ソフトウェアやコンピュータ関連機器の開発、製造を行うセキュリティフライデー(神奈川県藤沢市)は13日、パスワードの強さをゲーム感覚で競い合うソフトウェア「認術大会」の無償配布を開始した。
パスワードの強さは、ハッカーの推測アルゴリズムをベースにWindowsのLM(LAN Manager)認証の強度を計算して診断する。順位が表示されるので他のユーザーと強度を競い合うことができ、楽しみながら強いパスワードをつくる意識やコツを習得できるという。
動作OSはWindows2000/XPで、FlashPlayer6以降が必要。なお、同ソフトは入力されたパスワードを記録しない。ただし、パソコンにスパイウェア等が仕掛けられていた場合にパスワードを盗まれる恐れがあるとして、セキュリティフライデーでは、実際に使っているパスワードではなく、新しいパスワードをつくって挑戦するよう勧めている。
(2005/12/16 ネットセキュリティニュース)
■ パスワード教育用フリーソフトウエア 認術大会(セキュリティフライデー)
http://www.securityfriday.com/jp/contents/ninjutsutaikai.htm