マイクロソフトは14日、12月度の月例セキュリティパッチを公開した。公開されたセキュリティ更新プログラムの内容は、最も深刻な「緊急」を含む2件。
「緊急」に分類されている「Internet Explorer用の累積的なセキュリティ更新プログラム」の適用により、11月下旬に各国のセキュリティベンダーから警告が出ていた「任意のコマンドが実行されるInternet Explorerの深刻な脆弱性」も修正される。
このほか、新たにソニーBMGの一部のCDに収録された「XCP」に対応した「悪意のあるソフトウェアの削除ツール」の更新バージョンも提供される。
【更新プログラムの内容】
[緊急]
Internet Explorer用の累積的なセキュリティ更新プログラム
[重要]
Windows カーネル:特権が昇格される脆弱性
(2005/12/14 ネットセキュリティニュース)
■Microsoft Security ホーム(マイクロソフト)
http://www.microsoft.com/japan/security/default.mspx
■Microsoft Update
http://windowsupdate.microsoft.com/
■悪意のあるソフトウェアの削除ツール
http://www.microsoft.com/japan/security/malwareremove/default.mspx
■セキュリティ関連ニュース
・Internet Explorerに任意のコマンドが実行される未修正の深刻な脆弱性(2005/11/22)
・SONY BMGの著作権管理ソフトを悪用したウイルス、各社が警告(2005/11/14)