マイクロソフトは14日、Windows XP、Windows 2000、Windows Server 2003用のウイルス駆除ツール「悪意のあるソフトウェアの削除ツール」の最新版を公開した。
最新版は、同ホームページ上からのオンラインスキャン、「Microsoft Update」での配布、ダウンロードセンターからのダウンロードで提供。Windows XP と Windows Server 2003 SP1に関しては、「Windows Update」でも提供される。
今回リリースされたツールでは、新たに「Gael」と「Yaha」に対応。Windowsのプラグ&プレイの脆弱性を狙う「Esbot」や「Zotob」の亜種なども追加されている。
なお、本日予定されていた9月度のセキュリティ修正パッチは、品質上の問題から公開が見送られたため、新規の公開はない。配布を予定していたセキュリティ以外の優先度の高い更新プログラム1件に関しては、不具合を修正した「Windows 2000 UR1」が再リリースされており、「Microsoft Update」などから入手できる。
(2005/09/14 ネットセキュリティニュース)
■悪意のあるソフトウェアの削除ツール
http://www.microsoft.com/japan/security/malwareremove/default.mspx
■Microsoft Update
http://update.microsoft.com/microsoftupdate/
■ダウンロードセンターの最新版
http://go.microsoft.com/fwlink/?LinkId=40587