富士通は5日、業務委託先の社員が、秋田・長野・石川各県警察本部の通信指令システムに関する情報が入ったノートパソコンを、6月28日に千葉県内で紛失していたと発表した。
紛失したノートパソコンに格納されている情報はすべて技術情報で、(1)通信指令システムの一部の設計書、(2)通信指令システムの一部のプログラム、 (3)通信指令システムの障害調査時に使用したログデータ の3種。同社は、第三者には容易に理解できない内容であるため、拾得者が内容を理解できる可能性はきわめて低いとし、「悪用されるおそれは想定しにくい状況」としている。
(2005/08/08 ネットセキュリティニュース)
■お客様の情報の紛失について(富士通)
http://pr.fujitsu.com/jp/news/2005/08/5-2.html