宮崎県宮崎市立生目台西小学校の児童53人の成績などが、同県三股町立三股小学校の教諭の個人ホームページ(HP)に掲載されていたことが今月15日に判明。同校では24日、全保護者を対象に説明会を開き、流出に関係した教諭らが流出の経緯を説明し謝罪した。
流出したのは、2年前に生目台西小4年生3クラスの学級編成に使用した資料の一部で、2クラス分53名の児童の氏名や生年月日、成績、家庭環境などを表組みに記載したもの。当時学級編成を担当した男性教諭が、個人情報を削除するのを忘れたまま当該データをフロッピーディスク(FD)に保存し持ち帰っていた。同教諭は昨春、三股小へ転勤し、同校の男性教諭にこのFDを提供。受け取った教諭は、個人情報が含まれているとは知らず、今年3月に学級編成の資料として自分のHPにそのまま掲載したという。
今月15日、宮崎市教育委員会への匿名電話で流出が判明。同日、同市教委は両教諭に連絡し、当該データは19日までに削除され、HPも閉鎖した。
(2005/10/26 ネットセキュリティニュース)
■宮崎市
http://www.city.miyazaki.miyazaki.jp/
■宮崎県教育委員会
http://www.pref.miyazaki.lg.jp/index/org/kyoiku/