IPA(情報処理推進機構セキュリティセンター) は9月30日、一般家庭のユーザーや社内でのパソコン利用者向けに、「ボット対策のしおり」と「スパイウェア対策のしおり」を作成したと発表した。
ボットもスパイウェアもインターネット犯罪に使用されるケースが増加している。ボットに感染した場合、外部から悪意ある第三者に操られ、気づかぬうちにスパムの大量送付などの犯罪に加担させられる可能性がある。また、スパイウェアには、個人情報など重要な情報を盗むものの他、バックドアと呼ばれる悪意あるプログラムを送り込むための侵入路を作り出す機能などが付加されたものもある。
今回作成された2種のしおりは、それぞれの定義や感染経路、対策について図解を使用し分かりやすく解説している。どちらもIPAのサイトからPDAファイル形式でダウンロードできる。
(2005/09/30 ネットセキュリティニュース)
■対策のしおり - ボット対策、スパイウェア対策 (IPA)
http://www.ipa.go.jp/security/antivirus/shiori.html
・ボット対策のしおり[PDF](IPA)
http://www.ipa.go.jp/security/antivirus/documents/bot_guide.pdf
・スパイウェア対策のしおり[PDF](IPA)
http://www.ipa.go.jp/security/antivirus/documents/spyware_guide.pdf