海外の複数のセキュリティベンダーは先週16、17日に相次いで、Windows Media Player の脆弱性を突く実証コードが複数公開されたと報告、できるだけ早くセキュリティパッチを適用するよう警告した。
マイクロソフトは15日、このWindows Media Player の脆弱性を修正するセキュリティパッチを公開している。いずれもリモートでコードが実行される 「MS06-005」と「MS06-006」の2件で、公開直後にこれらの脆弱性を狙う実証コードが登場した。
Windows Media Playerのユーザーの多くは自動再生を許容した設定になっているため、悪意のあるWebページを開くだけで感染する可能性がある。早急にWindows のアップデートをお勧めする。
(2006/02/20 ネットセキュリティニュース)
■マイクロソフトのセキュリティ情報(2006年2月15日)
・Windows Media Player の脆弱性により、リモートでコードが実行される (911565)(MS06-005)
http://www.microsoft.com/japan/technet/security/bulletin/ms06-005.mspx
・Windows Media Player プラグインの脆弱性により、リモートでコードが実行され
る (911564) (MS06-006)
http://www.microsoft.com/japan/technet/security/bulletin/ms06-006.mspx
■Windows のアップデートサイト
http://windowsupdate.microsoft.com/
■セキュリティ関連ニュース
・マイクロソフト、2月度の月例セキュリティパッチを公開