消費者金融のクレディア(本社・静岡市駿河区)は6日、同社千葉支店(千葉市中央区)で約1万3,000件の顧客情報が流出した可能性があると発表した。
顧客情報の流出は、すでに廃棄されているはずの1996年当時の契約が成立しなかった顧客の申込み受付用紙2枚が、同支店にファックスで送られて来たことから判明したもの。調査の結果、同支店の1996年4月から1998年12月までの申込み受付用紙、推定1万3,000件程度の廃棄状況が分からず、流出した可能性があるという。
同社は6~7日に予定していた、公募による69万株の新株式発行と、自己保有株31万株の売り出しを、当該事実の確認、情報の周知および投資家保護の観点から急遽中止した。今のところ顧客から被害に関する申し出はないが、今後は社内ルールの徹底と情報管理体制のよりいっそうの強化・充実に取組むとしている。
(2005/07/07 ネットセキュリティニュース)
■お客様情報の流出について(クレディア)
http://www.credia.co.jp/corporate/pressrelease/release050706_2/index.html
■新株式発行、自己株式の処分及び株式売出し中止に関する取締役会決議のお知らせ(クレディア)
http://www.credia.co.jp/corporate/pressrelease/release050706/index.html
■クレディア
http://www.credia.co.jp/