日本航空は23日、日航機に搭乗した乗客355人分の使用済み航空券を紛失したと発表した。紛失した航空券は、4月23日アムステルダム発、4月24日成田発の全6便369枚(355人分)で、もっとも多いのは、4月23日アムステルダム発、翌24日成田着(JAL412便)の320枚。
紛失した航空券に記載された情報は、氏名、全体の旅程、予約番号等で、クレジットカードで支払った場合には、カード番号も記載されている。少なくとも48人分はカード番号が記載されており、さらに増える可能性もあるという。
これら航空券369枚は、4月24日に日航本社への搬送手続きがとられているが、日航本社には届かなかった。関連部署など捜査しても発見できず、23日、個人情報漏えいとして国土交通省に届け出ると共に、購入者への説明と謝罪を開始した。
(2005/05/24 ネットセキュリティニュース)
■国際線集札航空券の紛失に伴う個人情報漏洩のおそれについて
http://www.jal.com/ja/other/info2005_0523.html