IPA(情報処理推進機構)は24日、ゴールデンウィークに備えてセキュリティ対策実施状況を再確認し、万全の体制をとっておくよう注意を呼びかけた。
休暇中は、システム管理者が不在になるため、ひとたび事故が起きると被害が拡大するおそれがある。休暇前には、OSやアプリケーション、セキュリティ対策ソフト等を最新の状態にし、適切なセキュリティレベルを設定。休暇中に使用しない機器に関しては電源を切り、稼動するサーバー等に関しては不必要なサービスを無効化する。また、休暇中の不測の事態に備え、緊急連絡体制も整えておく。
休暇中は自宅のパソコンを使う機会も増えるため、同機構は自宅のパソコン関しても業務パソコンと同様の対策をとるよう勧めるとともに、開発者による脆弱性の回避方法が提供されないWinny(ウィニー)について、利用中止を考えるよう促している。
(2006/04/25 ネットセキュリティニュース)
■ゴールデンウィーク前に対策を(IPA)
http://www.ipa.go.jp/security/topics/alert20060424.html