多人数同時参加型のオンラインゲームとして人気が高い「ラグナロクオンライン」を運営するガンホー・オンライン・エンターテイメント(東京・千代田区)は28日、「ラグナロクオンライン」のゲームデータベースが27日に不正アクセスを受け、502件のアトラクションIDとパスワードが改ざんされたと発表した。
改ざんされたIDとパスワードは、ゲームの各アトラクションにログインする際に必要なもの。顧客情報を管理するIDとは別であり、個人情報への不正アクセスや漏えい・改ざんは行われていないという。同社は、原因究明の調査を継続し、該当する顧客には別途連絡をとって対応を進めている。
「ラグナロクオンライン」は韓国で開発され、日本では同社が独占的に提供しているMMORPGと呼ばれるオンラインゲームで、一度に数百人から数万人以上のプレイヤーが参加する多人数同時参加が特徴。2002年12月に正式サービスを開始し、2005年4月にはアトラクションID数が100万に達する急成長を遂げた。同時接続者数は最大で10万6千人に及ぶという。
(2005/06/29 ネットセキュリティニュース)
■当社ゲームデータベースへの不正アクセスについて(ラグナロクオンライン)
http://www.gungho.jp/important/2005_06_28.asp