携帯電話で他人にメールを送ることを強要する「チェーンメール」が長崎県、福島県、富山県などの中・高校生の間に広がっている。
長崎県で発見された「チェーンメール」は、姫路市で惨殺された19歳の女性の友人を名乗り、「(メールを)止めた人間の居場所を突き止め、怪しいと判断した場合、殺す」と、24時間以内に9人に転送するよう要求する内容。長崎県警は、5月11日に県内の小、中、高校に注意を呼びかける文書を送付した。
同様の「チェーンメール」は、福島県でも出回っている。同県教委は16日までに各学校に対し、チェーンメールを止めるよう児童生徒に指導を求める通知を出した。
富山県の「チェーンメール」は、受信したメールを複数に送信しないと高額な通信料金を請求するという内容。同県消費生活センターは、18日までに中・高校に注意を促す文書を配布した。
(2005/05/19 ネットセキュリティニュース)
■チェーンメールとは現代版不幸の手紙(長崎県警 PDFファイル)
http://www.npp-unet.ocn.ne.jp/a21seian/b07cyber/HP/chainmail.pdf
■福島県教育委員会
http://www.pref.fks.ed.jp/
■富山県消費生活センター
http://www.pref.toyama.jp/branches/1731/1731.htm