熊本学園大学(熊本県熊本市)は3日、事務室から業務用デスクトップ型パソコン1台が5月26日に紛失し警察署に盗難届を提出したと発表した。
紛失したパソコンには、在学生と一部卒業生の個人情報データが保存されており、一部報道では約4万2000人分としている。保存されていたデータは、作業用に本体から一部分をコピーしたもので、在学生については本人の住所、氏名、生年月日、成績、保護者の連絡先などが記されている。卒業生(1989月~2005年3月卒業)については、卒業時の住所、氏名、生年月日、成績、保護者の連絡先などの個人情報が含まれていた。
同学によると、紛失したパソコンには、可能な限りのアクセス制限が処してあり、誰もが容易に利用できない状態にあり、現時点では情報漏えいにつながる動きは確認されていないという。また今後は、再発防止に向けて施錠の注意徹底、パソコンの厳重管理などに努めたいとしている。
(2005/06/03 ネットセキュリティニュース)
■個人情報を含むパソコンの紛失について(熊本学園大学)
http://www.kumagaku.ac.jp/cgi-bin/news2/detail.cgi?id=20050603105857
■熊本学園大学
http://www.kumagaku.ac.jp/