IT国家戦略を支援する独立行政法人情報処理推進機構(IPA、東京都文京区)は18日、同機構が今月24日に開催する「IPA Forum 2005」運営事務局のWebサイトで、参加申込者14名の個人情報を誤送信したと発表した。
同サイトは、イベント開催にあたって広告代理店のビッグビート(東京都千代田区)に管理運営を委託したもの。同機構によると18日、参加申込みをWebサイトで受付けて返信する際に、総計14名の氏名、会社名、所属部署名、役職名が誤って送信されたという。
委託先のビッグビートによると、送信作業の直後に事態を把握し、同時に受信者からの問合せがあったため、早急に対応策をとるべくIPAに報告したという。報告を受けた同機構では、ただちに該当者に事実報告と謝罪をし、必要な対応を講じる旨を連絡。委託先に対しても、関係者への謝罪などの対応策を指導したという。
同機構は、委託先への指導も含め個人情報保護の強化、徹底に努めたいとしている。
(2005/10/21 ネットセキュリティニュース)
■「IPA Forum 2005」参加申込者情報の誤送信のお知らせとお詫び(IPA)
http://www.ipa.go.jp/about/info/20051018.html
■「IPA Forum 2005」参加申込者情報の誤送信についてのご報告とお詫び(ビッグビート)
http://www.bigbeat.co.jp/apology.html