海外開発センター(大阪市西区)は13日、同社が運営する割引特典付カード「TopRankers(トップランカーズ)」の会員宛てに、9,489名分のクレジットカード情報を含む9,493件の顧客情報を誤ってメール送信したと発表した。
発表によると同社は、クレジットカードの有効期限が今年10月以前のTopRankers の顧客に対し、データ更新を再度依頼するメールを7日から11日にかけて送信した。その際、誤って顧客データのファイルを添付してしまったという。11日にメールを受信した顧客から電話連絡があり、発覚した。
流出した個人情報の内容は、TopRankers にクレジットカード登録している顧客の住所、氏名、電話番号、メールアドレス、クレジットカード番号、有効期限、勤務先など。流出件数9,493件のうち9,489件がクレジットカード情報を含む個人情報で、4件がクレジットカード情報を含まない個人情報という。当該メールは、最大で183件配信されたことが確認されている。
同社は、当該メールを受信した可能性がある顧客に削除を依頼すると共に、情報が流出した顧客9,493名に対し説明と謝罪をしているという。また、加盟店契約カード各社に流出したカード番号を報告し、不正使用を防ぐモニタリング等の対応を依頼した。
(2005/10/17 ネットセキュリティニュース)
■ TopRankersに関わる個人情報の流出について[PDF](海外開発センター)
http://www.ohr.jp/press20051013.pdf
■ 海外開発センター
http://www.ohr.jp/
■ TopRankersCardeLIO
http://www.trcard.jp/