虎の門病院(東京都港区)は24日、同院の医師が580名分の患者の個人情報を含むUSBメモリーを紛失したと発表した。メモリーに含まれていた個人情報の内容は、患者氏名、登録番号、生年月日、年齢、病名、手術日の患者情報。
紛失は21日午前0時半頃、帰宅のため東急田園都市線三軒茶屋駅付近でタクシーから降りた際に、当該USBメモリーが入ったカバンを車内に置き忘れた可能性が高いという。同院では患者情報の持出しには許可が必要だったが、医師は無断で持出していた。
同院は、該当する患者に順次、個別謝罪を行っている。また、今回の事故を重く受け止め、個人情報管理の重要性の周知徹底を図り、再発防止に取り組んでいくとしている。
(2006/01/27 ネットセキュリティニュース)
■個人情報漏洩の恐れについて(虎の門病院)
http://www.toranomon.gr.jp/site/view/contview.jsp?cateid=17&id=381&page=1