れ修理作業をカンドー社(東京都新宿区)に外注している。その西部エリアメンテ営業所(東京都世田谷区)が委託する施工班が、「ガス漏れ修理結果報告書」を含むUSBメモリを紛失した。施工班は、同社が作業用端末に登録した顧客情報に作業内容を入力し、「ガス漏れ修理結果報告書」(以下、報告書)を作成。これをUSBメモリにダウンロードするとともに、同報告書をプリントアウトし、カンドー社を通じて同社に提出していた。同社は、当該作業における顧客情報をUSBメモリ等の外部記憶媒体にダウンロードすることを禁止しているが、作業班は最長で2005年7月から2013年9月まで、この方法で報告書を作成・提出していたという。同社は通報を受け、カンドー社と当該施工班にUSBメモリの紛失について確認したところ、当初使用していたUSBメモリ7個のうち2個が保管されていないことが判明した。保管されていた5個のUSBメモリには1079件の報告書が残っていたが、施工班が上記期間中に作成した報告書は2351件あったことから、紛失した2個のUSBメモリには、最大で1272件の報告書が入っていたものと推測される。この1272件の報告書に含まれる顧客は、世田谷区、杉並区、練馬区、武蔵野市、三鷹市、調布市、小平市、日野市、狛江市、清瀬市、東久留米市、多摩市、稲城市、西東京市の一部の顧客で、報告書には住所、氏名、お客さま番号、敷地内のガス管修理内容等が記載されている。これまでにこれらの顧客情報が外部に流出し利用された事実は確認されていない。USBメモリの紛失が判明したのは3月5日で、カンドー社は3月6日に西部エリアメンテ営業所の所轄の成城警察署に紛失を届け出た。同社とカンドー社は、準備が整い次第、該当顧客に個別に連絡して事情説明とお詫びをする。同社は顧客情報を外部記憶媒体にダウンロードすることを禁止している旨を関係する委託会社ならびに施工班に改めて周知徹底し、再発防止に努めていくとしている。 ・お客さま情報が入ったUSBメモリの紛失について(東京ガス) http://www.tokyo-gas.co.jp/important/20150309-01.html