マイクロソフトは15日、6月度の月例セキュリティパッチを公開した。
セキュリティ更新プログラムの内容は、Windowsが、最も深刻な「緊急」を含む7件。WindowsとMicrosoft Services for UNIXに影響する「警告」1件。Microsoft Internet Security and Acceleration (ISA) Server と Small Business Serverに影響する「警告」1件。Microsoft Exchangeに影響する「重要」1件。
・Windows
[緊急] SMB(Server Message Block):リモートコードが実行される脆弱性
[緊急] HTMLヘルプ:リモートコードが実行される脆弱性
[緊急] Internet Explorer:累積パッチ
[重要] ステップバイステップ インタラクティブ:リモートコードが実行される脆弱性
[重要] Outlook Express:リモートコードが実行される脆弱性
[重要] Web Client Service:リモートコードが実行される脆弱性
[警告] Microsoft Agent:スプーフィングの脆弱性
・Windows と Microsoft Services for UNIX
[警告] Telenetクライアント:情報が漏洩する脆弱性
・Microsoft Internet Security and Acceleration (ISA) Server と SmallBusiness Server
[警告] ISA Server 2000:累積パッチ
・Microsoft Exchange
[重要] Outlook Web Access for Exchange Server 5.5:クロスサイトスクリプティング攻撃の脆弱性
(2005/06/15 ネットセキュリティニュース)
■2005年6月のセキュリティ情報(マイクロソフト)
http://www.microsoft.com/japan/security/default.mspx
■Windows Update(マイクロソフト)
http://windowsupdate.microsoft.com/