信販会社の楽天KC(旧国内信販、本社・福岡市博多区)は12日、顧客情報1,186件の流出を確認し、最大でクレジットカード情報420件分を含む5,518件の個人情報流出の可能性があると発表した。
同社によると、顧客リストを拾ったという情報が寄せられ、内容を調査したところ、国内信販時代の東京支店(東京都千代田区)で管理していた顧客リストであることがわかった。リストには昨年5月から10月までに登録された個人情報1,186件が記載されており、情報内容は、顧客の氏名、自宅と勤務先の電話番号、クレジットカード番号を含む契約番号、契約金額、振替口座など。今回確認された情報以外にも東京支店で保管していたリストが外部に持ち出された可能性があり、最大で5,518件流出の可能性があるという。
同社は、当該顧客には直接連絡をとってお詫びと状況説明を行っているといい、クレジットカード420件分についてはカードの切替えを行うとしている。また、現在のところ流出した契約番号を使った不正取引は確認されていないが、不正取引が判明した場合は全額補償するとしている。
(2005/10/13 ネットセキュリティニュース)
■個人情報の流出について(楽天KC)
http://www.kcnet.co.jp/p/kc-net/oshirase/051012/index.html
■楽天KC
http://www.kcnet.co.jp/